大好きな人に「大好き」って伝えること
最近のテーマ。
これもロバートさんの講座での気付き。
NVCで過去を振り返っていると、よく「素敵だなって思える女の子に近づけない」というパターンが出てくる。恋愛っぽく聞こえるかもしれないけど、この場合は「かわいくて明るい憧れのあの子と友達になりたいけど、自分がみすぼらしくて絶対釣り合わないから、近づけない」ということ。
小学生あるあるかもしれないが、クラスに1人はいる、明るくて楽しい人気者のあの子。その子と友達になりたいけど、ファッションも、家庭環境も違い過ぎて、引け目を感じてしまう。
中学・高校でも、友達になりたい素敵な子はたくさんいたけど、どうしても「〜さん」付けから抜け出せない。週末どこか遊びに行こう!と切り出せない。
女子校だったので、女子特有のグループ意識を感じてたのかもしれないが、
それよりも、「本当の自分を知ったら嫌われてしまう」とか「一緒に遊びに行けるような洋服を持っていない」とか、自分を守るための防衛反応だったと思う。
好きな人やものに、素直に「好き!」と言えないこと。それが自分の中の苦しみ。
大学生になってもそうだった。基本的に自分からはアプローチしない。いつしか「氷の女王」と呼ばれた(笑)
どうしても気持ちを伝えたいときは、たくさん防衛線をはって、「嫌な顔をされたら」「嫌われたら」のために備えておく。
でも大人になって、学校や職場というグループを離れ、個人対個人で出会う人たちに、素敵な言葉をかけてもらえるようになった。
というか、そういった言葉はずっともらっていたのかもしれない。
でも「そんなはずはない」「それはお世辞」とか「自分にはその言葉を受け取る価値がない」と殻にこもって、きちんと受け取って来なかった。
ただようやくそういった言葉を素直に受け取れるようになってきただけのかもしれない。
その人たちも、勇気を持って自分の意思を表明してくれている、ということに対して共感できるようになったのかもしれない。
それでもまだまだ壁は高い。
もし心を許しても、その後離れて行ったら?それが恐い。
あとは、「大切な人を大切にする自信がない」ということ。
多分その2つは、育ってきた環境の中で私が作り上げた、本当は無いはずの恐れ。
それにきちんと向き合うのには、まだ時間がかかりそう。
いつか、その奥にある「憧れ」が見つかることを願って。