【Beauty Japan FUJIYAMA】1st Inspectionに参加した話 [上]
こんにちは。読む人 山村 愛(やまむら めぐみ)です。
今回は、Beauty Japan FUJIYAMA大会に向けて開催された、1stインスペクションに参加したお話です。事前準備にアタフタし、参加前からBJアレルギーを発症。果たして私はどうなっていくのでしょうか。私の目で見た、Beauty Japan FUMIYAMAを綴っていきます。
1st Inspectionとは?
Beauty Japan FUJIYAMA大会に
そんな感じの、最初から数えて第3段階目が1stインスペクションです。インスペクションインスペクションって、インスペクションって何ぞや?という話なんですが、大会当日に備えた講習会とか、研修という理解で良いかと思います。FUJIYAMA大会のインスペクションは1stと2nd、2回開催予定。地方大会によって回数も内容も違うと思いますので、あくまでもこの記事はご参考までに。この1stインスペクションは、Beauty Japan FUJIYAMA大会の運営の方々、スポンサー企業の方々、ファイナリストのみなさんと初めて顔合わせする日なんですよ。考えただけで腹痛案件です。
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1stインスペクションが開催されたのは2022年6月18日(土)・19日(日)の2日間。宿泊訓練的なものではありません。その日が終われば帰宅可能。参加も強制ではありません。ご自身のご都合で参加か不参加か決められますし、半日のみの参加も可能です。
ちなみに参加費は無料。そこを滅茶苦茶に気にしておりました。だって、インスぺクションの内容がですね、撮影だったりウオーキングレッスンだったり、とにかくそんなのやったことないよってプログラムなんです。払えるかな私…って笑
遠方から参加のファイナリストの方はホテルに宿泊されていましたが、そちらは自費です。昼食は用意していただきましたが事前注文にて自費です。それ以外は無料。リーズナブル。
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そして、このインスペクションへの参加は事前審査(大会前の事前審査と大会当日の審査と分けられています)の加点対象です。いくら ” みんな違ってみんな良い ” という大会でも順位はつけなければならない訳なので、そこは致し方ありません。参加できるのであれば、加点どうこうは置いておいて是非参加してみてください。経験者は語る。
エントリー後、口笛など吹きながら呑気に生きていたんですが、1stインスペクションが近づくにつれ、準備に慌ただしくなっていきました。やらなきゃならないこととか、準備することとか、会葬礼状の鬼選考中で何も考えられる状況ではなかった私には、そりゃもうそりゃ大変で。
(何故、エントリーしてしまったんだ…こんなことできる訳ない…。)
始まる前から投げ出しそうになりました。運営の方々とファイナリストの方々が参加するFacebookのグループが作られ、そのグループ内にて色々な情報が共有されていきます。そこにコメントするファイナリストのみなさんのやる気だけをただただ感じて、置いてけぼりの私。
そんな感じだったので、1stインスペクションに向かう日も、「私が行く意味・・・ある?」などと、車内で無意識に呟いており、勝手に涙が流れていました。BJアレルギー発症です。どうなっちゃうんでしょうか。
ちなみに、2022年7月7日現在、七夕の願い事には「BJ関連、早く落ち着きたい。」と切に願う私がいます・・・(遠い目)←え
でも、そうも言ってられないので、まずはこの記憶が忘却の彼方化する前に書き置いておきます。
では、1stインスペクション、いざ。
DAY1 富士宮市 ふもとっぱらキャンプ場
2022年6月18日(土)、1st インスペクション初日は富士宮市の「ふもっとっぱら」キャンプ場にて開催されました。
もしかして・・・とピンとくる方もいらっしゃるかもしれませんが、ふもとっぱらキャンプ場は、あの例のキャンプブームの一端を確実に担っている「ゆるキャン△」の聖地のひとつです。着いた瞬間に分かりました。あのシーンと全く同じ景色なんですよ。感動です。
この、ふもとっぱらさんは、Beauty Japan FUJIYAMA大会のスポンサー企業なんです。何やらすごいスポンサーさんがバックについてくれています。ちゃんとしたスポンサーさんがいるってだけで私の中では少しBeauty Japanへの不信感←え
が薄らぎます。笑
DAY1-1:決め込んだ「ぽつん」
キャンプ場で開催と言っても、野外なわけではありません。ふもとっぱらキャンプ場の施設内にてインスペクションが行われます。荷物などを控室に置いたら着席。すでに会話されている方々も。インスぺクション前からInstagramでメッセージのやり取りをされていると打ち解けやすいのかもしれません。
この大会を取り仕切る稲葉さんから「みんな緊張しすぎだよ。もっと話してみたらいいんじゃない?」と促され、段々と会場の空気が温まってくると、名刺交換があちらでもこちらでも催されるようになりました。
が、ですよ。私は名刺の必要な人生を歩んできておらず、放置して死んだサイトの名刺(しかも大量に余っている)しか持っていません。名刺交換なんて絶対に「何されてるんですか?」がお決まりじゃないですか。自分が何者なのかを明かすのが名刺交換なのに、
「乳癌の治療に明け暮れておりましたので、ここ最近は細々とライター、タロットやデザインなどもご依頼があればやらせていただいていて…えーっと他にも…」
自分って何者なんだろう…って自分が一番わかっていない訳です。←え
なので、スポンサーさんとの名刺交換はおろか、ファイナリストの方々にも自分からは行けるわけがなくて。そもそも幼い頃からひとりで、ぽつーんとしててもまぁまぁ平気なタイプなんで、(まぁいいやしょうがない)と、ひとりでぽつんを決め込みました。←え
でも、今振り返ると絶対にそれを乗り越えてでも自分からご挨拶させていただいた方がよかったなと絶賛大後悔中です。だって、こんなチャンス滅多にない訳です。自分の知らない世界を知っている方々と繋がれるって貴重じゃないですか。普段の自分を乗り越えてでも、恥を忍んででも行くべきなんですよ。それをすんなりと出来ちゃうファイナリストの方々の方が俄然多くて驚きました。だからこそ、その方の歩むその道で輝いているんだろうなと思います。積極性はプライスレス。
母が昔から私によく言う「挨拶はしたもの勝ち」という意味が、今はわかります。何故、当日の朝送り出すときにそれを言ってくれなかったんだ…。
「嫌になったらすぐに逃げてきな!」と言われました笑
ちなみにお付き合いしている彼も同じく「嫌になったら帰ってくればいいんだよメグちゃん。」みたいなスタンスで。私のバックに控えている人々がこんな感じなので「逃げないし!」「帰るとか!」みたいに突っ込みはするものの、私が私らしく気負わずに楽でいられるんだと思います。感謝。
近くの席の方々と当たり障りのないお話をさせてはいただいたものの、ぽつんを決め込み、1stインスペクション開幕です。運営の方々の紹介やFUJIYAMA大会の説明を聞きながら、
(私がここにいる意味…)
そんなことばかり頭でグルグルしていたので、聞いちゃいない訳です。自分だけが浮いているような、この場にふさわしくないような。そんな気持ちでいっぱいでした。ファイナリストの方々がキラッキラしてて、眩しすぎて成功者にしか見えません。
で、ですよ、大会出場者であるOGであり運営の方々はもっとキラッキラしてるんです。覚悟してください。で、みなさん口を揃えて「BJ最高!」って言います。みなさんの口から、” 絆 ” とか ” チャンス ” とかたくさん聞きました。だけど、やる気の抜け殻みたいな私には全然染みないんです。今こうして、これに関わってるってことは、BJでも仕事でも成功してるから最高って思えるんではないのか?みたいな。出た。ヤマムラの特技、” 疑いの眼差し ” です。
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ちなみに、私は、BJをディスろうとしてる訳じゃないのでまだ投げ出さないで読んでみてください。
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OGの方々の大会説明を聞いていたら、思ったより出来るかも?と思いました。出来ないことは無理してやらなくていいっていうスタンスで、やさしかったんです。同じBJでもFUJIYAMA大会は他の地方大会と違うんだって、何度も耳にしたんですけど、でもそれがなんなのか、何が違うんだよって思ってたんですけど、なんか多分違うんです。なんかね。
あまり競わせないみたいな印象と言えばいいのか…
私、こういう類のコンテストに出たことがないので比べようはありませんが、何かが違います。
DAY1-2: 迷走した自己紹介とぽつん脱却
聞いているようで聞いていない、そこに座っているだけの人状態でもインスペクションは進行していきます。自己紹介コーナーがあることは知っていましたが、自己紹介が始まっても、どこか私は部外者意識。
「静岡から来た山村愛です。よろしくお願いします。」
で、終わると思っていたんですよ。そしたら全く違う訳です。" この大会に参加するきっかけ ” とか 、” この大会を通して何を伝えたいか ” とか、” 今どんなことをどんな思いでやっているか ” 等も話すらしく、自己紹介じゃないやんスピーチやん…って、心の中で250回くらい突っ込みました。人前で何かを話すなんてもう逃げた過ぎてたまりません。
文章なら何回でも書き直せるし、時間もかけられるし、編集すればあったことを無かったことにすることもできるけど、スピーチはそんな訳にはいかないじゃないですか。文章は得意だけどスピーチなんて大嫌いなんですよ。
後ろ向き過ぎる私とは裏腹に、自己紹介は次々と進んでいきます。スピーチを聞くたびに心折れるっていうか。この世には高い志しか存在しないのかもしれないと思いました。何を言おうか…ちょろちょろとノートに書いてみたものの一切まとまりません。このまま自分の番になったらマズイ。そのまま自分の順番になりました。←え
昔から緊張しぃだし、声震えちゃうし、迷走しちゃうし、何て思われるんだろうとか。会葬礼状の選考に落ちた原因も話し方とかそっち系のことで、まだ傷が乾き切ってないうちにスピーチしろとかもう罰ゲームかよって。
で、前に出てマイクを持つと、50人くらいの方々が目に入ってきました。この人数で怯んでたら本番なんてまぁまず無理です。大会当日は、もっと大勢の方とかカメラの前で、しかもステージで話すわけです。でも、もうこの小規模でプリズンブレイクしたい気持ちMAX。緊張の中、とりとめのない話をダラダラと。構成も考えてないんだからしょうがない。結果、ボロボロだったんですけど、席に戻ったら隣の方から「良かった。」と言ってもらったんです。
…あれ?
緊張しすぎて周りが見えていなかったけど、私の横に座っていたキラッキラのお二人は、スピーチが終わる度に小さな声で「すごいね。」とか「いい話。」とか、感想を言っていたんです。
…あれ?
休憩の時に感動したって声をかけてくださる方とか、Instagramでメッセージくださった方とか、なんかみんなやさしいんです。褒めてくれるんです。
…あれ?
なんかキラキラした方々のイメージと全然違うような…?
大会ってギスギスしたライバルなのかなと思ったのに、自己肯定感上がる一方な集団の中に私いないか?
そんなことを少しずつ思うようになりました。
そして迎えたお昼休み、私には一緒にお昼食べようって言ってくれる仲間が出来ていたんです。で、杖をついている私に、「お昼、持ってくよ。」って。私、手ぶらでケータリングの来ている場所まで付いて行っただけだったんです。BJでキラキラしてる人たちのあたたかさを知りました。みんなで食べるごはんって、こんなにおいしいんだって知りました。
DAY1-3: 公式ガイドブック撮影
FUJIYAMA大会の1stインスペクションでは、地方大会ごとに発行される公式ガイドブックの撮影も兼ねています。2022年のFUJIYAMA大会では、各自がテーマカラーを決めて撮影すると事前に通達がありました。なので、1stインスペクションの日までに自分で決めたテーマカラーの衣装と、テーマカラー縛りのメイク(アイシャドウ)等を考えて臨む必要があるんです。悩まし案件です。
メイクはメイクさんにお願いすることもできるので丸投げするとして、それでもどんなメイクにするか等は自分で考えて臨まなければなりません。
自己プロデュース能力が問われているような気がします。自分って何なんだろう、自分の持つ世界観ってどんなだろう、Beauty Japanに参加して自分と向き合う時間が多くなりました。というか向き合わざるを得ない状況がBeauty Japanです。
撮影はインスペクションと同時進行で進んでいきます。自分の番を待ちながら席に座って話を聞いているみたいなイメージ。まだかなまだかなと撮影の進行具合を気にしているうちに、舞台監督のイナオカさんのお話になりました。
めっちゃ圧かけてくるやん…
てくらい、圧しか感じなくて、なんかちょっと体調悪くなってきたかも…レベルです。
あのさって。実際やらなきゃならないことはあるし、比べられるし、真面目に取り組むように的なことを聞かされます。
もう、ちょっとゲロ吐きそうだったんですよ。男の人から圧とか恐怖しかないわけです。1時間くらい説教されてる気持ちにしかならなかったわけです。淡々と事実を説明しているだけで、怒っているわけではないと思うんです。とは言っても、もうこちらには逃げたい気持ちしかありません。
だから、イナオカさんに近づかないでおこうと誓いました←え
でもですね、メイクに呼ばれたら、私が近づかないと固く誓ったイナオカさんが居たんですよ(舞台監督で、この日は動画記録係だから居て当たり前)。やべーお腹下しちゃうって思ったんですけど、撮影逃亡なんて出来ないからやるしかない。
したらイナオカさんが、メイクさんに私のメイク指示出したんです。もっとこうした方がいいって。もうメイク終わってたにもかかわらず、メイクさんは快く直してくれて。カメラマンさんは激褒めしながら再び撮影してくれて。結局、私の思い描いて臨んだ第1形態からメイクを変えた第2形態へ。
したらイナオカさん再び。もっとこうした方がいいって。もうその提案がぶっ飛んでて。私がやりたいとかそんなのでもないんですよ。でも、お腹壊すより従った方が身のためじゃないですか。第2形態から第3形態へ変貌を遂げました。
そしたらメイクさんもカメラマンさんも見てた周りの方も、みなさん第3形態を気に入ってくれてたんです。撮影が終わってブースから出ようとしたら
イナオカさんが手を差し伸べてくれました。杖が近くになかったので、その手に支えてもらってそこから出たんですけど、その時に思ったんです。
イナオカさんは絶対にやさしい人だって。
そしたらさっきの深海並みの圧も、そうは言っても現実問題としてこうなんだよって、ちゃんと伝えておくことって絶対に必要で。ほんわか伝えたって伝わらないから指揮官みたいな人が絶対に必要で。それがイナオカさんなんだって思いました。で、あの圧もどれだけこのFUJIYAMA大会を真剣に考えて、より良くしようと思っているか、そこから来ているんだなって思いました。
運営の方に個人的に質問した時も、「質問してくれてありがとうございます。」って言われるんですよ。どうしてこんなにBJのために、こんなに大変なこと出来るんだろうって。
去年ステージでキラッキラしてた側のOGの方々が、裏方として何故やろうって思えるんだろうってわかりませんでした。その日ずっと運営の方々のこと見てたんです。みんな、楽しそうなんです。なんかこんなのって本気で好きじゃないと出来ないよなって。面倒くさがりな私なら、まっぴらやでみたいなことも、みなさん進んで笑顔でやってるんです。何かがあるんだろうなって思いました。
1stインスペクション1日目、あんなに行きたくないと思っていて、絶対友達も出来ないし、やることやって終わったらすぐ帰ると言って出掛けた私が
帰宅して、彼や母から「どうだった?」と聞かれた時、
「仲良くしてくれる人が出来て、お昼もひとりじゃなくて、メイクもすごく褒められて、みんなすごくやさしかった。行ってよかった。」
って言っていました。インスペクション中は土砂降りだったのに、帰宅した時にはとてつもなく美しい夕焼けで。その日の私の心模様とリンクしたような空の下で、明日を楽しみに待つ私と出会いました。
*
この1stインスペクションの記事は、2日間のことを1つの記事にギュッとまとめたかったんですが、もう限界ですね。書く方も読む方も。ということで、まさかの2記事に渡ってお送りさせていただきます。
私が参加させていただくことになった「Beauty Japan FUJIYAMA大会」についての詳細は、前回の記事に詳しく書いたのでそちらを読んでみてください。
次も長いんじゃなかろうか・・・書けるかな。書きますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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