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誰かの歴史に関わっている

大袈裟なタイトルかもしれませんが、生徒さんとの関わりの話です。

ヤマハで教えている生徒さん、そして自分でやっている音楽教室の生徒さんとは、その出逢いから既にその人の歴史に関わっているのだと思っています。

ヤマハの講師になったのが2006年3月。
もう15年になるんですが、初めて発表会の写真に「先生」として写った時から、そう思うようになりました。

こうして歴史を作っていく事になるんだ。
あの生徒の人生の一部に関わるんだと。

学校の先生ではないから毎日会う訳ではありませんが、週に一回とか顔を合わせて楽器のレッスンをして、学校の話だったり人生の相談を聞く事もあったり、子供から大人まで色んな人の歴史に関わっているのだなと感じます。

生徒さんによって出逢うタイミング、お別れするタイミングは様々。

子供さんだったら将来の夢へ向かう過程に少なからず関われたり、大人の方だったらご家族を失われた悲しさを共有したり、逆におめでたい門出に立ち会えたり、僕はそこまで多くのとまではいかない生徒さんの数ですが、それぞれの歴史に関われていること、毎日の生活の中で音楽を通じた繋がりが持てている事は、僕にとって幸せな事だなと思います。

将来の夢を話してくれている若い生徒さんはこれからがとても楽しみだし、自分の目標をもって通っている大人の方の成長も楽しみです。

例えレッスンを辞めてしまっても、その人の歴史に関わった事と今後も応援をして行く事に変わりはありません。

歴史も未来も音楽で繋がるタイムラインに感謝です。

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齋藤めぐむ MegMusic
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