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【文章のお悩み】効率的に文章を書くには

文章を作成するとき、1文目からきっちり書こうとしていませんか?

あなたがもし「文章は順番どおりに書くべきだ」と思っているなら、その必要はありません。

というのも、「書き出しが決まらず、先に進めなくなるから」です。これでは時間がいくらあっても足りません。

そこで、本記事では、「1文目から書かなくてもよい」という視点から、スムーズに文章を作成するためのコツを紹介します。

Part1. 1文目から書き始める必要はない

「文章は1文目から書くもの」という常識にとらわれていませんか?

実は、文章を書く際に1文目から始める必要はまったくありません。むしろ、最初から完璧な1文目を書こうとすると、作業が滞ってしまうことが多いのです。

なぜなら、1文目をどう書くかにこだわりすぎると、次に続く内容が思いつかず、筆が進まなくなることがあるからです。

この時点では「下書き」を作成しています。そのため、文の順番を気にする必要はありません。

文の順番は、推敲で整えればOKです。

重要なのは「書き始めること」です。

順番にとらわれず、まずは浮かんだアイデアやフレーズから書き出してみましょう。

Part2. 思いついた部分から書く

文章を書くときに有効な方法は、思いついた部分から書き始めることです。

「書き出し文が思い浮かばない」場合でも、とにかく頭に浮かんだフレーズや要点を書き出してみます。

たとえば、「文章で取り上げるエピソードからなら書ける!」と思ったら、そこから書けばいいんです。

順番に関係なく、「自分が書けると思った内容」から書き始めてみてください。

「書きやすいとこから書く」

これが、下書きの鉄則です。

「最初から書き始めないと、途中で文章がつながらなくなるのでは?」

もしこのように思ったのなら、順番のことはいったん忘れてください。Part1の最後でもお伝えしたように、文の順番は推敲で整えればOKだからです。

途中で文章がつながらなくても気にせず、後から修正すればいいという心持ちが大切です。

書き始めることで勢いがつき、スラスラと筆が進むことはよくあります。だからこそ、「1文目から書かなくてはいけない」という先入観は捨てて大丈夫です。

 Part3. 順番は最後に整える

下書きができたら、文章全体の流れを見直します。

ここではじめて「順番を整える」工程に移ります。

下書きの時点から順番を気にして書くのではなく、書いてから流れを整えていくほうが文章が完成するまでの所要時間は短いです。

「順番どおりに書く」ことを意識しすぎて「書き出し」が決まらず、時間が経過するくらいなら、書けるところから書き始めたほうが作業効率が良いです。

「今よりも効率よく文章を書けるようになりたい!」と思っている方は、ぜひ試してみてください。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

文章作成において、1文目から書き始める必要はありません。

重要なのは、まずは思いついた部分から書き出すこと。そして、最終的に順番を整え、全体をスムーズな流れにすることです。

文章を書く際に行き詰まりを感じたときこそ、この方法を試してみてください。

最初に1文目から書き始めなければならないという固定観念を捨て、思いついたことから手を動かす。

それだけで、書くことに対するストレスが大幅に軽減されるはずです。


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