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ハウルとソフィについて

ハウルとソフィはね、お互いに出会ったようで、
本当は互いを通して
己自身に会ったんじゃないかと思う。

「未来で待ってて」

は2人の約束のようでいて、
本当は各々が自分自身と
あの場所で約束したんじゃないかな。

カルシファーは再開を果たすまでの
繋ぎ(いい言葉が見つからん)
のような存在で、

カルシファーもあの時
仮そめの役割を
了承の上で担ったのではと。

この3者の関係はそんなように見えてくる。

「ボクはもう十分、逃げた。
ようやく守らなければ
ならないものが出来たんだ。君だ。」

も、ハウルはもうこれ以上
仮そめでは生きれないことを
悟ったんではないかと。

じゃあなぜ3者はわざわざ契約を通して
仮そめをやらなければならなかったのか。

それについてはわからないが、
一種の通過儀礼的に皆が通る道だから
なのかもしれないな。

それをあのように表現したのかもしれない。

もう今までの自分では生きてゆけない。
今までどう生きてたか思い出すことさえできない。

そんな瞬間が訪れたんだと思う。

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