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体温計を買いに
体温計といっても基礎体温計。何年も使っててなんだかボロくなってきたので新しく買うかあ、と思いつつ先延ばしにしていた。
中途半端に重たい腰をあげて夫と二人で近くのお店へ。小さな店ではないけれど、基礎体温計は一種類しかなく、しかも最後のひとつ。選ぶ余地なし。
幸い、使っていたものと同じメーカーのものだったのでヒョイとそれを購入した。
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帰宅してから夫がよく説明書を読んでくれる。
「予測で測って10秒でいいんだって?」
「え?実測しなくていいの?」
思わず私も説明書をのぞき込む。ずっと実測で測ってきたからだ。大体10分くらいかかるだろうか、睡魔との戦いで気がつくと体温計がその辺に落っこちていたりした。
「えっと、医師から特別指示がある人は実測……って書いてあるよ」
え!
あの睡魔との戦いの年月はなんだったんだ。
私は単に管理したいだけだから予測で測っていいのか。実際に使用して何週間か経ったがあっという間にピピピッと鳴ってくれるのでとても楽である。
基礎体温表はアプリにも入力しているものの、ちまちまと書きたいこともあるのでアナログが好きだ。アナログの書き込み式も買っていたがだんだんとお店で売ってないようになってきた。
まとめて買ってた最後の一冊も使い切って、ここらが潮時かと普通のノートに書き込んでいる。思えばおちびを産む前はこうだったなと書き始めて思い出した。