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ほんの小さな自分の成長に気づいてあげる程度の余裕はいつでも持って生きていたい

チェンマイに住んで1年10ヶ月
パパリーマンの駐在に家族みんなでついてきて
2歳から10歳までのやんちゃな4人のお子たちと暮らしています

9月末から10月初旬はチェンマイ大洪水で避難生活が続き
さらにそのままOctober Breakに突入し
ずっと子どもたちと一緒にいる生活をしていました
仕事も調整させてもらいながら
どうにかやりきった10月が終わろうとしています

あまり記憶がないくらいその日暮らしという感じでしたが
一人での仕事時間を取れて、お昼休みにお散歩までできる今
改めてこの10月を振り返ると
この大変だった期間にも新たな世界にも飛び込み
やってみながら環境を選んでいくということを
子どもと一緒にしていたのだなと
すごく自分を褒めようと思いました
さらに大変だった期間の先に友人との時間を予定していて
自分のためだけの午後半休をとっていた
そんな自分も褒めちぎりたい

何がそんなに私を追い詰めていたのか

記念に数えてみたところ23日間×24時間ずっと子どもがいる生活でした
でも日本にいた時の育休期間なんぞもっと長かったし
パパリーマンが先にタイに行っていた3ヶ月間ずっとワンオペだったし
なんで今回こんなに追い込まれた感があったんだろう…

・想定外の洪水被害で避難生活が長びた
・4人の子どもたち全員の秋休みで学校がなかった(2weeks)
・さらにこんなタイミングのパパリーマン海外出張
・がある中で自分の仕事の調整をする
っていうことを物理的にはこなせるけど気持ちが追いつかなかった
という感じの10月でした

やれるやれないでいうとやれる
というか、やれる範囲でやるしかないのですが
それをいかに気持ちよくやりきるか
となると話は全然違ってきます

これがなかなかうまくできなかったな
限界よろしくだったな
何がそんなにそうさせていたのかを考えてみると

自分の強みを奪われた状態で
タスクを誰ともシェアもできずに
ただただ英語の出来なささを実感するだけの3週間になってしまった

という残念な3行まとめになってしまいました

日本では使えていた武器としては
・お金で解決する(今回シッターさんにお願いするのは高くて気が引けた)
・車を運転する(下の子たちのお昼寝時間にドライブスルーでもいけてた)
・勝手に遊ばせる(裏の公園で遊んでおいて!がタイでは使えない)
特に下二人はまだ4歳と2歳なので自由に車で動けないのは私には辛い
ことごとく打ち手がなかった感じです

加えて子どもたちの英語力の向上に比べて私の停滞感
しかもそれを分かっているのに
思うように英語学習の時間をとれなかったことに対しての
自分へのイラつきみたいなのもありました

パパリーマンの駐在に家族で帯同するということも
駐妻ではあるけど仕事は続けることも
決断したのは私なので分かっていたことではあるものの
頭では分かっているけどなんだかなー!
という語彙力の限界を迎える事態になりました

でも新たな環境に飛び込んでいい経験もした

あらかじめ分かっていた秋休み(October Camp)
サッカーをやっている長男と次男はこの学校がお休みの時期に
October football Campに行きたいと言っていたので
私なりに情報収集をして初めてのチームに申し込んでいました
やりとりも苦手な英語で、もちろん勝手がわからない中
さらに家からかなり遠いところではあったものの
長男次男の熱量を大事にしたいと思い頑張ってみることにしました
実際通ってみるといいコーチとステキな仲間に出会い
子どもたちの成長をものすごく感じられる機会になりました
また一つ子どもと一緒に新たな環境を知ることができて
私の世界も広がったなと思います

一人の時間をもって振り返ると
めっちゃ頑張ったやん!と思えるのですが
心に余裕がなかった時の私はそんなこと一ミリも思えませんでした
一番頑張っているのは子どもたちではあるものの
そんな環境を準備できた私にも自分で褒めておこうと思います


それから大変な期間が終わったくらいにサウナに行こう!
と誘ってくれていた友人たち
前もって半休をとって一緒に行ってきました
大人になってからできた友だち、という存在
大学生の東南アジア旅行みたいなノリでいつも遊べて
私にとってはとてもありがたい存在です

ちなみに行ってみたサウナはこちら↓

ice bathは余裕で入れませんでしたが
薬草スチームサウナで完全に整いました
途中チェンマイではなくバリ島かなと思っていたくらいには
存分にchillできた最高の場所でした


乾季のチェンマイの青空と久々の大人の休日にうかれている私


チェンマイに来て小さいことで褒められるようになったなと思っていた私
なんだかいい感じにマイペンライ精神をものにしていたつもりでしたが
洪水というイレギュラーも重なって気持ちを整える余裕を失いました
でも結局なんとか乗り切ったのでそれもまた一つの自信にして
これからのチェンマイのベストシーズンを堪能していきます

ギリギリでいつも生きていたい歳は越えたようなので
小さい自分の成長に目を向けて
褒めてあげられる程度の余裕はもっていけるように
この環境下でできることは全てして暮らしていこうと思います


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