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岡崎正信さんが南砺市へ!!

都市経営プロフェッショナルスクールのコーチで、あの岩手県紫波町のオガールの仕掛人、岡崎正信さんが南砺市で講演会をされました。


この熱い思いを直接、しかも富山県内で聞けるとは思いませんでした。
相変わらず、何もできていませんが、岡崎さんの話を聞いて心の中が熱くなりました。

講演メモ

講演メモに自分の思ったことも入っていますが、以下のとおりです。

関係者の「動機」を「同期」させる。
関係者は、行政であり、民間事業者であり、住人である。
同期するのは、やり方や手法ではないということ。
どうありたいか、どうなってほしいか。

まちづくりは行政主導が当たり前だった。でも、行政はまちのことや金銭のこと、いろんな町で起こっていることを実体験してこなかった。また、まちづくり=そのエリアの価値向上=不動産開発でありそのメカニズムを理解していないことには再生はできない。その結果、活性化できない官が活性化事業をおこなっていくことで、必要とされないものが進んでいき、使われない、人がこないということになっている。
言われる立場になると嫌かもしれないが、それが現実であることを知るべきであり、実際、民が主導して事業化することで人が集まり、利益をあげ、エリアの価値(地価)が上昇しているのがオガールである。

「民間主導 行政支援」の価値観

そして、ランドスケープ、パブリックデザインにしっかりお金をかけることで、価値があがっていく。
限られた予算の範囲内でできることだけをしていては、何にも変わらない。
民間も行政に頼る受注ではなく、希少性を追求し改善を継続することが大切である。
野球場では、1,700の市町村に7,000もの球場がある中で稼ぐ施設にすることは、大変難しく、ちょっとしたインパクトではのまれてすぐに消えていってしまう。「市場がないところで事業をやってはダメ」という考え方を改め、市場を新たに創造し、聞いたことがない事業を考える。公(パブリック)は民間も担っていく。

まちは人がつくる
やりたいことをやった方がいい(やった失敗の後悔よりやらなかったことの後悔の方が大きい)
インプットしない人はアウトプットできない
インプットしない人は劣化コピーしかできない

来月はいよいよ、オガールとマザリウムに行きます。
その前にお話が聞けてさらにワクワクしてきました。

南砺市のORACCHA構想

岡崎さんが講演にきたのは、南砺市のORACCHA構想(旧富山紡績工場跡地の利活用)を具体的な内容にするため、地域のニーズを叶える拠点づくりについて意識を高めるために複数回の講演会のひとつでいらっしゃいました。

ORACCHA構想についてはこちら


ORACCHAプロジェクト基本構想

よくスクールでも言われますが、私はこのの人間じゃないので、何をすればよいかは分からない。それを考えるのは、ここにいる人たちで、どこに向かっていきたいか具体的なことがないとアドバイスもできない、と。

ありがとうございました。

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