緊急事態宣言がどのぐらい続くと不安?~社長100人アンケート~
今日はすごく短いので、「いつもは長くて最後まで読めないよ!」という方も、サラッと読んでみてください(笑)
緊急事態宣言が出てもうすぐ1ヶ月。外出自粛の結果、実体経済にかなり影響が出てきているなぁと感じる方も増えてきたのではないでしょうか。
そこで!社長100人に聞いてみた!というのがこちらです。4/7~4/9に実施、国内主要企業130社から回答してもらったものです。
◆「緊急事態宣言」の長期化による影響は?
<緊急事態宣言がどのぐらい続くと不安になるのか?>
1ヶ月 3.2%
2ヶ月 7.4%
3ヶ月 22.1%
4ヶ月 2.1%
5ヶ月 1.1%
6ヶ月 8.4%
7ヶ月~ 6.3%
1子以上 22.1%
不安なし 27.3%
「3ヶ月続くと事業に不安」と「不安なし」の割合が多いですね。意外な結果ではあります。
感染が収束しなければ延長される可能性もある緊急事態宣言。仮に緊急事態宣言が解除になったとしても「じゃぁ外出しよーう!友人に会おうー!ご飯食べに行こうー!」とは、ならないんじゃないかな。2mのソーシャルディスタンスは保たれたまま、外出自粛のまま、の世界が続きそうだと個人的には思っています。
問題は、いつ感染拡大が収束するか、というところ。
収束時期が見えないと、
「グローバルに感染が長期化するリスクは拭えない」
(塩野義製薬の手代木功社長)
という声もあります。
ここで、各社長の要望を見てみましょう。
<主な政府への要望>
「休業要請の対象業種が雇用を維持できるよう、売上高の約5割を補償」
(アサヒグループHD社長)
「将来も見据えて行政・教育・医療などのリモートサービスの拡充支援」
(富士通社長)
「治療薬やワクチンを早期に開発・市場投入できるよう規制を緩和」
(三井物産社長)
「コロナ収束後に国の産業政策として重要になる業種に重点的な支援」
(野村HDグループ社長)
そして、リモートワーク、在宅勤務は進んでいるのか、そのアンケート結果もあります。
<オフィスは在宅勤務か?>
原則在宅勤務 64.8%
一部在宅勤務 29.7%
全面的に休み 0.8%
一部を休み 4.7%
確かに、異業種の友人は半数以上在宅勤務なので、この結果も納得です。
5/6までの緊急事態宣言。はたして延期されるのか、それとも解除されるのか。どちらになっても、企業にとっても個人にとっても、ウイルスの感染拡大が収束しない限りは、長期戦になるでしょうね。
以上、社長100人アンケートの結果でした。
(今日の記事は、4/14日経新聞朝刊1面を参考に書きました。)
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