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電動自転車でめぐる因島④ 〜通学路・PCALUS・移動喫茶・思い出写真館〜

やっぱり時系列にこの特別な夏を思い出したくて、順番に思い起こしていきます。
やっと2日目、8/17(土)。


7:41 三原港→8:17 土生港

2日目、因島にいられるのは4時間。
島でなにが一番したいかなと一晩考えたら、やっぱり自転車のペダルを踏んで島をゆっくり走ることでした。(初日は時間に追われ過ぎた)

  • 8:17土生港着

  • 8:20観光協会

    • トイレで冷感タオルやヒートギア濡らす。

    • アミノバイタル飲む

    • ロッカーに荷物を預ける

  • 8:30レンタサイクル受付

    • 定刻にドアが開くのを待ち構え、電動自転車を借りる

勝手をつかみ、流れるように準備を済ませ、自転車に乗ってのんびりと目指したのはこちら方面。

地名だけでテンション上がる

9:10 旧青影トンネル

前日は逆方向だったので、いよいよAokageで描かれた中庄方面に向かって上る方向。

上っても上ってもずっと続く上り坂。
しかも、かなり急な上り坂。

これを普通の自転車で毎日上り下りするって、昭仁さんに限らず、中庄に住む高校生はみんなアスリート並みの体力がついていたのでは…!?とか思いながら、とにかく上る。

急な坂登りきった先に見える旧青影トンネル。

虫の鳴く声しか聞こえない、とても静かな旧青影トンネル

この情景に浸りきって、感動
でもAokageで描かれた当時はこの狭いトンネルにクルマやバスが通っていたわけで、自転車でその横を通るのは排気ガスも煙かったと思うけど、それ以上に結構怖かったよね?母親目線で見たら心配なトンネルですよ?

あの急な坂登りきったら青影トンネルだ
車の排気ガスで煙いのを少しだけ我慢すれば
目の前が広くなった先に目指す海が見えるよ

Aokage/ポルノグラフィティ

青影トンネルを抜けた先は、中庄の街が広がっていました。
海なんて見えなくない?
「歌詞はすべてそのままリアルに風景を描いているわけじゃないんだな」とあっさり納得して、そのまま中庄方面に向かいました。
※後日、因島ロマポルMCで本当に見えることに気付く

9:20 プラザオカノ

少し走るとすぐに見えてくるのがこちら。

新藤フルーツさんと同じく、初めて見た瞬間に思ったのは「本当に実在した」

この街で生まれ育ったんだなあということをひしひしと実感。感動
結局、この日もずっと感動してる。
因島の至るところが感慨深い場所だらけなのだから仕方ない。

しばしたたずんだ後、そのままペダルを踏んでその先へ。

開店前でした。またいつか。

昭仁さん母校の小学校と中学校を目指し、そのまま通過。
旧因島高校同様、観光客がじろじろと見ていい場所ではないので、心の中で「うわあ!」と叫びながら、自転車で前をそのまま素早く通り過ぎました。
でもその周辺の道を自転車で走るだけで、感極まりそうになる。

…文字にすると、無意識のうちにこんなルートを辿った自分に若干引きます。汗

中庄は土生よりずっと静かな穏やかな町で、基本的に住宅街。
この町に入ってしまっていいのかな?と躊躇いながら、極力さっと自転車で通り抜けました。
後日、HAVE A NICE RADIOで昭仁さんが「中庄にも来てください。のどかな感じを楽しんでもらえたら」と話しているのを聴いて、心底ほっとしました。

10:00 フレスタ因島店

昭仁さん母校のすぐそばに大きなスーパーがあり、「ここでお買い物していたかもしれない」と立ち寄る。
やっと岡野パンを購入、「地場産」として新藤フルーツのジャムも置いてあって、迷わず一緒に購入。嬉しい。

翌日のお昼ごはんにいただきました。幸せ。

お会計を済ませた後に、冷タオルを濡らすためにトイレに立ち寄ると、こんなところにサインが。

SNSでよく見ていたサイン入りポスター

フレスタさん、こちらのお店でしたか!!←現地でお店の名前を確認しないまま、入ってました。

(引用postなので公式フレスタさん以外のpostも表示されてしまってすみません!)

10:30 松愛堂中庄店

ここからは、来た道を戻ります。
その途中で松愛堂さんの中庄店を発見。
土生店で職場へのお土産を購入する予定でしたが、どうせなら中庄で買いたいと立ち寄る。

中庄店は島ごとぽるののグルメフェス対象外だったので通常営業かと思いきや、お店に入るなりポルノグラフィティの音楽が耳に飛び込んできて「ここもか...!」と感動。

大量にはっさくどら焼きを購入し、お会計をしながらふと反対側の壁面を見るとぽるのコーナーが。

因島、本当に油断ならない。

この頃になるとサインではもう驚かなくなっていました笑。あ、ここにもあった!くらいの感覚に。
なんて感覚だ。

10:45 旧青影トンネル〜11:15 旧因島高校

もう1回青影トンネルを抜けて。

何回通っても感動する。

ここから目指したのは、旧因島高校。
中庄から旧因島高校、若き昭仁さんの通学路を自転車で走ることが、この日一番やりたかったことでした。

学校帰りに海に飛び込んでいたところかな?

めちゃくちゃ高いんですが…

え、こんなところで飛び込んでたの??

Googleマップを見ながら高校生が通りそうな最短ルートってこのへんかな?と当たりを付けて走る。
思いのほか細くて狭い路地に入ってしまい、大丈夫かな?と思いながらそのまま進むと…

よく見ると奥にオカノ写真館の看板も写り込んでる。

ミツイシヤさんに出た!!!
(Googleマップで見ていた時は気づかなかった)
「学校帰りの帰り道」だったというミツイシヤさん。本当に通学路だ!!と興奮する。この二日間で最も興奮した瞬間。

そのまま走っていくと、最後になかなかえぐい上り坂があったのですが、構わず進む。
青影トンネルまで上る昭仁さんなら、きっとこの上り坂も上ったはずと勝手に思い込む。

上りきってしばらくいくと下り坂になり、坂を下りきったところに旧因島高校がありました。
感無量。
本当に因島まで来てよかった…

学校の前は再びそのまま通過して、海沿いの道へ。
そろそろ土生に戻らないといけない時間になっていました。

11:35 土生商店街(PCALUS・キッチンカー)

土生商店街を通ったら、PCALUS(プカラス)さんが開いていました。嬉しい。

ほしかった「いんのしまのかたち」キーホルダーと、因島の風景が描かれたポストカードを購入。とても素敵なお店でした。

キッチンカーもやってる。

「折古の焼き」と「喜びとしてのイエローソーダ」。もうネーミングがずるい。

お昼にはっさくサイダーといんおこをいただく。
ごめんなさい、どちらも実はそんなに期待してなかった。お好み焼きは大量のお客さんに対応できるように作り置きしてあったし。
ですが!美味しかった!!びっくりしました。大変失礼しました!!

島ごろぽるの展のレプリカスタッフTシャツの在庫がまだあることに気づいてしまい、まんまと購入。
あれ、グッズ欲はなかったはずでは、自分。


12:30 レンタサイクル返却・ぽるの思い出写真館

電動自転車を返却。
もう帰りの船の時間まで20分しかなかったけれど、滑り込みで写真館に立ち寄る。

デビュー前後から今に至るまでを辿れる展示でよかったし、ちょいちょいオフ感のある写真や、昭仁さんと晴一さんが仲良さそうにしている写真は最高ですね。

数ある写真の中で私が射抜かれて動けなくなったのは、一番最新の写真でした。
なんですか、あの表情は!!!!!
課金するので画像提供してください。


12:53 土生港〜13:35 三原港

名残惜しすぎるけれど、帰りの船の時間になってしまい、島を去りました。

船で因島に入るのは最高ですが、船で去るのは「島から離れる」のをひしひしと感じて寂しさも倍増な気がします…
ありがとう、因島。また来ます!

初めて因島へ行って思ったこと

昭仁さんが、ポルノグラフィティが大好き過ぎて、遠く因島まで勢いで来てしまったけれど、それを抜きにしても因島という島自体が大好きになりました。

美しく、穏やかで、優しい島。
海も、山も、空も、ひとも。

実はよくファンの方が「因島の雰囲気がポルノグラフィティのふたりの人柄を作った」と言うのを「それはさすがにファンびいきが入りすぎ、言い過ぎでは?」と話半分にほほえましく捉えていました。
すみません。確かにそうかも。

島の空気も、ひとも、本当にあたたかくて優しい。時間の流れも違うと感じました。いわゆる島時間。

そういえば、島のあちこちを自転車で走りましたが、信号のない横断歩道を渡るとき、クルマが1台目で必ず停まってくれることもびっくりしました。
1回や2回じゃない、何回も、どこでも。

こんな島の方に囲まれて育ったからおふたりの人柄があんなにあたたかく優しいんだと、心の底から納得しました。

初めての因島、ポルノグラフィティを抜きにしても、因島そのものが大好きになりました。
1回行けば満足するかなと思ってたけど、底なしの魅力のある島、1回なんかじゃとても満足できない。
何回でも訪れたい大切な場所ができました。

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初めての因島、やっと書き終わりました。
この後、三原から大阪へ向かいます。
まだ書きます笑。


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