第23週 日曜日 世界で活躍する女性 吉岡しげ美
はじめに
第23人目の世界で活躍される女性はピアノ弾き語り・作曲家であり音楽家の吉岡しげ美さんです。
吉岡 しげ美(よしおか しげみ)さんは1949年9月11日 東京のご出身です。
子どものプロとしての活動
しげ美さんはまず武蔵野音楽大学音楽教育学科を声楽専攻卒業されます。
その後27歳で日本女子大学児童学科に学士入学されます。
そして同大学院家政学研究科児童学専攻修士課程を修了されます。
その後共栄学園短期大学児童福祉学科教授を経て、西武文理大学サービス経営学部福祉マネジメント学科教授、城西国際大学メディア学部客員教授を歴任されます。
日本の詩に歌を付けて歌う活動
教授としてのお仕事の傍ら1977年より与謝野晶子さん、茨木のり子さん、新川和江さんなど日本の女性詩人の詩に曲をつけ、ピアノの弾き語りを始められます。
84年より金子みすゞさんの詩に、97年からは万葉集に曲をつけ、歌い始められます。
近年、「枕草子」「百人一首」にも曲をつけ歌われています。
曲をつけられて歌った詩人は30人以上、500曲以上の作品があるそうです。
その他の音楽家としての活動
国内はもとより、アメリカ各地、中国、フランス、ドイツ、モンゴル、ポーランド、フィリピン、韓国等でもコンサート活動を行われます。
また、作曲家として、NHK子供番組他、多くの番組に作品を提供し、音楽を担当されます。
例えばこの大学の窓に音楽を提供されていました。
また映画、ミュージカル、演劇の音楽担当のお仕事もされています。
例えばこの雪子さんの足音の音楽を担当されています。
日本の女性詩人の詩や短歌に曲をつけ歌う活動は40周年を越え、現在も活躍されています。
活動は、アカデミックだが、非常に明るく、元気で、自身のCD・著作はもとより、エッセーなどの執筆、テレビ、ラジオ出演も多数あられるそうです。
女性の詩に思いを託し、生命の輝きと平和へのメッセージを歌い続けておられます。
吉岡しげ美さんの作品
ウィキペディアに掲載の吉岡しげ美さんの作品をココに引用します。
ディスコグラフィー
LP
女の詩(うた)そして現在(いま)(1980年)キング・レコード
詩:茨木のり子 高良留美子 新川和江、全10曲
いとしいものたちよ(1983年)キング・レコード
詩:吉岡しげ美 高良留美子 小野寺悦子 与謝野晶子、全10曲
星だったのに、晶子。(1985年)キング・レコード
詩:与謝野晶子、全14曲 ※ナレーション:山口小夜子
カセットテープ
星とたんぽぽ(1985年)JULA出版局
詩:金子みすゞ 、全8曲
吉岡しげ美・アンソロジー(1989年)キング・レコード
キング・レコード時代の音源集。全15曲
CD
みだれ髪 短歌ルネッサンス 晶子を歌う(1993年)東芝EMI
金子みすゞの世界(1996年)東芝EMI
We Live(1997年)日本教育通信連盟
花万葉(1998年)日本コロムビア
うた詩集(2003年)APPカンパニー
あのひと(2007年)フロンティアワークス
詩:吉原幸子 金子みすゞ オリジナルカラオケ含む全4曲
Solo〜茨木のり子さんに捧ぐ〜(2010年)Happy Box Disc
いのち、咲き…枕草子(2010年10月8日)Happy Box Disc
今年は女性詩人の詩や短歌に作曲し歌い続けて45周年!
毎年続けておられる七夕コンサート25周年!吉岡しげ美のアニバーサリーイヤーだそうです。
詳細はご本人のブログをご覧ください。
吉岡しげ美 OFFICIAL SITE
吉岡しげ美公式ブログ|しげみん!今日も生命の輝きを歌う
めぐめぐがすごいと思う吉岡しげ美さんのこと
1音楽の勉強をされた後、更に子供の教育の分野で勉強されて、その分野で大学教育に関わられておられること
2そして日本で唯一の40年以上日本の詩人の歌に曲をつけて歌う活動を日本はもとより世界中で行われていること。
3またこの2つの活動以外に映画の曲作りを始め多くの分野でその素晴らしい才能を開花されていること。