真面目過ぎるとダイエットは失敗する
こんにちは、めぐみです。
「彼女、太ったね。ダイエットしてたと思ったのに。」
「彼女は真面目だから、一生懸命食事制限して毎日ジムに行って頑張ってたよね。」
「そうだね、絶対１０キロ痩せるっていつも言ってものね。負けず嫌いだから絶対痩せられると思ってたのに。」
なぜ彼女は逆に太ったのか？
彼女の性格は真面目、これと決めたら何とかしてやろうとする達成感意欲が高く、成功する卓越感を感じるのが好きです。熱意があり忠実に物事を行う性分。しかしながら、彼女のダイエットは周りの予測とは裏腹にうまくいきませんでした。
ま・じ・め
何を基準に真面目、真面目でないと分けるのか？一般的には守りごとを厳守できると真面目と言われ、約束を守れないとかで不真面目と判断されがちだと思います。その中に真剣さがあるかどうかを客観的に判断して、真面目とか不真面目と評価されたりしているかもしれません。また、真面目かどうかは自己評価よりも他人からの評価であると思いませんか。真面目と思われたかったら簡単です。評価をする人が気に入る行為をすればいいわけです。（＊規則のバイアスも少々含まれています。その規則が本当にその人の価値判断をするくらいのものなのか否かです。）
社会秩序を守るという意味での真面目さは大切です。しかし、ダイエットをする上では真面目な性格がデメリットとなることがあります。
真面目な人はダイエットの時；１）しっかり規則に従う、２）食事制限などの規律を好む、３）自分のためでなくダイエットコーチのためにダイエットする、４）自分の現状よりも将来のためと献身的に行動を継続していく。
真面目な人がダイエットの時に陥ることはストレスです。「やらなければならない！」が常に頭の中をよぎり一種の義務としての行動になりがちです。真面目な人には頑張り屋さんも多いです。無理してでもやりこなしていこうと努力しています。この頑張りを支えるのがモチベーションですが、それはどこからくるのでしょう。将来の夢、痩せるという達成感です。
ダイエットをする上で一番大切だと信じられている事を否定することになります。それは「真面目さ、達成感、自己実現の目標」です。ダイエットでは、逆にメンタル的に悪影響になりがちだと考えられます。
逆にダイエットとうまくやっていける性格の傾向もあります。そう、不真面目さんです。不真面目さんは決まりごとをまもるのが苦手です。自分がやっている事に責任が持てないのではなく、自分の「今」やっていることに湯中になりがちな人や、自分の規則に従って行動をとるのが癖になっている人たちが多いです。
ダイエットに真面目さは必要なのか
そもそもダイエットは規則でも規律でも制限でもありません。ダイエットは健康になるため（痩せるため）への生活習慣の見直しです。誰かが作った規則に従えば成功することではなく、自分で作っていく生活習慣規則です。自発的に改善していくことが成功への近道です。
低糖質ダイエットがダイエットだと考えている人には理解しにくいと思われるでしょう。あなたは今日４０gしか炭水化物を取らなかったら、あなたは花まるの日ですよね。でも、本当のダイエットは非日常的な食習慣を強制するものではありません。
ダイエットに成功しやすい価値観チェック
ダイエットに成功しやすい人、しにくい人が持っている価値観があります。自己チェックしてみましょう。
価値観にはいろいろありますが、あなたの価値観をチェックしてみてください。下記のボックスはいくつかの例を挙げただけですが、あなた自身の価値観を加えて頂いても結構です。
ダイエットをする時、とてもメンタル的に大変そうだと思える性格の方もいます。やはり、途中で断念しかけることが多くなるので、入念にサポートをしてあげる。
そして、反対に、とても責任感が強くて真面目な人です。ダイエットがとってもストレスになってしまって、精神的な疲労がたまってしまって、かえって脂肪太りしてしまうなどのケースもあります。
やる気一杯で、私はダイエットしてこうなる、と自己実現ばかりに気を取られてしまいがちな人も残念ながら長続きしません。地に足が就ていない状態だからです。しっかりと現状を把握し、自分のことをしっかり理解することから始めないと、砂浜の砂で作ったお城と同じで、ちょっと波が来ればつぶれてしまいがちです。
黄色とピンクでハイライトをつけてみました。
黄色ハイライト価値観：正確さ、一貫性、決心、自己実現、熱意、成功、忠実さ、
ピンクハイライト価値観：明るさ、自己承諾、感謝、希望、バランス、調和、正直
おわりに
ダイエットは規則ではなく、自分の生活習慣です。自分の人生ですから自分のことを承諾して、一番大切だと思うものを大切にしながら毎日の生活を送ることです。
「マインドボディ健康法」
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