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家事外注しようか迷っているけど、外食やお惣菜でなんとかなるかなぁって迷っているあなたへ~料理外注サービスを12種類試した我が家の記録⑥~

料理外注してみたいけれど、

「スーパーでお惣菜買ったら何とかなるしなぁ~」
「外食したら何とかなりそうだしなぁ~」
「料理好きだしストレス解消になるから、料理してもいいしなぁ~」

と迷っている、そこのあなた。

今日は、そんなあなたへ向けたnoteです。

<3ヶ月以上かけて12種類の料理外注サービスを試した我が家の記録>
料理外注を始めたきっかけ
サービスのサマリー(前編)
③サービスのサマリー(後編)
④価格×内容量/おいしさ/お手軽度ランキング
⑤最終我が家でどうしているか(このnote)
⑥Q&A(このnote)


◆ざっくり我が家の属性◆

まず我が家の属性。
【仕事について】
夫婦ともに仕事好き。
私は産後3ヶ月でフルタイム復帰したほど。
つまり、基本的には仕事にエネルギーを注ぎたい。
(=家事にエネルギーを注ぎたくない。)

【働き方について】 ※ これを試した当時
私:ほぼフル出勤
夫:2割出勤・8割自宅でテレワーク

【料理分担】 ※お試しする前
私:日~水曜日のご飯(週4日)
夫:木~土曜日のご飯(週3日)

この分担についても、結婚して以来、ほんっとうに色々紆余曲折がありました!
分担についてはここで書くと長くなるので省略します。

ここからは、Q&A方式でいきましょう。


Q. 別に料理外注しなくても、スーパーでお惣菜買えばいいじゃん!

A. アリはアリなのですが、我が家には向きませんでした。

理由は3つ。
・毎回、お惣菜何を買うのか考える(=献立を考える)のが面倒
・お惣菜の頻度が増えると味に飽きる
・子連れスーパーは決して楽ではない


もともと曜日によって料理当番を分けていた我が家。
別に「手作り」にこだわっていたわけじゃないんです。
ちゃんと家族3人分の料理が準備されていればいい、という基準です。
それは買ってきたお惣菜でもいいし、冷凍食品でもいいし、なんでもいい。

でもね、自分1人ならいいんですけど、家族の料理ってなると栄養や好き嫌いを考えちゃうんですよ。夫は納豆ぐらいしか嫌いなものないし、私も好き嫌い全くないのですが、娘がなかなか…

何より、自分のためなら料理作れないけど、家族のためなら料理作りたいなって思う性格でして。別に自分の手料理が格別美味しいとは思わないんだけど、毎回お惣菜って飽きちゃう。

で何より一番の問題は。
お惣菜であっても「献立を考える」という家事からは逃れられないのですよ!!!

料理の何が大変かは人によると思う。
・献立を考えるのが大変
・買い出しに行くのが大変
・作るのが大変
・後片付けをするのが大変

ざっくり分けるとこの4種類でしょうか。

私が一番大変だと思っていたのは「献立を考えること」でした。
だから、「テキトーにスーパーでお惣菜買ってくればいいじゃん!」っと言われても、そのお惣菜何を買うのかを考えるのが大変なんですよ。

「昨日はこれ食べたからかぶらないようにしよう」
「これは美味しそうだけど、ちょっと値段が高いな」
「これは安いけど、あんまり美味しそうじゃないか」
「これとこれの組み合わせだと変だから、副菜はこっちにするか」
などなど、スーパーでお惣菜を買うにも、こういうことを考えるじゃないですか。

それがめんどくさいんですYO!!!
気付いたらスーパーに20分もいるんですYO!!!
献立を考えるだけでね。

電車の中で献立を考えて、決めてからスーパーへ行く、ということもやっていました。時間をはかってみると、日々の献立考えるだけで10分以上かかることが判明し、げんなりしました。

あと、子連れでスーパーは行きづらい。
特に歩き始めた1歳~イヤイヤ期が終わる3歳ぐらいまでの間は超ハードル高いです。

大人ならスーパーまで往復5分、買い物10分の合計15分ですむところを、
子連れなら往復1時間、買い物1時間の合計2時間かかる、なんてことも多々あります。

スーパーへ一直線で行けることなんて奇跡的。
道にあるお花を愛でたり、虫さんとこんにちはするなんて可愛いもの。
やっぱり公園へ行って遊びたいと言われたり、途中にあるコンビニに入りたがって結局入ったりすることも。

スーパーへ着いたら着いたで、
お菓子買って攻撃をかわし、イヤだイヤだと泣いて寝そべっている子どもを説得し、、、めちゃくちゃ大変です。

スマホを落としただけなのに、ならぬ、
お惣菜を買いたいだけなのに。
15分が2時間ですよ!

平日夜のどこにそんな時間があると!?
それが出来るのは、休日の日中だけです。

あと、お惣菜って飽きません?
我が家はけっこう早い段階で飽きてきました。

お惣菜何を買うか考えるのが楽しい&お惣菜飽きないって人は、スーパーのお惣菜パターンでいいと思います。


Q. 別に料理外注しなくても、料理できない日は外食すればいいじゃん!

A. 子どもが小さい(幼児まで)うちは、外食=楽では、全くありません!!

分かります、この質問。
子どもが生まれるまで、私もそう思っていたから。

子どもが生まれる前、我が家の料理分担は、こんな感じでした。

私:月~水曜日のご飯(週3日)
夫:木、金曜日のご飯(週2日)

お互いちょっと多めに作るので、余るんですよね。そうすると土日も賄える。ってか、産前の土日は、旅行だったり飲みに行ってたりで、家でご飯を食べることがあまりなかったことも大きいです。
もし土日のご飯がなくても、外食すればいいじゃん、で終わりました。美味しいお店開拓にもなるし、料理せずにすむし、一石二鳥!


でも、子どもがいると、外食=楽では全くありません。
子どもが2-3歳ぐらいまでは、まず子どものご飯何食べる問題があります。

0歳-1歳:母乳やミルクで授乳するにも、そのお店に授乳できるスペースがあるのか?ミルクって簡単に持っていけないよ?

1-3歳:だいたいのお店は離乳食がないので(当たり前)、持ち込みOKのお店を探すのか?そもそも、子どもの食事補助で、大人のうち1人は必ず子どもにかかりっきりになるけれど?大人が自分のご飯を食べる余裕はないですよ?

実際、子どもが1歳半の時、家族3人で外食ランチをしたことがあるのですが…
夫婦で運ばれる料理の時間をずらしてもらうことから始めました。

まず私が料理をササっと食べる。
その間夫は子どもの食事(持ち込み離乳食)補助。
次に夫が料理を食べる。
交代で私は子どもの食事補助。

デザートが出てくる頃には、子どもはもう食事に飽きておりお散歩に連れ出す。夫婦で交代。デザートはお互い1人で食べました。
家族3人で食事!って感じではなかったですね。

4歳ぐらいになると、子どもから目を離せないのは変わらないものの、大人も一緒に食べることは出来ます。「ゆっくり食事を楽しむ」までは無理でも「とりあえず子どもと同じタイミングで食べる」ことは出来ます。


が……平日夜に外食って時間が全然あわないんですよ。
保育園お迎え行って、子どもの寝る時間を考慮すると、少しでも早くお風呂&晩ご飯をすませたいんですよね。

でも、子どもはもちろん、「公園行きたい!」ってなって公園へ行ったり、寝る前に「ご本読みたい!」ってなって、1冊30分以上かけて(当時娘がハマっているのはかいけつゾロリシリーズ)本を読んだりする生き物です。

たまにならいいけれど、毎日夜寝るのが遅くなるのは避けたい。
となると、平日夜の外食はハマらない。

上記の理由で、「今日は料理面倒だから、外食しちゃお!」という選択肢にはなりづらいんですよね。

あと金銭面
家族3人外食したら、ファミレスでも3,000円は軽く超えます。たまにならいいけれど、毎回これはキツイ。
1回3,500円×30日=105,000円
そう、毎回ファミレスだったとしても、晩ご飯だけで1ヶ月10万円超えてしまいます。
これとは別に、朝ごはんお昼ご飯代がかかりますし。
同じ10万円なら、ファミレスより美味しいコース料理食べたいやん。

決して、外食がベストな解にはならないのです。

Q. 料理好きなんだよね。ストレス解消になるし。だから料理外注しなくてもいいかな。

A. 趣味としての料理は好きだけど、家事としての料理は苦手なのです。

この質問、分かる分かるー!
私も料理、好きなんです。
だって、小学校6年生の時のクラブは家庭科部、中学の時も家庭科部、高校の時にいたっては料理部だったんですよ!

料理って科学みたいな面もあり、「この調味料をこれぐらい入れたらこういう味になるのか!」みたいな発見も大好きです。
ネットで美味しそうなレシピを見つけて(山本ゆりさんのファン)、土日にその料理を作ることも大好きです。
美味しい料理を自分で作れて、レパトリーが増えるのも大好きです。

でもね。
気付いたんです。


好きな料理って全部「趣味としての料理」なんですよ。

「趣味としての料理」とは、どういうものか。
「自分の時間の余裕や精神的余裕がある時」に、
「栄養やかかる時間やお金」は一旦横においておいて、
「後片付けのめんどくささ」も一旦横においといて、
美味しそうな料理、自分が作りたい料理を作る。

これが「趣味としての料理」です。
私は、この「趣味としての料理」が大好きです。


でも、料理には、「趣味としての料理」以外に、
「家事としての料理」があるのです。

「家事としての料理」はどういうものか。

「栄養・かかる時間・お金」も考えて、
「前後の日とのバランス」も考えて、
「後片付け」も考えて、
何よりこれらを
「自分の体調等に関わらず、出来る時だけじゃなくて出来ない時も、毎日毎食必ず用意」する。

これが、「家事としての料理」です。

「料理、作れる時だけ作るよ~」と言って、
週末だけ作ったり、仕事が忙しかったり他の予定があったら作らずにスキップできたりするのが、「趣味としての料理」です。

「今日は体調悪い…」「料理作る気分じゃない…」「仕事で遅くなった!時間がない…」「料理しようとしたけど、子どものイヤイヤに付き合っていたらそれどころではなくなった」という時も、どんな時でも作ったり用意しないといけないのが「家事としての料理」です。

我が家は、週の当番制でした。
もちろん、自身が当番の日でなくても、相手が大変そうな時は代わってお互い臨機応変に対応していました。が、それにも限度があるんですよ。
片方が仕事からまだ帰っていなくて、でも冷蔵庫には何もない。子連れでスーパーへ行くしかないけど、そんなことしてたら晩ご飯食べるの21時になるわよ…!みたいな場面があるのです。

だから我が家は、「家事としての料理」を手放してみようと思いました。

と言っても、別に自分たちで料理作る時間が全くないわけではありませんでした。なんとか回ってはいました。

なんとか回っていたからこそ、自分たちで出来るんだ、って思っていました。回っていたからこそ、料理外注を始めていませんでした。

でも。
回っていたと思っていたけれど。
それは、ギリギリの歯車でした。

何かあれば、すぐに回らなくなる歯車でした。

週末に予定が多めに入ったら。
家族の誰かが体調を崩したら。
少しでも仕事が忙しくなったら。
すぐに回らなくなっていました。



平日はほとんど時間がなかったので、土日につくりおきを作ることが多くて。貴重な土日を、買い出しや料理作ることに使うのな…毎週となるとな…と思いながらも、作っていました。
しかも食べたい料理、作りたい料理じゃなくて「4日分もたせること」を大前提とした分量の料理を作らなかきゃいけない。新しいレシピに挑戦する精神的余裕も時間的余裕もなく、レパートリーは決まっていました。

さらに。
夫婦お互い30代。これから仕事がもっと忙しくなる時期がくるかもしれません。そうなってからだと、外注を検討する余裕さえないと思ったのです。

時間的余裕も、精神的余裕も。
何かを検討して決断するには、それなりの労力がかかりますから。

だから、いくつかお試しして、いざ本当に使い時(家事が回らなくなった時)にすぐに使えるようにしておきたい。
そう思って、3ヶ月で12種類の外注サービスをお試しすることにしたのです。

料理外注サービスを試した結果、
「家事としての料理」を手放すことが出来、
料理を好きになることができました。


ということで料理外注を少しでも迷っている人は、まずは試してみることをオススメします!

我が家では、

・Oisixミールキット / 月2-3回
・つくりおき.jp / 3週間に1度
・ベネッセパレット / 月3-4日
(KIDS LINEで料理代行  / 最近はマッチできず動けていない)
(その他自炊 / 余裕のある時や料理したい時に)

の3種類の料理外注サービスを主に組み合わせていますが、どのサービスがいいかは人それぞれ。
この料理代行サービスの記事まとめを参考に、あなたにとってベストな料理代行サービスが見つけられるといいな~と思っています。

<3ヶ月以上かけて12種類の料理外注サービスを試した我が家の記録>
料理外注を始めたきっかけ
サービスのサマリー(前編)
③サービスのサマリー(後編)
④価格×内容量/おいしさ/お手軽度ランキング
⑤最終我が家でどうしているか(このnote)
⑥Q&A(このnote)

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