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【「どんどんやってくれよ!」で解説】   集客に必要な日々の活動がわからない事業者さまへ 毎日ちょっとずつできることお教えします 


動画を使ったWEBマーケティングコンサルタントの井上 恵です。

「どんどんやってくれ!」=チャレンジしろ



この言葉、
作者がお世話になった厳しくも愛があった上司に何度も言われた言葉です。

この言葉を間に受けて作者はお恥ずかしいですが

⚫︎ 膨大な広告費を一気に使った経験
⚫︎ どうして?!・・という数の販促物の発注

なんていう失敗(若い頃に・・・ですよ)をして
数々怒られた経験もあります。笑

そんなとき、いつも上司が助けてくれました。
そしてちょうど今の季節(2月)・・・
「どんどんやってくれ!」で取り組むべきことの本当の意味を
知ることとなる事件を作者は起こしたことがあります。

この記事は「リストの重要性」について
作者の失敗から学んだことを踏まえてお伝えします。

「リスト」なんて気にしたことないよという事業者さま
お読みください。

日常に取り入れられるようにお伝えします。



「どんどんやってくれ!」



皆さんはこの言葉、どんな風に受け取りますか?

作者はフェーズによって、2つの受け止め方をしておりました。

1つは、
「どんどんやって!」と言ってるからこのまま進もう

2つ目は、
「どんどん・・ていうけど、準備してないんだよ」
リストがないからアクションを起こしても成果を出せない・・・。
どうしよう。

この2つです。

若い頃に失敗を重ねていた時代は1つ目の「どんどんやって(いい)。」を
間に受けていましたが・・
経験を重ねるうちに2つ目の方が強く印象に残るようになりました。



事件は・・

天気予報から


準備が順調でも、トラブルは突然起こる

若かりしころ、
作者はあるブランドの全国プロモーションのサブ担当でした。

プロモーションの内容を簡単に触れます。
▪️ 企業のメイン商品のプロモーション
▪️ 施策 
主要都市で現地の一般人を集めて商品のアイコンを使ったイベント開催&
動画制作でつなぐキャンペーンプロモーション。

この内容で、地域別に担当を持ちイベントの集客他、
現地との調整をして実施まで進める。
という内容です。

事業者さまの日々のビジネスに落として考えると

  • 売りたい商品・サービスに対して

  • マーケティング施策を打つために経費を投資して

  • 発売開始がもうすぐだ

みたいな感じでしょうか?!

準備する項目


作者は東北のある都市担当。

その他メンバーもそれぞれの都市を担当し
開催するための準備をするのですが、例えばこんな項目が準備する内容です。

【 会場 】(どこで)
多くの人が集まれる場所の確保と公共機関の申請・調整
【 コンテンツ 】(何を)

イベントの内容と運営会社との調整
【 運営 】(実施する)
当日の運営スタッフの手配
【 集客 】(どんな方法で)
WEB、リアル、それぞれで集客策。周辺の関連得意先との連携。

こんな項目に対して会場責任者を中心に複数のメンバーで連携をして、
準備を進めてイベントまであと2・3日までやってきました。

いざ!開催日を前に天気予報を見て
メンバー絶句(作者だけだったかも・・)。

東北地方、大雪だったんです・・・・。

・・・・。
・・・・。

さぁ。どうする作者。

タスクは目の前だけじゃない


大雪予報・・・。

イベント開催を控えてこんな情報があったら
どんなことがリスクでしょうか?
(今、だったら参加者の安全を考慮して違う判断がされることも
あると思いますが・・記載の内容は当時の内容です。)

【 会場 】
寒さ、導線の安全性は確保・配慮できるか。
【 運営 】
スタッフの当日の交通路の確認。
時間に間に合うように来れるか。防寒グッズは準備出来るか。
【 集客 】
天候不良でも参加してくれるか、
天候悪化の際、待避させる場所はあるか寒さ対策の配慮等。

ザッとこのようなリストアップしてみました。
全部、
ふむふむ。といった内容だし、
これらは計画段階からリスクマネジメント出来てるからあとは
チェックするだけでしょ。

っと声が聞こえそうです。

・・・はい。その通りです。

どんな仕事でも常に

リスクが発生した時に
どう対応すべきかチェックリストは事前に準備しておくことが大切。

ということですよね。
作者もただ一つを除いて・・
準備と対応策は持っていました。


リストを持ってこい!


イベント(集客)が迫った段階で発生したトラブルについて
リスクを一つひとつ、チェックしクリア。

チェックしてクリア。

チェックしてクリア。

はい!
順調です。

あれ?!
・・・。
・・・。


・・・・・あれ?

チェック。
つきません(終わりません 汗)

【 集客 】で問題が発生
悪天候の予報が出たことで、イベントの参加者の辞退が発生してしまったんです。

こんな状況、
事業者さまのビジネスでもありませんか?

例えば、
⚫︎商品・サービスの販売開始が迫っているのに
思ったより見込み客が集まっていない。
⚫︎商品・サービスの在庫があるのに、どんなに広告を打っても
集客がされない。

焦るし、
不安になりますよね。

集客が必要なとき、
事業者さまではどんな手を打つでしょうか?

集客をするために必要なもの


店舗ビジネスを参考に集客策をリストアップしてみます。

⚫︎ 広告掲載
⚫︎ 手配りチラシ
⚫︎ DM
⚫︎ WEB広告等

などなど、集客策はたくさんあります。
しかし、
これらは何が無いと効果を発揮しないでしょうか?

・・・。

「策」を打つために必要なもの = リスト

です。

なぜなら、
手配りチラシ以外は全て受け取ってくれるであろう「見込み客」があってこそ打てる「策」だからです。

マス広告での集客はダウントレンド


昭和・平成の時代は
大量生産・大量消費の時代と言われ、
広告もTVCMや雑誌掲載等、大きく施策を打ち、
集客を図ることが主流でした。
しかし、令和の時代、
そもそもマス媒体の視聴者数は年々減少傾向にあります。

総務省からこんな資料も発表されています。

マス媒体の視聴者数はトータル数に変化は無いが、消費の中心となる世代のマス媒体視聴は減少していることからどの業界もマス広告を中心に集客を計画することはダウントレンドにあると言えます。


リストが必要な理由


施策や広告と「リスト」が関係があるのでしょうか?

答えはもちろん、「YES」です。

現代の広告の主流は商品・サービスに興味を持っているであろう見込み客をリストアップして、見込み客にだけにメッセージを届けていくことです。

なぜ?!
見込み客にだけメッセージを届けていくのか?


参考商品をあげて見込み客にだけアプローチすること有益性をお伝えします。

参考商品: 女性用 Z世代向けコスメ商品

⚫︎ 経費の効率化
マス広告は、女性だけが視聴していますか?
化粧品に関係のない、
子供や興味のない女性もマス媒体は見ています。
このように最初から関係のないであろうターゲットを外すことで経費の効率化がはかれます。

⚫︎ 訴求力を高められる
リストを持つことで「見込み客」の属性を把握することができます。
属性から分析できることは多く、性別、年齢、居住地域をはじめとして、リストの集め方により更に深く把握することができます。

参考商品にコピーをつけてみましょう。

参考商品:Z世代向けコスメ商品がリップだった時、
コピーのA・Bはどちらが刺さるでしょうか?

A:ぷっくり膨らんだ口元であの子に差をつける

B:ぷっくり膨らむ口元でいつまでも輝く

答えはAです。
Aは、Z世代(10代後半から20代前半の年齢)は恋愛やオシャレに興味関心が強い世代。
「あの子に差をつける」というワードはリップ一つで隣りの友達より可愛くなれるを訴求するコピーです。

一方、BはZ世代に刺さらない。
なぜなら、
「いつまでも輝く」というワードに関心を抱かないからです。
このワードが刺さるのはミセス層以上でしょう。

属性を理解しているからできるコピーの使い分けであり、
理解してつけられたコピーを使って施策を打つことができるのは
リストがあっての取組みです。

⚫︎ リサーチに使える
リストがあれば、
施策を打つ前に「リサーチ」として意見を聞くことが可能です。
・どうして興味を持っているのか
・どんな商品・サービスが欲しいのか
・どうして今は買わないのか
事業者さまだったら絶対に知りたいようなことをリストさえあれば、ヒアリングすることが可能です。

これらリサーチをした上で、打てば施策は精度が高まります。

このように、

リスト」があれば施策の精度を高めることができる

「リスト」ない
何を考えたらいいのか?がわからない
言い換えれば、
考えるべきことの範囲が広く、経費を無駄に使ってしまう可能性がある

ということ。

そして、作者が過去に担当していたプロモーションにおいては
「リスト」を作者は集めていなかったんです。
そのため、
「集客」が足りないといったトラブルに陥った時、
誰にアプローチしたら「集客」呼べるのか・・・すら見当もつかないという失敗を犯しました。

もちろん当時、作者は上司に怒られ・・・・た?!
いいえ、
上司にため息つかれました 汗

事業者の皆さんは、いつでも
⚫︎ 集客
⚫︎ 施策の変更
⚫︎ リサーチ
に機能する「リスト」お持ちでしょうか?


何をすべきなのか


作者が怠っていた「リスト」。

集客を数日後にした作者たちは、泣きながら人海戦術で集客し、
イベントの当日、大雪の中寒さに震えてながらプラカードを何時間を持ち
来てくるかな・・・と
不安に思っていたのを今でも覚えています。

日々の積み重ねが大切


「リスト」とは、コンビニで売っているものでもないし、
高いお金を出したら手に入るものでもないです。

なぜなら、
現代はモノで溢れていて1つのアイテムでもたくさんの商品・サービスが
市場にありますが、誰が自分たちの商品・サービスを欲しいと思ってくれているかはわからないからです。

毎日の取り組みの中で、どうやったら「見込み客」となるリストを
獲得できるのか?
答えは

1:情報発信
2:マーケティング動線の設置

です。
それぞれ説明します。

1:情報発信

SNS・ブログ、HP等事業者さまでしたら、コンテンツを持っています。
ここで情報発信してください。

全世界のSNSのアクティブユーザー数についてこんな資料が出ています。
みてわかる通り、上位をSNSという
手元で情報を見ることができる、
手元で情報発信ができるコンテンツが占めています。

総務省でとりまとめている白書(年次報告書)令和4年度版

言い換えれば発信者である事業者さまも

かしこまって記事を用意したりしなくとも
手元でいつでも発信できるコンテンツで情報発信すれば
見込み客のリストを集めることができる。

ということです。


2:マーケティング動線上での収集


マーケティング動線とは
「集客から収益までの流れ」のことです。

この動線上で「リスト」を集めるということです。

こちらの記事
こちらの記事で書いている通り集客策は大きな経費がかかります。

この経費を使って集まる「リスト」は
無料で集めた「リスト」より遥かに精度の高い「リスト」と
いうことです。

このように「リスト」集めとは計画して行うことではなく、

日々の活動の中に取り入れることができる内容であり、
集客策の実施では勝敗を握る、重要なコトにもなります。

さいごに・・

どんどんできる!

日々積み重ねた有効な「リスト」があれば

・ 集客策をどんどんできる!
・ 顧客リサーとがどんどんできる!
・ 商品開発・リニューアルがどんどんできる!

事業者さまには今日から始めて、1つでも多くの「リスト」獲得して
「どんどん!チャレンジ」して、商品・サービスを届けていって欲しいです。

作者も、ちょっとずつ頑張ってます(笑)
一緒にマーケティング強化しましょう。


関連記事:情報発信について
    :SNSについて


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