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【Beauty Japan FUJIYAMA】スピーチ原稿とプレゼン原稿を完成させた話

こんにちは。読む人 山村 愛(やまむら めぐみ)です。
今回は、Beauty Japan FUJIYAMA大会用のスピーチ原稿とプレゼン原稿を遂に書き上げたお話です。後回しに次ぐ後回しにしてきましたが、もう逃げるわけにはいきません。私がスピーチとプレゼンをどのように捉え、どのような思いを込めて完成まで漕ぎつけたのかを綴っていきます。

プレゼン説明会なるもの開催

スピーチとプレゼンの住み分けすらも
全くわからないところからのスタートです

2022年7月21日(木)にプレゼン説明会なるものが開催されるという事前アナウンスがありました。

じゃあ、それまでは手を付けなくていいなと。←え
まだゆっくりしていられるなと。←え
余裕やな。←え

そんな感じでくつろいで過ごしておりました。
と、言ってもですよ?
ファイナリストというのはスポンサー企業様へのご挨拶回りをしている方も多くいらっしゃいますし、スポンサー企業様の宣伝も毎日のようにInstagramにて発信し続けているんです。くつろぎとは程遠い日々…(遠い目)。
手探り状態で私も発信するわけですが、そんなことやったこともないので何が正解なんだかわからない中、取り組んでいます(2022年8月25日時点では本番近すぎて、最早廃業状態)。

ただ単にスピーチとプレゼンのことを考えなくていい日を先延ばしにしているだけですが、説明会で全貌を知ってから作成開始する方が無駄はないだろうと思っていたことも事実。

そして開催されたプレゼン説明会では、あのイナオカさんが ” プレゼンたるや ” を事細かに淡々と説明してくれました。多分あの内容って、お金払って聞くレベルなんじゃないかなと思います。スライド総数80枚以上ですよ。ゾッとします。絶対に時間ないはずなのに、いつ作るんですか…。怪談話より怖いですよ。絶対真面目で、それ故の厳しさを持ち合わせたのがイナオカさんなんだと、この説明会に参加していて確信しました。

私からのプレゼントとは
私は何をプレゼント出来るのか
自分と向き合うきっかけになりました

私は何か特別な、とっておきのものを持ってBeauty Japanに参加しているわけではありません。サロンも持ってないですし、あ、でも8月から遂に夢だった会葬礼状ライターとしてデビューさせていただくことが出来ました。うれしくてたまらなくて泣きました。でも、生きていくには到底足りない仕事量。なので、ヤマムラそれじゃ生きていけないじゃんと周りから言われています(実際その通り)。
そんな私が、みなさんの前でスピーチとプレゼンをするのですが、私には披露するデータもなければ実績もない。社会をどうしたいとかこうしたいとかそんなのもない。なので、イナオカさんが授けてくださったプレゼン作成におけるスキルやアドバイスが全然活かせないなと思いながら聞いていました。

しかもですよ、この説明会では、過去の大会の経験をもとに的確なアドバイスをしてくれてるわけです。なのに、実際のBeauty Japanのステージなんて知りもしない私が、大会本番ではイナオカさんのアドバイスをフルシカトします。←え
反逆者なのかもしれません。そして、私はアドバイスをフルシカトする癖に、イナオカさんにはフルシカトされたくない、されてもフルは嫌だからシカトくらいに止めておいてくれやしないかなんて思っているワガママっぷりです。

■ 音楽は相当な理由がない限りは使わない方が良い
■ 目を惹かせてなんぼ。なんとなく多分ドレス推奨(決まりはない)
■ 数字やデータを見せると効果的
■ フォント、文字数、使用色など、プレゼン原稿の見やすさへの配慮

イナオカさん伝授

これら、伝授されたアドバイスの一部ですが、1つも採用しません。←え
こんなに有難いアドバイスをガン無視する私のスピーチやプレゼン聞いてくれる人、どこかにいますかね…脇汗
FUJIYAMA大会当日、私の関係者は誰一人として見に来ません。完全にアウェーです。

でも、私の中のプレゼンのイメージがもう最初からコレって決まってしまっているので、意を決してステージに立つのであれば、自分の心のYESを取った方が絶対に良いわけです。イナオカさんが責任を取ってくれるわけではありません。

でもひとつだけ、ひとつって、そういう失礼な意味じゃないんですけど、イナオカさんの仰った忘れられない言葉がありました。

「プレゼンは、聞いている人に何かをプレゼントしなければ意味がない。」

イナオカさん語録

この言葉に、救われることになります。

スピーチ原稿完成まで

私に出来るプレゼントとは
時間はあるようでない
スピーチもプレゼンも人生も

FUJIYAMA大会のファイナリストそれぞれに与えられたスピーチの時間は90秒。90秒は平等に与えられる時間です。スピーチは必ず披露できます。

でもだからって、スピーチとプレゼンをどう分けたらいいのかもわかりません、関連性を持たせて繋げるべきなのか云々。スピーチなんてしたこともないですし、プレゼンだってしたこともありません。

説明会の最後に質問を受けてくれたイナオカさんに聞いてみたところ、分けて考えて良いと言われました。スピーチを100%で仕上げて披露しない限りプレゼンに進める可能性は低くなる(そりゃそうだ)。関連性を持たせてもいいけどね、と。

もし私が、「この続きはプレゼンで…」なんて匂わせてスピーチを終えてプレゼンに進めなかった場合、私のスピーチって不完全燃焼っていうか、中途半端に終わるってことで。プレゼンありきのスピーチにしない方が良いかなと思いました。あくまでも私はですよ。スピーチは100%、完結させて終わらせる。そう決めました。

90秒って長く感じるかもしれませんが、あっという間です。ネットで検索すると、90秒は450字程度って出てきますけど、そんなのって「神かよ!」と、突っ込みたくなるレベル。私の話し方だと、90秒で話せるのは360~370文字程度です。400文字も無理無理絶対に言い終われません。
ってことは、スピーチで伝えられることって原稿用紙1枚分もないんですよ。無駄なこと言っている時間なんてどこにも存在しないわけです。

頭をひねりながら原稿用紙1枚にも満たないスピーチにどれだけ時間をかけたのかわかりません。書き上げたらひたすら読んで、時間を計って、読んで計っての繰り返し。そこから余計な言葉を削除していく地道な作業を行いました。気の遠くなるくらい。そしてやっと完成した時、半端ない達成感と開放感の後に、本当、信じられないんですけど

「プレゼンは、聞いている人に何かをプレゼントしなければ意味がない。」

あの言葉が聞こえてきたんです。

(...え?)

一巻の終わりです。

(私はこのプレゼンを聞いてくれた方に何をプレゼント出来るんだろう…)

結果、何もプレゼントできないという答えに辿り着きました。悲

(え…?私、作り直すの?いやいやいやいや…これどんだけ時間かかったと思ってんの?同じ時間かけられる?無理無理無理書けない。書けるわけないやん…)

そう思いながらも、頭ではもう次の原稿を考えている自分と出会いました。

私がプレゼント出来ることって、私の経験したことでしかないですけど、せっかくみなさんにお話を聞いていただくのだから、聞いてよかったなというプレゼントを渡したいんです。

ちなみに絶対書けないと思った、振り出しに戻したスピーチ原稿ですが、なんと、ものの数十分で完成しました。すらすらと言葉が出てきたっていうんですかね。最初のは頭で考えて書いたからうまくいかなかったんですけど、新しい原稿は心で書いているような気がしました。なので新たに書き上げた原稿が絶対的に正解です。書き直して本当に良かった。

ちなみに、私は文字数制限のある文章をよく書くのですが、PCなら「Googleドキュメント」、スマートフォンなら「文字数カウントメモ」という文字数表示が出来るアプリを使っています。とても便利。

そして、私は原稿を持ってステージに上がるのではないのかなと思っています。原稿は暗記済みなんですけど、なんせビビリです。見る見ないは別として、持っていることへの安心感って大きいと思うんです。私のカンニングペーパーは、飲食店でメニューを見るときのアレです。名前も付けてもらいました。” いつでもどこでもカンペホルダー ” だそうです。

ファイナリストの方の中には、小道具に貼るって方もいらっしゃいます。正解はどこにもない。自分のスタイルで良い。それが、Beauty Japanです。

プレゼン原稿完成まで

私の言葉が誰かの心に響いたら
9月2日まで生きてきた意味がある

プレゼンで与えられる時間は3分間。FUJIYAMA大会では、ファイナリスト31名中13名がプレゼンに進めることになっています。プレゼンが出来るのは全員ではありません。プレゼンが出来るかどうか、わかるのは大会当日。よって、プレゼンは全員用意する必要があります。どんなに時間とお金をかけたとしても披露できない、という可能性もあるんです。だったら絶対にプレゼンまで進みたい。

私の伝えたいことは、Beauty Japan FUJIYAMAに参加することになった時から一貫して変わりません。そして、私の伝えたいことはプレゼンでお話しすると決めていました。だからどうしてもプレゼンに進みたいんです。

3分って聞くと長く感じますが、90秒の倍なだけ。つまり、私の話すスピードで換算すると原稿用紙2枚以下なんです。そう考えると、プレゼンという名前がついてはいるものの、お伝えできることって本当に少ないなと思います。

私がここで毎回つらつらと数千字書いていることを思うと、この記事って本当に無駄しかないなと感じてくるレベルです。苦笑
プレゼンの3分間に私の思いを込めて、聞いてくださる方にスピーチとは別にもうひとつ、何かプレゼントしようと思って心を込めて書きました。

プレゼンの際は、自分の後ろにある巨大なスクリーンに資料や動画などを流せるんですね。私は動画なんですけど、私の歩んできた人生に思いを馳せながら、3分間楽しんでいただけたらと思っています。動画に集中して私の話なんも聞いてなかったなんて方が続出したらちょっと泣きますけど、私の話も聞いてください。笑

ちなみに、ファイナリストの方の中には、他の地方大会に出向いてスピーチやプレゼンが実際どんな感じで行われているのか視察したり、Beauty Japan FUJIYAMAの情報共有のためのFacebookグループで参考動画がシェアされたことがあったり、最近では本番が近づいてきたのでファイナリスト同士でzoomを利用した練習会も開催されていますが、未だに私は誰のスピーチもプレゼンも一度も聞いたことがありません。←え
それで大丈夫なのかは知りません。←え
何が正解なのか、自分のスピーチやプレゼンが果たしてBeauty Japanのコンセプトに合っているのかどうなのかも一切知りません。←え

合っているのかどうなのかわからな過ぎて運営のエリさんにだけは原稿チェックしていただきました。感謝です。

でも私は、最初から何を伝えるのか決めていたし、それ以外にはないのだから、私の伝えたいことを私の言葉に乗せてお話しするだけです。

私の90秒、私の3分とは

FUJIYAMA大会でお会いしましょう
2022年9月2日 Beauty Japan FUJIYAMA大会で
みなさまにお会いできることを楽しみにしています

私に与えられたのは90秒、そしてもしかすると、プレゼンの3分もいただけるのかもしれません。FUJIYAMA大会ではどうやら200人以上の方々の前でお話をさせていただくようです。腹痛も良いところ。でも私は、90秒と3分とは考えていません。

単純計算して200人の方、お1人ずつの90秒をいただくんです。
90秒×200人=18000秒
18000秒=5時間
私はみなさんの5時間をいただくことが既に決まっています。

人生って時間で、時間って命です。
5時間分の命が私に与えられるって責任重大です。
絶対に何かを渡さないといけません。みなさんの命を無駄には出来ないからです。

じゃあ、プレゼンまで進んだらどうなるかというと
3分×200人=600分
600分=10時間

スピーチ5時間+プレゼン10時間=15時間
の命をいただくことになります。
もしかしたら、当日会場にいるスタッフさんだって耳を傾けてくださるかもしれません。運営の方々だって聞いてくれるはずです。ファイナリストの方々だって聞いてくれるのかも。もうそしたら、単純計算以上のみなさんの莫大な命が私に注がれるわけです。

だから私は真剣に、どうしても聞いていただきたいお話をみなさんの前で、腹の弱さと緊張を乗り越えてお話しします。もう大会まで1週間程度らしいです。白目。毎日練習しています。本気で。

なので、どうか私の話に耳を傾けてください。

私が参加させていただいている Beauty Japan FUJIYAMA大会について詳しく書いた記事、「Beauty Japan FUJIYAMA に参加することになった話」は、こちらから。
お読みいただけるとうれしいです。

Beauty Japanに参加させていただいて良かった。今は素直にそう思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではでは、また次の記事で。

山村 愛


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