カンボジアを観光しながら、カンボジアで生き抜くことを想像してみる
先日、旧ポル・ポト政権 唯一存命の元最高幹部に終身刑が言い渡されたとニュースで知った。
この唐突なタイミングで2016年末のカンボジア旅行記を記しておきたい。
国道6号線
信号無視くらいは可愛いもので、バイクはおろか車まで逆走してくる。
いや、そもそも車線なんてなかったのかもしれない。
バイクは免許不要で何歳からでも運転可能(ほんとか?)№プレート不要、何人乗ってもOK(ほんとかよ)って当時言われた記憶を思い起こす。
いろいろお構いなし。
何でも運ぶし載せられるだけ載せちゃう系。
とにかくバイクの活用範囲が広すぎて、これまたドライバーの運転技術が天晴れ。
道路も交通ルールも適当だし、1mはゆうに超えるツボを2つもバイクに括りつけて走ってる姿とか一体何のプロなのって感じだった。
お店の人も自由に携帯いじってて、至る所で小さなイスとテーブル出して商売しながら食っちゃべってる。
あれじゃないとダメ。とか
これがないと生きていけない。とか、皆無。
なきゃないで代用するし、「生きる」って寝て起きて食べること、以上ですって感じ。
難しいことじゃないんだなって感心してしまう。
それくらいシンプルな生き様が潔い。
私は何を難しく考えているんだろうって思わされる。
家があって、仕事があって、食べるものが手に入る日本にいるんだから。
人の承認欲求って全く果てしがない。
店≫客
このスタンス、このローカル感、最高なんだよな。
かと思えばリゾート風なカフェにも出くわす。
そして、この旅で一番感動したのがアンコール・ワットの約40km東の森の中にある寺院、ベンメリア遺跡。
全貌が明らかになればアンコールワットを凌ぐといわれるほどの規模を持つ遺跡。崩壊が激しい。
書いているうちにわくわくしてきたので、多分まだ続きます。