2024夏休み 高槻JR編
夏休みのはじまり
夏休みがきた。おちびがひとまず一学期を乗り切ったことに安心。
小学校は私の世代(ロスジェネ世代)と違って少し夏休みが短い。私の頃は二学期といえば「九月一日から」という認識だったがおちびは八月の下旬ころには夏休みが終わる。育児をしていく中でたくさんのジェネレーションギャップを感じていく、その中の一つが夏休みの期間。他にも色々違うが今回はお出かけをした話なので割愛する。
行きたいところ
前々から行きたいと思っていた建設中の関西将棋会館。
私は元々将棋に興味があって、縁あって結婚した夫は『そこそこ指せる人』だった。私は『見る将』、つまり見るのが好きなタイプの将棋好き。5手詰くらいの詰将棋なら頑張れば解けるかな。カッコいいと思ってるけど指せない。指せないけどなんだかカッコいい。ミーハーなのか分からないけれど、心惹かれる世界だ。
大阪市内にあった関西将棋会館が今年の秋頃には高槻市に移転されると聞いていたので、是非とも移転前の状態を見てみたかった。現将棋会館はおちびがまだすごく小さいときに連れていったので行ったことある場所はひとまず置いておき。
関西将棋会館に行こう
おちびが夏休みにはいったばかりの週末。
虚弱気味な私の体調はまあまあで。天気もいい。「こりゃ行っとくか」
無意味に勿体ぶって後で体調が悪くなったりしても後悔するだろうし出かけることにした。
まずバスに乗る。JRに乗らなければならないのでそこまで。JRに乗って高槻駅へ。
私は昔に高槻に行っていたことがあったけれど、ほぼ二十年くらい経っているから気持ちは初見。
いざ駅についてもピンとこない。高槻は阪急もあるし、JRのほうはあまり歩いていなかったかも。
夫がマップを見てくれて、言われるままに歩いた。
おちびと手を繋いで「あっついなあー」と言いながら。
関西将棋会館とご対面
少し歩くと遠目からでも
「あっ、あれじゃない?」
という建物が見えてきた。この辺で建設中の大きな建物、ときたら多分そうだろう。
「うわっ!カッコいい!」
思わずはしゃいで言ってしまう。
直線的なデザイン。茶色系であることとか、現在の関西将棋会館と同じようなのだけれど、全然違う。
多分、大きさ自体が違っていると思う。大阪市の関西将棋会館はちんまりとした佇まいだが、新しく建てている会館は大きい。敷地がまず広いのだろうと思う。
スマホを撮りだして写真を撮り始める私達。おちびも「私も撮る!」と、スマホを取り出して撮影していた。歩道なので通行する方たちに配慮して撮影するように注意した。
私が撮りたかったのは会館でもあったのだが、目当ては建物だけではなく工事のプレート。
まず何を建てているのかが表記されていたり、発注者、つまり将棋連盟会長の名前が記されていたりする。後は施工業者と、工事の期間など結構情報が載っている。これを撮っている時が私が一番はしゃいでいたと思う。
「かっこいいー!」
「エモい!」
私は普段「エモい」という言葉を使わない。それでもついつい言ってしまう時ってあるんだな。夫も同じ辺を撮っていて、『将棋連盟会長 羽生善治』の字面にはかなり浮かれていたと思う。
私の感情には「懐かしい」という種のものも含まれていた。高校を卒業して就職したのが建設会社だったから。事務の正社員。何年か勤めていると頭の中は色んな物件の名前でいっぱいだった。
その頃の思い出があるので建築中の建物は戸建て、マンション、種類を問わず興味の対象で「懐かしい」と思う。
だから将棋会館の建設中の現場を外から見れるだけでも何やら有り難い。ドンと構えいて、まだ新しさが見て取れる会館の姿、ワクワクするし家族みんなで来れてよかった。。
前もって予測していたとおり、会館前の歩道は普通の幅なので通行する人の邪魔にならぬよう常に周りを見てサッと撮って、人が映り込まないように配慮しながら撮らせていただいた。
一通り撮って満足したら次に行きたい場所があった。
おわりに
本格的に移転したらその時にはまた家族で来たい。このプチ旅行には続きがあるのでまた書きたいと思う。
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