【40代直前】人生で大事なものが変わってきたと感じることについて
こんにちは。
ちゃみです。
すごく久しぶりの更新になりました。
タイトルの通り、私自身もうすぐ40歳になるんですが今いろいろと迷っています。一番迷っているのはキャリア・生き方です。
前の私はこうじゃなかった
私が20代の時は、とにかく全てに飛び込んで、何でも知りたくて、都会で何でも経験したかった。世界の全てを知りたいような、何でも知ってて、なんだかよくわからないけど都会生活を満喫している人になりたかった。たぶん、振り返ってみるとおそらく何者かになりたかったんですよね。
だから何者かになるために、何かを一生懸命探していた。そんな気がします。やったバイトや遊びや引っ越し回数など、かなりの数があると自分で思います。
変化を感じ始めたのは30代から
私は30代前半で今のミャンマー人と結婚した。
出会って、いろいろあったけどこの人と一緒にこれからやっていくんだと決めて結婚した。それが33歳の時。彼は32歳でした。
まずこの結婚に至るまでに私は大して職歴という職歴がなかった。
アルバイト、いわゆるフリーターで、精神的にもいろいろと問題を抱えていたから心療内科通いだったし、とにかく生きていくのがつらかった。それで20代後半で突然ワーホリでオーストリアに行ってみた。
英語のスキルアップとか言ってたけ、結局は20代の精神不安定な時期に東京で何者にもなれなかったから、場所を変えただけ。
私はがんばれる人間でもなかったし、本当に何者かになりたくて努力できるなら20代になんとかなっただろう。でもなれていない結果が30代につながっている。人生にそんな簡単に逆転ホームランなんかやってこない。今の自分があるのは過去の自分のおかげであり、自分のせいである。
でも当時はそんなことがわからなかった。
場所を変えれば何かが変わるんじゃないかと期待してた。現実から目を反らし、逆転ホームランを願った。しかし、そう簡単にいくわけもなく、ワーホリは逃げるようにすぐ帰ってきた。だって、つらいことがあっても乗り越える目的なんてどこにもないのだから。
ワーホリ帰国後、私は30歳になっていた。
復職した時、今の夫と出会った。
この時、この20代の10年何もなれなかった私は、何者かになれる希望をまだ持っていた。この10年でまだ懲りていない。どこかで納得したくない自分がいた。
自分が何なのかを知らしめる何かがほしかった。それが日本語教師だった。これという職歴がないから、今から日本語教師を名乗れるようにがんばろう。これが30歳の時の私だった。
そしてそこから私は日本語教師を名乗るために5年働いた。
「仕事は何ですか?」の問いに「日本語教師」ですと言いたかった。
肩書がほしかった。
それ以外には人事の仕事もした。
初めての正社員を30代になって経験し、とにかくがんばって働いた。夫との結婚生活のため、共にがんばってやってきた。
私にとってはこの10年が社会人経験であり、この経験ができることで自分に自信が持てるようになった。その背景には夫に幸せにしてもらうだけじゃなく、この人を幸せにしたいと思えた部分も大きく影響していると思う。
こうして私は、何者かになりたいという芯の部分は変わってないものの、社会人として自分が何者なのかを名乗れるようになったことで自分で自分を認められるようになった。それと同時に心療内科にも通わなくて大丈夫なくらいに精神も安定した。
私は30代後半になった。
当然夫もそうだ。
夫は自分の力で電気工事士の資格を取った。その前には運転免許証も取得した。ミャンマー人の夫が、一つずつ日本で生活するためのアイテムを取得していった。それ以外にもビザの期間など、外国人ならではの問題もあるが、私は夫のアイテムが増えていくたびに嬉しい気持ちになった。共に生きていく土壌を二人でどんどん作っていっているという感覚だ。
2人で歩んでくるまでに二人とも白髪が増えた。体力も少しずつ落ちていった。だが安定して貯金も増えた。
私はこのような生活をくり返すうちに、こんな自分に気が付いた。
私は何者にもなれなかった。でも30代から日本語教師を目指してここまでこれてよかった。だが、これ以上日本語教育を極めたいとは思わない。私は何者であるかを名乗りたいだけで、追求したいわけじゃない。
だんだん体力が落ちてきてるのを感じながら、今は夫と一緒に話して遊ぶのがやっぱり一番楽しい。私が一番追求しているのは夫だと気が付いた。
夫との何気ない生活が、この時間がとても楽しくて、ずっと続いてほしい。
40代からどう生きるか迷い中
来年2025年に私は40歳を迎える。
もう20代の頃のように安易に仕事を変えられない。
バイトなら何でもあるしーと思ってた時とは違う。
あれから収入も増え正社員にもなった。今アルバイトになるのは厳しい。私の奥底でまだかすかに残っている、何者かを名乗れなくなってしまう。それに収入が減るのもストレス。
もう日本語教師としての向上心は残っていないから転職したいがどうしようか、定時で帰って夫と遊びたいし、私達夫婦のバゲットリストには犬を飼うというのもある。
気が付いたら私は給料が安定していて、正社員で、休日は家族の時間を大切にできて~といった、まるで以前とは180度違う感覚を持つようになっていた。
今後の行き方は模索中で、こうしている今も転職サイトを見ている。