見出し画像

驚いた!ニュージーランド人の暮らしぶり

小1息子を引き連れてニュージーランドのオークランドに来て、もうすぐ4週間。

今はニュージーランド出身の方の家でホームステイをしていることもあり、ニュージーランド人の暮らしぶりに、日々色々と発見があります。
些細なことばかりなのですが、面白いので書いておきます。

なお、ここに書いてあることは私の個人的な経験をもとにした個人的な見解なので、ニュージーランド人全員に当てはまることではありません。
そして、批判したり文句を言ったりする意図は全くありませんので、予めご理解ください。

換気扇は基本回さない

料理の時も、お風呂上がりも、換気扇を回しているところを見たことがないです。
日本にいた時は、料理の時も換気扇!お風呂上りも換気扇!換気扇を回さないと匂いがこもるし湿気がたまる!と言われて育った私です。
文化の違いにビックリ。

そして、シャワー室と脱衣場の仕切りもないというか、あるにはあるのですが、ガラスの仕切りの上の部分が空いているので湿気はどんどん外の部屋に漏れていくんですね。
「ニュージーランドではカビハウスが多い」と言われる所以が少しわかったような...。

窓は基本いつも開いてる

雨の日は流石に閉めていますが、基本的には窓がいつも開いているんです。
こちらでは日本のように網戸がないので、ガラスの窓を開けるとハエが入ってきたりします。
でも、あまり気にしていない様子。

そして驚くべきことに、外出時も窓を開けたまま外出しています!
え、大丈夫なの?!と不安になるのですが、裏庭に通じる窓も、部屋の窓も開けっぱなし。

治安がいいから?とは思うものの、空き巣はとても多いらしいので、ちょっと心配です。

街がとても静か

ニュージーランドの中で一番都会なオークランドですが、お店も道端もとても静かです。
音楽が全然流れていません。

昔カナダに行った時は、広場で音楽をかけながら大道芸をする人がいたり、ケベック州では街角でアコーディオンを引く人がいたりして、そこから文化の香りを感じてとても嬉しかったものです。
でも、それに比べてオークランドは街全体がとても静かです。

もちろんカナダとは人口も違うので単純に比べることはできませんし、他のエリアや都市に行けば違うのかもしれません。
まだまだ探索が必要です。

犬にとても優しい

海岸沿いや歩行者のみが歩ける道(自動車が来る心配がない場所)では特に、ノーリードでご主人様の前を悠々と歩いている犬を見かけることが度々あります。
どの犬もとても穏やかな顔つきで、リラックスした表情。

一応”dogs on leash”のサインはありますが…

そして、日本ではよく見かける「犬のふんの始末は飼い主の責任です!」といった注意書きも全然見かけません。
たまに草の辺りに犬のふんらしきものが転がっていたりしますが、誰も気にしていない様子。

注意書きは景観を乱さない配慮が見られて素敵

犬もニュージーランドで育つ子供たちと同じで、ゆったりのびのびと生きています。

靴と裸足の区別がない

今ホームステイをしているお家では、家の中でも靴を脱ぎません。
そしてこの間、ホストマザーの子供(といっても40代らしき女性)が泊まりに来たのですが、外でも家の中でも裸足でした。

これは息子が通う小学校も然りで、学校内に土足で入る子も多いし、逆に校内でも外でも裸足で過ごす子も多数います。
そんな風に育ったからなのか、中高生も裸足にサンダルというスタイルの子はよく見かけるし、大人になっても裸足で過ごす人もいるようです。

果たしてニュージーランド人は、裸足と靴をどんな風に区別しているのか...いつか聞いてみたいです。

とにかく大らか

ニュージーランドは他民族で移民がものすごく多いということもあり、人同士の違いにとても寛容で、一律のルールというものが最小限だと感じます。
日本のような細やかさ(口うるささとも言う)はなく、道端で注意書きを見かけることもほとんどありません。

学校の芝生に犬のふんが落ちていたり、壊れかけの車が道路を走っていたり、学校のトイレの石鹸が切れていたり、色々とツッコミどころは満載なのですが、「大勢に影響ないしな」と思えば、そう思えてくるから不思議です。
この前はマクドナルドの店の敷地を業者の人が掃除していて、高圧シャワーの水で歩道までびしょびしょになっていました。

日本だったら絶対に「道が濡れていて滑りやすくなっています。歩く際はお気をつけください」などと黄色い立て札が立つだろうな、と思う状況だったのですが、そんなものはナシ。
「まぁ、見たらわかるしな」と、高圧シャワーの水を少しだけ足元に浴びつつ、私は通り過ぎました。

どこもかしこも移民だらけ

道端でふと会話したおばさまは太平洋のコック島出身、オークランド到着直後に6泊した宿のご主人はヨーロッパ生まれで30年前に移住、学校のママ友は中国生まれで中学生の頃ニュージーランドに来た、などなど。
どこもかしこも、かつて海を渡ってニュージーランドにやってきた方ばかりなんです。

ニュージーランドは人口の約3割が移民らしく、街中でも色々な人種や文化的背景をもつ方を見かけます。
日本ではあり得ない多様性満載な環境ですよね。

こんな感じで、色々とニュージーランド人の暮らしぶりについて書いてみました。
総じて、「とても大らか」だと言えると思います。
海外初心者さんも住みやすい国です。

また気付いたら、色々と書こうと思います。

いいなと思ったら応援しよう!