おすすめ本とワークのご紹介 手塚千砂子:子育てハッピートレーニング ほめ日記
こんにちは。
先日とてもいい本を見つけましたので、ご紹介します。
正確には、本はずっと助産院の待合室にあったのです。(とし子院長が14年前に買ってきたもの)
読んでみたらちょうどスタッフ小松がやっていることと、その実感とリンクしていたので、内容をまとめます。
ほめ日記にチャレンジする仲間が増えたらいいなと思っています!
子育てがきつくなってしまうわけ
現代の社会は、スピードと便利さに満ちている。でも、子育てや自然のリズムは、相変わらずゆったりとしたペースで流れている。
日常の速いテンポが自分の体感に染み込んでしまうと、本来の成長のリズムとズレが生じてしまう。しかも、マニュアルが通じないとなると、どうしてもストレスを感じてしまい、自分を否定しがちになる。
あなたは「持っていない」と思っている多くのものを持っている
仏教のお坊さんが言うには、「人の命には、無限の宇宙が広がっている」とのこと。命というのは、表面的な体や心だけじゃなく、生まれたときから備わっている多くの能力や感覚、神秘的な力そのもの。
あなたが「持っていない」と思っているものを、どこからか持ってきて取り付ける必要はない。それは、実は最初から内に備わっていて、ただ引き出すだけでいい。少しの練習で、自分らしい幸せな人生を歩むための「命の力」は出てくることになっている。
「命の力」を引き出す、少しの練習とは?
ちょっとした練習とは、「ほめ日記」ワークをすること。
必要な心構えはふたつ。
ポイントは
外に向けっぱなしだった意識を自分の命に向けること!
思い方で脳の回路は変わる(自分責め回路→自分ほめ回路)から、
気持ちが安定し、元気が出る脳内物質が増えるような思い方をすればよい。そのために、自分を否定したり責める言葉を、肯定・称賛する言葉に変えよう。
つまり、「自分ほめ回路」を作るワークが「ほめ日記」なのである。
ほめ日記の効果
こんな自分を褒める前に、子どもや家族を褒められるようにならないと…と焦る人もいるようだが、ふたつの効用に時間差はほとんどない(同時進行)のも、大きな特徴なので、安心して自分を褒めることから始めよう。
こどもに厳しくしたり怒鳴ることが少なくなったという実践者の声が多いよう。
また、子育てやコミュニケーションスキルを学んでも、心が安定して穏やかでないと使えない…。学んだことができない自分。と責めていたところから、穏やかになりスキルも使いこなせるようになって、子育てが楽になったという声も。
いざ、実践。
必要なもの
ノートとペン
→手書きのほうが肯定感を引き出しやすい。前頭前野が活発化するため。
やり方
①毎日が基本。まずは2週間から。
②自分の良さをさがす。自分に対して優しいまなざしをむけて、良さを探しほめる。ほかの人と比べる必要はなく、自分でいいなあと思えるところを思いつくままに。
③これを繰り返して「じぶんほめ回路」を作っていく。
④当たり前と思えるようなささいなことの中からも、ほめられること・認められることを探してみよう。
ほめ日記は「自分への最高のラブレター」
いかがでしたか?
(本では、「ほめ日記の前にやっておきたいこと」として、自分を知るワークや、書く時の秘訣などが語られています。ぜひ、読んでみていただきたいです。)
ほめ日記は簡単で、自分にもお子さんやご家族にも嬉しいことがいっぱいの誰にでもできるワーク。
ただ、そういった地味で継続の必要なことって敬遠されがちなんですよね。でも、効果の大きくて本質的なことほど時間がかかるもの。逆に言えば「一発逆転ホームラン」的な方法は、リバウンドやすぐに元に戻ってしまった…ということが起こりがち。
いいな♡と思った方は、ぜひこのあと5分だけ使って、今日のわたし、今のわたしをほめる言葉を紙に書いてみてくださいね。
例えば私だったら…
・ほめ日記についての記事をまとめられてすごい!
・新しく助産院用に買った本で、腑に落ちない点を知り合いのプロに確認するメッセージが送れてえらい!
・観たいと思っていた映画「トスカーナの休日」、お姉ちゃんにお願いして貸してもらって観れたの、天才♡よっ、甘え上手!
・お昼に食べたオクラとめんつゆの組み合わせ、最高すぎる。
こんなんでいいんです。花丸です。
この記事を最後まで、あるいは一文でも読んだだけでもすごいことです。
地味だけど意味のある、効果の高い方法に反応するセンスがあるということですから。
では、私も院長とともに取り組んでゆきたいと思いますので、また!
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