狼の時間
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
好きで読んではいるけれど、
9冊目の狼の時間は
あたし的にはイマイチだった。
あたしは櫻子さんが活躍する物語が好きで、しかも純粋過ぎて、なおかつ普通の少年の正太郎が好きじゃない。
変わり者の櫻子さんに対しての普通過ぎる正太郎。
「普通ならこういう反応するだろうな。」という主人公。イラっとするくらい普通の反応。そして、だんだん世界観の環境に慣れてきても、純粋さと頑固さはかわらず。
それが面白いんだろうけどね。
非日常の物語の中の普通は違和感で。
櫻子さんが活躍しまくりのが読みたいなあ。