ダイエットには心のケアがもっと大切!
ダイエットっていったい何なんでしょう。
食事制限?
運動?
ある3キロ痩せたい!とか
でも、実際はそのダイエットをしている間もあなたの大切な人生の時間です。
仕事もある、家族のこともある、しなくてはいけないことがたくさんあります。
生活をしていくうえで、私たちは健康であることは必然です。
そのバロメーターとして標準体重とか、BMI、体脂肪、コレステロールなどの数値が出され、
太り過ぎ!とか
痩せすぎ!とか
コレステロールが高すぎる!とか
体脂肪が多い少ないなど、
身体の状態が判断されるわけで、その対処法として
いつも言われるのが「ダイエット」
では、ダイエットは何?
簡単に言えば、
体重を落として標準体重になれば健康が復元できる、っていうことになる(⁉)と、
考えられていて、フィットネス業界ではダイエットは一つの商標です。
「痩せると健康になる」
「一週間で3キロ減量」
「リバウンドしないダイエット法」とか、
もちろん、体重を落とす方法はたくさんあって、痩せたい人のからだの改造プログラムを作ることがフィットネス・トレーナーの仕事です。
事実、痩せるのにお役に立てるプログラムをたくさん提供してきました。
今、大きな問題は本当に痩せることがその人の人生レベル向上に役立っているのか?
ということです。
ここからはヘルスコーチという観点からのご説明です。
無理にダイエットした時の心へのダメージはどうでしょう?
ダイエットをする時、2種類の人がいます。
心から痩せたいって望んでいて、ダイエットするのがワクワクしている人。
それから、
今のままでも問題はないけど、少々体重が増えすぎたので痩せないといけなくなった人。
両者ともに、同じコンセプトのダイエットをすることになったとします。
もちろん、成果には差が出るかもしれませんが、だいたいの場合皆さん減量に成功します。しかし、違いが出るのはそのあとの満足度です。
前者は、目標を達成できて満足してます。
でも、後者は残念なことに、もう二度とダイエットなんてやりたくないって嫌悪感。痩せたけれども、何か虚無感に悩まされる。
痩せなきゃいけないという概念が他から与えられたものだから、どうしても自分の概念と一致していないからです。自分がありたいこと、自分らしくある事を曲げて違う結果(この場合は痩せたというメリットではありますが)をもたらしたことが空虚感をもたらしている。それから、その人の価値観の違い。仕事が忙しく楽しくてしょうがないのに、ダイエットのため時間を割いてトレーニングした人にとっては、トレーニングが苦痛なのではなく、時間を割かれたことがとても苦痛になります。
心のケア、ストレスの解除法、その人の価値観にあった健康習慣の構築が大切です。
ダイエットをするとき、痩せることだけに集中していると失敗もしやすくなり、ストレスもかかります。本当に痩せることがもたらしてくれる結果が何なのか、痩せると得られる幸せは何なのか、痩せることがあなたの魅力度を表現することにつながるのかを考慮してみてください。
身体が健康なパフォーマンスをする時の標準数値はあります。しかし、これはあくまでも標準であり、あなたのからだとこころが健康である標準値であるとは限りません。
痩せるだけのダイエットでも、成果をあげれば達成感も上がり次への挑戦意欲も湧いてくるでしょう。それに、痩せたいと願望していたのであれば尚更うれしさも倍増します。そういいう人たちの笑顔を見るのはとてもうれしいことです。
でも、心のどこかでダイエットがストレスになっている人は、まずは心の整理をしてみて、自分が欲しているものに優先順位をつけてみるとか、価値観マップを作ってみるとか、自分の理想の体型は何なのかなど、じっくり整理することをお勧めします。