オンラインプレゼンは、資料よりしゃべり。聞き手のアクションにつなげること
2021年8月18日(水)から全11回に渡り開催されるYOKOHAMA StartUps 2021。更年期障害の新規事業を考える際に大変お世話になったYOXOイノベーションスクールの関連で、第1回目のイベントに登壇した。
最近は頼まれて登壇する機会も増えてきたが、失敗も多く、自戒の念も込めて、オンラインプレゼンで大切なことをお伝えする。
登壇していた際に着用していたTシャツはこちら。大好きなファクトリエのもの。白を購入。
聞き手って誰ですか?
「フェムテック」をテーマに話す場合、40代以上の男性が多いならダイバーシティの観点。若い女性が多いなら生理や不妊治療のプロダクトを多めに話す。
たとえばグロービスの学生は男性8割。フェムテック市場や世の中の動きについて話し、具体的なサービスは少なめ。しかし、自分が主催しているフェムテックの勉強会の参加者はほとんど女性。だからサービスの詳細を話す。
今回は、自分が聞き手をイメージできていなかったので、何の行動につなげたいのか迷いが生じたことが、ダメな原因だと感じている。
スライド資料より、しゃべりが重要
オンラインプレゼンは、ながら聞きしている場合も非常に多い。電車の中できいたり、歩いているときに聞いたりもする。
スライドももちろん重要だが、それ以上に声の情報が大事。
しゃべりの練習をせずに、資料作成に時間をかけるべきではない。
資料に載っていないことは、口頭で補足すればよいだけの話しなので、まずはプレゼンの練習をすることが大事。
プレゼンは練習あるのみ。まずは録画して自分を把握
オンラインプレゼンは、事前にZoomで練習・録画してチェックしている。「あー」など口癖がわかったり、ひたすら文章を読んでいないかなど。
以前、登壇した際に事前に資料を送付したが「資料をただ読んでいるだけだったので、別にオンラインで聞かなくてもよかった」という感想をもらったことがきっかけ。
プレゼンは、練習→登壇→フィードバックの繰り返し。
資料作成前に、Wordに書こう
いつも時間がなく、最初からパワーポイントで作成してしまうが、話してみると、ロジックがつながっていないことが多い。
今回も、「フェムテックについて知ってほしい」といいつつ、肝心の「フェムテックとはなにか?」が抜け落ちており、フェムテックを取り巻く課題について話していたので反省。
生理・不妊治療・更年期障害の実態を知ってほしい
フェムテックを取り巻く課題について知ってほしかったので、具体的な数字を用いて説明した。聞き手がどう感じたのかがわからないが、翌日に開催されたFemtech Community Japanのオンラインイベントに、何名か参加していただけたので、少しは心が動かされたのかもと感じている。
まとめ:自分がなぜ話すのかを明確にする
登壇を依頼された方が、なぜ自分に登壇を依頼してきたのか。なぜ自分がこの話しをするのかを明確にしないと、話しがブレブレになることを痛感したプレゼンだった。
伊藤羊一さんも「プレゼンは人を動かしてなんぼ」とおっしゃっていたが、聞き手にどうなってほしいのかを明確にしたうえで、今後に活かしていきたい。
Yokohama StartUps 2021 Vol.2 スイミー戦略とDX
Vol.2以降のゲスト・テーマも旬のテーマなので、ご興味のある方はぜひ!
引用
https://ko-nenkilab.jp/investigation/career.html