これを見ると経済が分かる!マーケットがよく注目している指数は?重要度★★★(星3つ!最重要指数)
前回の記事から読むと、
より理解が深まると思います!
アメリカの景気はどうなるのか?
景気指数が重要度★★(星2つ)だとしたら、
この指数は重要度★★★です。
そう、最も重要な指数、それは…
雇用統計!!!
雇用統計ってなぁに?
企業や政府機関に調査を行い、
失業率、非農業部門就業者数、
建設業就業者数、製造業就業者数、
小売業就業者数、金融機関就業者数、
週労働時間、平均時給などが発表されます。
漢字ばっかり!
はい!ここで他のページにいかないで!
分かりやすく説明するから!!
簡単に言うと、
失業率や、働いている人の数が発表される。
雇用統計は各国が発表しているのですが、
やっぱりアメリカの景気が
一番世界の経済に影響を与えるので、
アメリカの雇用統計が一番注目されています。
上記(漢字ばかりの項目)のように項目がいくつかあるんだけど、
特に重要なのがこの2つ。
「失業率」
「非農業部門就業者数」
そう、アメリカの
失業率と、就業者の数です。
なんで、この2つが注目されているかって?
FOMC(アメリカの日銀みたいなもん)の
金融政策の決定にも大きな影響を与えると
言われているのが、
「失業率」と「非農業部門就業者数」なんです。
1.じゃぁ、アメリカの9月の失業率は
どうだったの?
3.5%でした!
前月比0.2%プラス!
この数字、なんと50年ぶりの低水準!
つまり、50年ぶりのいい数値だったのです。
2.じゃぁ「非農業部門就業者数」は?
前月比13万6000人増!
良い感じ!
基本的に、
この2つの数字が良ければ、
アメリカの株は上がる傾向にあります。
今回も、雇用統計が発表された10月4日、
前日より372ドル上がりました。
ま、その前の10月1日に発表された
「景気指数」が悪すぎて、
10年ぶりの低水準で、
2日で840ドルも下げたので、
9月30日の水準を取り戻す、
まではいかなかったんですけどね。
詳しくは下記記事参照。
重要項目である雇用統計は、まぁまぁ良かった。
住宅販売も低金利下で順調。
でも、こうした好材料が
どこまでもちこたえられるかは不透明。
だって、米中貿易摩擦の動きが…ね…
ちなみに、雇用統計が発表されるのは、
毎月第一金曜日です。
時間は日本時間で夏は21時半、冬は22時半。
毎月第一金曜日、
雇用統計の、この2つの項目に注目してみて下さいね♪
ニュースで、新聞で、このワードが出てくるはずです。
そう、毎月のように。
「アメリカの雇用統計が…」
「アメリカの失業率が…」
「アメリカの非農業部門就業者数が…」
そんな時は、この記事を思い出してみてください♪
ということで、
マーケットがよく注目している指数は、
「失業率」
「非農業部門就業者数」でしたー!