空手を2年続けるも試合で一度も勝てなかった男の子が県大会で3回戦まで進んだ話
こんにちは、めぐみです。
県大会などの試合結果報告が止まりません。
みんなちょっとしたアドバイスをするだけで試合で勝てるようになるので子どもの成長の早さにびっくりさせられています。
この記事を読んでくださっているあなたは、今こう思っていませんか?_
「道場の先生が上手い子ばかり教えてうちの子を教えてくれません」
「練習ではできていることが試合になるとできなくなってしまう」
「今の自主練を続けて本当に試合で勝てるようになるのかしら…」
空手の練習に自主練を毎日頑張っているのになかなか空手の試合で勝てるようにならない。
私の元には毎日悩んでいる方が相談にきてくださっています。
悩んでいるのはあなただけではないのです。
その方たちからお話を聞くと
「道場の先生は、お気に入りの子や上手い子ばかりに指導し、そうでもない生徒は自分たちで頑張ってねと親がなんとかしないといけないんですよ。
でも親の私も空手したことないし、子どもにどう教えたらいいのかわかりません」
お子さんに空手の技を教えるのって難しいですよね。
私の両親も空手未経験だったのであたなの気持ちもわかります。
ですが、こんなに指導をせず月謝だけ取って終わりの先生が多いということにも驚きました。
こういう話を聞くたびに私は思うんですよ。
早く私の元にきてくれだされば
今試合で勝てない子でも1勝させることは決して難しいことではないと。
どんな子でも伸ばせる自信はあります。
私がいつも言ってることなんですが
子どもたちが空手の試合で勝てないのは
お子さんの才能やセンス。
努力不足なんかじゃありません。
じゃあ
「どうすれば子どもを試合で勝たせることができるのか?」
「子どもに合った練習ってどうしたらいいの?」
という悩みは『知っているのか?知らないかの』なんですよね。
みんなはじめてのことは知らないんです。
知らなくて当然なので、知らないことが悪いと思う必要は全くありません。
むしろここから知っていければOKです!
前置きが長くなってしまいましたが
今日は、今年の4月後半からマンツーマン指導を始めた
小学校3年生の男の子の話をしようと思います。
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とある日私のLINEに
「空手を習い始めて二人とももうすぐ2年になります。息子は、練習中に気が散りやすく、先生から指導されてすぐに直すことは難しいようで、先生に怒られる事が多く、正直あまりしっかり指導されてないなと感じています。
空手経験のない素人の私から見ても基本の立ち方や突きができてないので、その状態で型を習っても、組み手の練習しても土台のないところに積見上げても変なクセがついてしまって、いつまでたっても上達しないし、試合で勝てるようにはならないと。
子供達も今のところやる気はあるので、かなり遅ればせながら家での自主練も始めてみたのですが、先生から具体的な自主練の方法も教えていただいていないので、どう練習させたら良いのかわからなくて今回思い切って相談してみようと思いました。」
とLINEが届きました。
このような相談は毎日届いています。
そのお母さんに、その子のレベルを知りたくて形の試合動画を送ってくださいとお願いしたんです。
そしたら、なんと.....
形間違いをしているじゃないですか!!
私は、びっくりしてお母さんに、
「息子さん形間違いしていますよ…」と
お母さん「え?そうなんですか??道場の先生に何も言われないので気づけませんでした...」
たまにいるんですよ。形を間違えて覚えている子って。
それを先生が直さないといけないんですが、見逃してしまっている先生も中にはいらっしゃいます。
だから、あなたもお子さんが形間違いをしていないかは確認してあげてくだしさい。
一生懸命練習していて形間違いで負けるって悔しいじゃないですか。
私も悔しくなってお母さんに提案したんです。
私「もし道場の先生が教えてくれないのであれば私に指導を任せていただけないでしょうか?」
お母さん「え??いいんですか...私の力ではどうすることもできなかったので、ぜひめぐ先生に教わりたいです」
私「はい!全然息子さん伸ばせますし、試合で勝てる選手になれるので心配しないでくださいね!」
お母さん「お願いします!本当、道場の先生にも見てもらえなし誰にも相談できないのでめぐ先生がいてくださると心強いです」
こんな感じのやり取りで、今年の4月後半からマンツーマン指導を開始しました。
毎日の自主練では、お母さんに子どもたちの練習動画を取ってもらい、その動画を私はみてフィードバックする。
私「〇〇の部分は、〇〇するともっと早くなるので〇〇をやってみてください」
お母さん「わかりました!!」
10分後...
お母さん「子どもたちに教えてみました!この動きどうですか?」
練習するスピード早すぎる!!
私「いいですね!〇〇の位置がちょっと高いので肩の高さにしてください」
お母さん「分かりました!教えてみます。」
こうやって毎日自主練のフィードバックを送る生活が始まった。
1週間目で基本をやり直し。
2週間目で形のカタチを整えていく。
すでに変な癖がついていたので何度も何度も言い続け、正しいファームを体に染み込ませていく。
練習してはフィードバックの繰り返し。
そして、
3週間目にしてようやく、基本が完成し、形を間違うことなく完璧に打てるようになった。
息子もできることがどんどん増えていくので
率先して自主練をするようになったとお母さん。
その男の子を見ていると子どもの成長って早いなと感じる毎日でした。
そこから、1ヶ月二人三脚で自主練に励み
5月14日(日曜日)の県大会を迎えた。
私は、試合で勝てると思っていたので
試合結果を待っていると....
なんとあの形間違いをし1回戦も勝てなかった男の子が
「県大会で3回戦まで進めました!!」と嬉しいLINEがお母さんから届きました。
シードだったんで2回戦からだったんですが、それでも3回戦に進めたのは凄いこと。
あと一歩でメダルだったんですが惜しかったです。
そのLINEをみた私は思わずやったーと、私が試合で勝つより嬉しかったです。
やっぱり伸ばせない子はいないと私の直感は当たっていました。
あのときお母さんが一歩踏み出し挑戦してくださったことは本当に感謝しています。
お母さんの決断・行動力で子どもたちの未来を変えることもできてします。
そこに空手経験や未経験は関係ありませんでした。
親御さんが子どもたちのために上手くなる環境を用意してあげられるのか?あげられないのか?だけなんです。
多くの子どもたちが試合で活躍している姿をみると
本当空手の先生していて幸せだなと思うんですよ。
道場の先生にけちょんけちょんにされながらも、心折れずに好きな空手の練習に打ち込む。でも思うように伸びず悔しい思いを人一倍し、笑顔も減っていた子どもたちが、空手の試合で勝って喜ぶ姿。
1番目がキラキラしていて輝いている瞬間で、今までの努力が全て報われる瞬間でもあるんです。
ここまで読んでくださっている親御さんの中には
「うちの子空手の才能やセンスないのかもしれない。このまま空手を続けさせても意味あるのかな?他の習い事の方がいいのかもしれない」と思い
大好きな空手を辞めさせようかなと思っている親御さんもいらっしゃるかもしれません。
でも、1つ言えるのは、空手は勝敗が全てではないということです。
子どもたちは空手を通して
①礼儀
②忍耐
③努力
④継続力
など、子どもたちが社会に出て困らない一生分のスキルを今学べているんです。
空手を何年も続けてきたというだけ評価してくださる会社もたくさんあります。
空手繋がりで仲良くなった社長もいます。
こうやって、人脈も広げることができますし、試合意外にもたくさんのことを学んでいるんです。
人生勉強を子どもたちはしています。
頑張るときに頑張れる力。これが受験勉強にも役に立つスキルです。
だから、空手の勝敗だけに拘ってしまい、大事なことを見失わないうちに、お子さんの好きな空手を辞めさせないでほしいです。
どんなに練習を頑張っても試合で勝てない子は
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才能
センス
練習不足
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ではありません。
今まであなたのお子さんが試合に出ても勝てなかった理由は
お子さんをちゃんとみて
試合の分析までして
「どこができてどこが悪いのか?できていないところを具体的にどうやって直していけばいいのか?」を
教えてくれる先生がいなかっただけなんです。
どんなレベルの子でも、その子に合った指導で、その子のレベルに合わせた自主練さえできるようになれば、どんな子で空手の試合で1勝することは難しいことではありません。
それは「めぐ先生の生徒さんだから特別なんですよ」と思われてしまうかもしれませんがそんなことはないです。
正直いって、私に元にやってくる生徒はみんな基本の「き」の字すらできていない。
運動は苦手だし、大きな声で気合いを出すのも苦手。
でもそういう子でもちゃんと教えていけば、苦手なことを克服することもできるし、試合で勝てるようにもなっています。
だから私の生徒が特別とは思わないでください。
あまりにも道場の先生に教えてもらえていない子がいるという現実を知り、今回、1週間で子どもたちを伸ばすことを目標にした自主練マスター講座(無料)を開催することにしました。
空手道場に通っているけど
①先生はなかなか教えてくれない
②子どもに合った自主練のやり方を知りたい
③次の試合でなんとしてでも子供を試合で勝たせたい
そうお願っている親御さんはぜひご参加ください。
自主練マスター講座では、お子さんに合った自主練メニューの作成方法まですべえてお伝えしていきます。
これ以上他の子が試合で勝つ姿を見て悔しい思いをするのは
今日で最後です。
これからは家族で楽しく自主練ができるようになり
試合で勝った瞬間の笑顔と喜びを実感し
空手に出会えて本当に良かったと思っていただけるような
ご家族を増やしていきます。
何度も言いますが
空手は才能・センスではありません。
1番大事なことは近くで先生に教えてもらい
お子さんに合った練習を教えてくれる先生がいるのか?
いないのかなんですよ。
ですので今のお子さんのレベルは全く関係ありません。
本気でお子さんを勝たせた親御さんは、自主練マスター講座でお会いしましょう。
自主練マスター講座の参加方法は、下記のLINE追加することで参加することができます。
お子さんのレベルをしっかり把握するために必要なチェックリストも作成していますので、ぜひご活用していただきたいです。
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