CO-MUSICATION REPORT VOL.10~HERO IS BACK~
“ASH DA HERO”再びHERO降臨!
前回の配信で出来上がったメロディに、リリックを付けるためASHさん再び登場です。
今回の放送に至るまでに、おふたりはLINEで『文通』をしながら歌詞を書いたそうです。
現在、サビ前までのワンコーラス分ぐらいは出来上がっているようで、今日はここから先を進めていきます。アレンジなども触りつつ、曲の全貌が見えてくるといいのかなという事で、
まずは前回の振り返りから…
と、ここでASHさん、
「仮タイトルは?」
「仮タイトルの話する?」
といいつつも発表となったタイトルは?
『Cinderella Guy』(仮)
“Boy”ではなく“Guy”
カッコつけてるけどかっこつかない感じ?!
ドライブ行くけどレンタカー。
男はいつでも可愛い女の子の前ではカッコつけたい、背伸びしてでも女の子にはいいとこ見せたいという男の心理。
だからレンタカーもいい車借りてるわけ、だけどナイトパックで借りてるから翌朝には車を返さないといけない。そう、時間の限度があるシンデレラのように……と話すおふたり。
そんなちょっと可愛らしい男の子を描いた曲。
そしてこの主人公の男の子にとっての魔法使いになれたら…
音楽で魔法をかけて、主人公の男の子をカッコよくしてやる!
カッコよくなってこんなデートしてみたいななんて、そんな風になったら、Cinderella Guyというタイトルが効いてきそうとASHさん。
では、再び夜の青山を出発。
ここからは、おふたりがCinderella Guyだった頃がちょっと想像できるような、楽しいリリックづくりの様子が続きますが、とても文章ではお伝えしきれないので、皆さまぜひサロンへどうぞ…
休憩を挟んで後半はアレンジもしていきます。
まずはベース。
レフティさん今回はシンセベースにするようです。シンベをレイヤーするみたいな、ただ打ち込みにするのがいいかなと…これ、レフティさんの中で今流行ってるらしいです。
▼ベースはこのソフトで打ち込んでいます。
▼そして次に出てきたのがボーカルシンセ、録った歌を加工していくソフトで、割と今のモダンミュージックでは主流だそうです。
▲更に、タウラーというシンセを使ってシンセベースを重ねていこうと思ったけど…やっぱり後でやるそうです。どうやらとても地味で配信には向かない作業みたいです。笑
▼そして次に来たのが、みんな大好き指ドラムタイム!
レフティさんが鍵盤を叩くと、画面に次々とドラムが打ち込まれていきます。
「指が見えな~い!」のリクエストに応え、カメラのアングルを変えてくれるレフティさん。
▼他にも録った音に奥行を出せるソフトとか、
歌を逆再生したものとか…次々と音を重ねていきます。
今まで何気なく聴いていた音楽、その中にあるちょっとした音たちは、このように様々なソフトを使いながら、地道な作業の上で重なり合い、ひとつの曲となって奏でられているということがよく分かります。
こうしてテンポよくアレンジをしていくレフティさんは、これまで時代もジャンルも国境も超えた数え切れないほどの音楽に触れてきて、それらひとつひとつの音はすべて脳内の引き出しに仕舞われ、それがいつでもアウトプットできる状態だからこそ、このスピード感溢れる作業に繋がっているのだなと、あらためてレフティさんの凄さを見たアレンジ作業でした。
そしていよいよASHさんのラップです!
レフティさんのアレンジ中に、ラップのリリックを考えていたASHさん……
すごい考えてくれてる~!!!
個人的には、ASHさんご自身のライブでやる、フリースタイルのラップが大好きですが、曲の中のラップは、こうして考え抜かれたラップなのだという事が今回分かってちょっと感動!
こちらも仕上がりが楽しみです。
▼途中でレフティさんからキャラメルヌガー入りのチョコレートを貰ったASHさん!
きっと最高のラップができるはず!
▼思わず手が伸びるたるとさん!
今回、所々で解説をしてくださったたるとさんは、レベルミュージックのクリエーターのおひとりで、様々なアーティストのマニピュレーターやサウンドエンジニアリングを請け負う、現在活躍中のクリエーターさんです。
こうして、あとは細かい部分のアレンジを加えるだけというところまで出来上がり、今日はここまで!
最終的にタイトル変わりそうな感じですが、とにかくお二人の曲を作っていくテンポやスピードに驚かされっ放しの約4時間でした。
目の前で見るみるうちに出来上がっていく曲はとても素敵で、この後のレコーディング、そして仕上がった曲を聴くのが楽しみです。
それにしてもこの配信、最高のボーナストラックですよね。
レフティさんのアルバムが出来上がった時に、サロンの皆さんは、きっとこの配信を思い出して、クスッと笑いながらこの曲を聴くことになるでしょう…
■宮田'レフティ'リョウpresents
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【文】CO-MUSICATION ROOM
キュレーター Megu