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【プロセカ】『カーテンコールに惜別を』イベント参加記録・ストーリー感想

神代類くん箱バナーイベント『カーテンコールに惜別を』お疲れ様でした。自分的には初めてプロセカで「イベランを頑張る」ということをやってみたので備忘録として記しておきます。羽ランなので上位勢に比べると全然大したことないんですが……。

イベント参加記録

結果


プロセカのイベントトップページ画像。ランキングは7011位
プロセカのイベントのランキング画面。7011位で獲得ポイントは4343643P。


7011位で羽称号を手に入れました。初めてのイベント羽称号。嬉しい。

編成

最終的な編成は画像の通り。

イベントボーナス315%、総合力24万。

途中でピックアップの司くん、寧々ちゃんが引けたので随時編成に加えていきました。最終的には総合24万でイベントボーナス315%でした。類くんはイベント終了後に天井でお迎えしました。

走り方

Twitterでの募集方法がよくわからず、間違って条件違いのところに入っても申し訳ないのでずっと野良でやってました。イベント開始後の土日はほんとマルチ繋がりづらかったですよね?延々自分で部屋立てて即開放、終わったら解散してました。

最初は5万位目標だったので、イベント開始後の土日で走って9000位まで行きました。平日は朝はチャレライと火消しだけ、夜中心に叩いてだいたい6000~7000位くらいをキープしてたので1万位いけるのかなあと思って予定より多めに叩きました。
朝起きてチャレライした後にライボが溢れたら火消しがめんどいなと思い、ランクアップしそうだったら多めに叩いて夜のうちにランクアップ分のライボを消化しました。結果的に毎日ランクアップしてたな。

反省

走る前にアイテム数やキズナポイントを記録しておけば、イベランでどれくらいが増えるのかの目安になったのになあと途中で気づきました。次やる気になったときに考えます。

イベントストーリー感想

 ふせったーでちょこちょこつぶやいていたので、こちらも備忘録としてまとめます。

 ワンダショのイベントで劇中劇があるとイベント本編ストーリーと入れ子構造になって読み応えが出るなあと思います。今回もストーリー中で上演された『ふたりのアンドロイド』とイベント本編ストーリーが重ね合わせて展開されている印象でした。
 類くんの中の理性(自分の夢への確実な道筋となるアークランドへの移籍)と心(大切な仲間であるワンダショのみんなと一緒にいたい)の葛藤は劇中劇で類くん演じる博士が生み出した2人のアンドロイドの別れと対立、和解として描かれ、最終的に類くんは自分の夢もワンダショと一緒にいることもどちらも選べる道筋はないか探したいと決意する終わり方。
 前回の無人島イベントでワンダショのみんなはいつか来る別れを覚悟しながらも、寂しさを感じている様子が描かれていました。そんな中で類くんがどっちも欲張る方法があるんじゃないかと道を探し始める姿に感動しました。まだまだ若いんだから、諦めてしまうのは早いですよ。

 今回のイベントストーリーでは類くんも成長というか変化が見れるな、と思いました。類くんはもともと、引き際を早めにつけてしまうところがあった。ユニットストーリーでトラブルに見舞われたショーにひとまずのオチをつけたり、人的資源が限られているワンダショにおいて、短時間でショー全体のクオリティを高めるために役者がやりやすい役を振っていたり。
 類くんの生育環境から来る諦観とも言えますが、演出家はショー全体のクオリティコントロールをする立場なので、彼が持ってる責任からすれば当然の行動だったとも思います。でも光ステを経て役者の成長にも目を向けるようになり、今回は司くん・えむちゃん・寧々ちゃんの成長の糧になるような稽古をしながら、ショー全体のクオリティを高めるという行動をしていたように見えました。
 そして精神的にも、どうしても他人に頼るということが難しかった類くんが、自分から悩みをバーチャルシンガーであるミクさんに打ち明けたという点も良かったです。ミクさんから貰ったアドバイスを受け売りだと言いながら司くんに手渡してるのも好き。

 イベントストーリーと劇中劇の入れ子構造で一番震えたのは、8話のイベントCGのシーン。

 この絵だけで、類くんの中にある理性と心の葛藤がすっと心に入ってきます。でもそれだけではないんじゃないかと思っていて。
 類くんは、本番前日にクライマックスシーンを詰め切れていないと感じる司くんに、こうアドバイスしています。

類「司くんの中にある想いが溢れさ出さないようにぐっとこらえて……。それで、あのシーンでほんの少しだけ溢れさせる。そんなイメージで今晩練習してみるのはどうかな。」

ここで言う「自分の中にある想いが溢れ出さないようにぐっとこらえて、あのシーンに少しだけ溢れさせる」って、イベントCGでも表現されているじゃないか!と感じました。類くんの中には理性と心の葛藤がずっとあったけど、テキストで表現される類くんの思考は理性が優位でした。類くんの口から出た言葉もアークランドに行くのが正しいと。でも、今後どうしたいのか?と問われた類くんから少しだけ溢れ出した心(感情)。それが答えであると物語る素晴らしいイベントCG。目は口程に物を言うと言いますが、その様を見た旭さんが返した言葉にも唸りました。

旭「…………なんて顔してるんだよ。」
類「なんて顔……とは、どういう意味ですか?」」
旭「そのまま意味だよ。ここに鏡があればよかったのにな。」」

 ここにあるべき”鏡”は、本番前日の類くんのアドバイスを素晴らしい芝居へと昇華させた天馬司その人である、ということ。劇中劇のクライマックスをイベントストーリーのクライマックスでリフレインさせた上で類くんとワンダショの繋がりを描く構造が美しかったです。

 今回のイベントストーリーでは類くんの葛藤のさることながら、役者として悩みながらまた一皮むけた司くんというのもすごく重要な描写だと思いました。演出家・神代類の情熱は司くんを始めとしたワンダショのみんなへと注がれていて、それって司くんが見せた本番での強さというか役者としてのおもしろさも重要なファクターなのかなと。この話が次の箱イベに繋がっていくのかな?次回のバナーは司くんなのかえむちゃんなのかまだわかりませんが、これからワンダショがどういう道を選んでいくのか、引き続き楽しみにしたいと思わせてくれるイベントストーリーでした。