【赤ちゃんの頃から異常にこだわり強かったのに、3歳まで知的障害自閉症と気が付かなかったこと】
昨日夫と話していて、たまたま長男が赤ちゃんの頃の話が出たので、誰かのためになればと思い、残しておきます。
うちの知的障害自閉症・中1長男、たぶん同じ自治体の同学年でナンバー5に入る育てにくさと自負(?)してます、母が。
(だって支援学校小学部の入学式で、ナンバー5には入ってたから)
長男を出産してからありがたいことに母乳もよく出てました。
でも産後夫に預けて自分の病院くらいは行きたいから、退院してからも1日1回は哺乳瓶でミルク飲む練習をしていました。
…でもそれが何ヶ月たっても吸わない。
味が悪いのか、哺乳瓶の乳首が悪いのか。
こうなったらとあらゆるメーカーのミルクと哺乳瓶を買い揃え、表に記入しながら毎日試すも、やはり飲まず。
産後3ヶ月?5ヶ月?くらいだったか、持病の薬をもらいにどうしても片道1時間半かかる病院へ通院せねばならず、まぁ母がいなければ仕方なく飲むだろうと夫に預けて都心へ。
夫も何度もミルクチャレンジしたけど、結局私が戻るまで6時間、一滴も水分取らず泣いていたという。
…この赤ん坊、私いないと(おっぱいないと)死ぬなと思いました。
その後も、たぶん健常児の赤ちゃんならばここまで頑固しない。
頑固な長男は、食事にもこだわり続けて死にそうになることが何度かあって。(脱水症状とか)
過敏からか世の中の全てが恐怖で、信じられるのはおっぱいくれる母だけで、母の姿がないと夫やおばあちゃんがいても、嘔吐するほどパニックで泣き暴れして。
1歳の赤ん坊なのに、ルーティン通りにいかないと暴れてダイニングの椅子を投げて(すごい怪力)、遊びに来てたママ友が我が子を怪我されられては大変とばかりに逃げ帰り。
あまりに育てにくいから、アンタ以外見れないって身内にも言われて、私以外子守できなくなった。
ただ一人目の子どもだったもので、赤ん坊ってこんなもんか?
確かに育児って寝る暇ないな〜(3歳になっても2時間毎に起きる)。
1歳半差で次男が生まれても、次男も哺乳瓶練習しても飲まないし(次男も凸凹だった)。
やはり次も夜は30分ごとに起きてギャン泣きするし(次男はこれが小1まで続く)。
やっぱり赤ん坊ってそんなもんか。
と、これが『こだわりの強さ』とは全く気づいておらずで。
気づいてないけど、母の勘で、この子は動物として弱い。
私が常に見てないと死ぬだろうと、何かわかっていました。
そうこうしてたら3才児健診で、発達障害かもと指摘され、検査して知的障害自閉症とわかると、もう身内はビビったり偏見あるのか益々預かるのを断るように。
本当のワンオペになった。
本当はここに書ききれないくらいのこだわりエピソードがあるのに発達障害に気づかなかったのは、育児が忙しすぎて検索する時間すらなかったからです(笑)
目を離すと死ぬから。
数年前、映画『おおかみこどもの雨と雪』を見て、タンスを階段状にしてのぼるのとか毎日息子達やってた〜!
そうそう!児相や警察訪ねてきた〜!
そう、病院も連れていけないんだよね〜(建物に入れなくて暴れる)
とか、自閉症アルアルエピソード満載で、私はマジで動物育ててきたんだな…と思いました。
余談ですが、長男が愛の手帳のために児相行った時、児相の心理士さんが、
『ついでなんで、弟くんの検査もしときました〜!結構強烈な個性ですねー!』と、
頼んでもないのに勝手に検査された。
どんなついでや。
今思えば、次男も専門職の方がスルーできない程の凸凹が見えたのだろう。
強い長男の個性の影に隠れて、私は全く次男を見ていなかった。
(正確には常におんぶしていて見ていなかった)
長男が施設入所してから、次男をよく見るようになったら、まぁ長男とよく似ていて、入園出来た保育園でもよく集団を乱して発表会や運動会を崩壊させていました。
(メンタルやられるやつ)
ただ次男はなぜか生まれた時から、危険や不潔が教えてないのにわかっていました。
(長男は排泄物を食べようとしましたが、次男はしない)
これが知的障害あるなしの違いか?
今はだいぶ人間のふりが上手になってきました。(喋り方がまだロボットっぽいけど)
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