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複数と一人

最初にnoteでコラムを書こうと思った時に、この事柄を取り上げようずっと思っていました。

まずは、改めて今月からはこちらでコラムを書かせて頂きますので、どうぞよろしくお願い致します。

これまでのSNSなどとは違って、なるべく自分を包み隠さず出していこうと思っています(笑)

それによって齋藤めぐむはこんな事を想っているんだ、よし応援しよう!と改めて思ってもられたらいいのですが、もしかしたら中には驚く様な事を書くかもしれません。

勿論、誹謗中傷とか、そう言う事は書きませんが、少し過激と言うか意外な部分だなと感じる事ももしかしたら、あるかもしれませんがそれも含めて齋藤めぐむと言う事でより身近に、ご理解頂けたら嬉しいです。

では本題です。

現在は基本一人での音楽活動が主で、演奏だったり作る事も一人でやる事が多いのですが、以前はクラリネットの金田祐介くんとクラリネット・キーボードユニット「Dozen Notes(ダーズン・ノーツ)」と言うユニットを組んでいました。

二人の誕生日が12月と言う事と、1オクターブが全部で12音ある事から、12を英語でdozenと言うので、「12の音」と言う意味でこの名をつけました。

ご存知の方もいるかもしれませんが、仙台、石巻を中心に約七年ほど定期的な演奏などで活動させてもらいました。

複数とは

今思えば、その複数での活動と言うのは常に客観的に見てくれる人がいることで、僕がやっている事が正しいんだなと励みになったり、ある時は自分にない視点からの指摘で刺激になったり、ある時はオブザーバー的な存在にもなってくれて、それはお互いに同じ様な感じで存在したのだと思います。

残念ながら色んな要因でその関係は途絶えてしまいましたが、あの頃の時間はそれはそれで楽しかったし、新たな音楽も多く生まれた時期でした。

一方、一人での活動で現在は特定の方とユニットを組んで活動と言う形での演奏はしていません。都度依頼があったりサポートでと言うことで、ご一緒させてもらう機会がほとんどなのですが...。

一人とは

そうした時に、日頃の自分と言うのは実はいつも自問自答です。

面白いと思って考えた事も、これでいいのだろうか、間違っているのではないか、楽しんでもらえるのかな、など兎に角僕の場合どちらかと言うとネガティブな事を考えがちです。

共演者から演奏がよかったとか、聴いてくれた方からよかったと言って頂くのは嬉しいですが、どこかで、やはり自分に問いかけています。

満足できる様な事は本当に稀です。それが次への励みにもなるのですがね。

でもこれは、他の一人で活動してる方や企画などをしている方に言ったら、自分も同じだよと言っていました。

一人でやっていると孤独で、それが正しいのかどちらの方向に進んでいるのか時々判断が難しくなる、だから病むと(笑)

僕もよく分かります。一人でやっていくと言う事はいいんだよ、とも、よくないんだよ、とも近くで判断してくれる人がいない事なんだなと思います。

これはフリーのいい所でもあり、大変な所でもありますかね。

でもこれは音楽に限った事ではないですよね。

友達、恋人、さらには仕事や結婚と言った所で、複数と一人の今、自分はどちらの場所にいるのか、それによって責任も自由さも変わってきます。

それじゃ誰かとユニット組めばいいじゃん?

でもそ言う問題でもありません(笑)今の僕はそう言う気持ちにはなれないかな。

さて初めから長々と、まとまりのない文章になってしまいましたが、これからもどうぞよろしくお願い致します。

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