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【Beauty Japan FUJIYAMA】スポンサーインタビュー #3 少年の心を持つ地域貢献人「山本明男さん」

お茶は好きですか?「スポンサー企業の社長さんとは、一体どんな方なのだろう?」人が大好きな私が、お会い出来る範囲内で。完全に個人的な興味のもと、ファイナリストという権力を行使して聞かせていただいたお話です。Beauty Japan FUJIYAMA スポンサーインタビュー、今回は創業から300年以上、相良物産株式会社 代表取締役 山本 明男(やまもと あきお)さんに、驚きの発想から地域貢献する思いについてお話しいただきました。

※ ● → 発言者: 山本 明男 さん

創業300年以上!歴史とロマンの相良物産

画像や動画を探しながら
色々なお話をしてくださる山本代表
キラキラした少年のような眼差しでした

● 「これは、江戸時代の部屋です。」

サラッと衝撃的なひとことを言い放つ山本代表。江戸時代の建物なんて、そうそうお目にかかれないのに、不意打ちの文化財見学へ突入です。

● 「蔵に見えますが、これは相当古い冷蔵庫、以前はお茶を冷やしていましたが、芋類を冷やすのに今でも使っています。こちらは金庫。昔の金庫なので防火のために中に砂が入っているんです。これが電話室。電話が貴重な時代は電話ボックスのように仕切られたところにありました。この建物は二階建てですが、あまり高さの高い家を建てると派手だからという理由から柱を切って各階の天井を低くしてあります。ここの部屋は江戸時代のもの。田沼意次が相良城を築城した際に城内に建っていた建物を、江戸時代が終わると共にここに持ってきました。これは渋沢栄一の直筆の書で...。」

どれもが素人目にもわかる度肝級の貴重品ばかり。デザイン性、利便性の高さに感心しながら先人たちの知恵と工夫に溜息が止みません。

驚きのウミガメ健康法

こんなに大きいのかと驚きを隠せません
地球って美しい

 ●  「私は、日本ウミガメ協議会の理事長でもあるんです。 ウミガメが安全に産卵出来るよう、砂浜を守っていかなければなりません。この海岸で産卵された卵は60日かけて孵化し、3〜4年かけてメキシコ沖までたどり着きますが、その確率は1/5000。20歳になり成熟すると1年かけて日本に戻ってきます。」

お金でも時間でもない、とにかくこの地元の美しい海とウミガメたちを守っていきたい、その一心で活動されている方々がいるのだと知って心の奥が温かくなりました。

 ●  「ウミガメの見回りのため、毎朝3時から海岸を往復5キロ歩いたり走ったりしています。糖尿病の仲間を誘って見回りを手伝ってもらったところ、夏だけで血糖値などの数値が見事に下がりました。冬にサボったらこれまた見事に数値が戻ったので、今では年間を通して協力してもらって健康を維持しています。」

地域の方々の健康増進にも一躍買っているウミガメ健康法。毎朝の見回りは、地域住民の方々が安心して暮らせることにも繋がっているのではないでしょうか。

お茶がバナナに?

長い時を経てついに栽培に成功!
この事態、バナナ好きとして素通りできません

●  「葬儀の香典返しとしてお茶を選んでいただくことが多いですが、コロナの影響で家族葬が増え、お茶の流通が4割も落ち込みました。需要と供給のバランスは崩れ、生産はされるものの、お茶は売れない。耕作放棄地が増え、代替作物を考える必要がありました。お茶は水はけの良い土地でないと育ちません。その条件に合っているのがバナナでした。5年かかってやっと収穫に至りましたが、台湾バナナよりあっさりしていて美味しいですよ。まだまだこれからですが、” バナナの町、牧之原 ” そのようになったらうれしいです。」

バナナはなんと、葉が45枚出ないと花が咲かないんだそう。気の遠くなるほど手間暇かけて収穫される牧之原バナナを、いつの日か皆さんが口にすることもあるかもしれません。

もしかしてカメレオン?

山本代表、お忙しい中
貴重なお話を聞かせていただき
ありがとうございました

●  「干し芋の製造、販売も行っているんですよ。畑を耕してさつまいもを作るところから自分たちでやっています。天日干しで作る干し芋はとてもおいしくて好評いただいています。裏作ではジャガイモも作っているんですよ。2020東京オリンピックの聖火ランナーもやりまして。あそこにあるのがトーチです。どうやってその座を手に入れたんだと言われますが、ちゃんと応募して選ばれました。」

カメレオンのように変幻自在の山本代表。お会いするまでは、相良物産株式会社とは創業より、茶業を営んできた ” お茶屋さん ” だとばかり思っていましたが、歴史をたどってみると、肥料や農薬の製造販売、砂糖や食塩事業、貸金事業、ガス事業など多岐に渡り、時代の流れを読みながら地域貢献を第一に考え、生き抜いてきた会社なのだと知りました。

「出会いが人生を変える」と言いますが、Beauty Japanを通したみなさんとの出会いから何を学べるのか楽しみです、そう語る山本代表のお言葉に、私自身もこのFUJIYAMA大会を通して、何か貢献していきたい、そう思わずにはいられません。
自分の出来ることをコツコツと、地域貢献につなげてみませんか?

「Beauty Japan FUJIYAMA スポンサーインタビュー # 3」は、これにて終了。心に湧くワクワクした気持ちをたどって行くと、いつしか地域貢献につながり、笑顔の連鎖を作り出す。人生ってそのためにあるのかもしれない。

山本取締役の相良物産株式会社がオフィシャルスポンサーを務め、私が参加させていただいている Beauty Japan FUJIYAMA大会について詳しく書いた記事、「Beauty Japan FUJIYAMA に参加することになった話」は、こちらから。
お読みいただけるとうれしいです。

貴重なお話を聞かせていただく度に、自分の使命を考えます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではでは、また次の記事で。

山村 愛


Beauty Japan
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Beauty Japan FUJIYAMA
主催企業:
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Beauty Japan FUJIYAMA プラチナスポンサー:
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株式会社 ふもとっぱら 様
株式会社 ドラミカンパニー 様
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喜山整形ハーブクリニック 様
株式会社 大和モータース 様
相良屋株式会社 様
ビークロス・ワークアウト 様
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