最後はメインは雑草
私には、雑草の名前などわからない。
覚えられない。すぐに忘れる。(*´Д`*)
でも私は、名前を覚えることは関係ない。可愛い子を探しているだけだ。
気に入った子は覚えられる。そういうものではないでしょうか?
とうとう雑草を集めすぎて、電話帳は膨れ上がり何かで抑えなければならないほどになった。
ベランダのべっぴんのビオレとノースポールをメインに押し花をしていく。
それから、乾燥した押し花をどんどん、決められたスペースに盛り付けて行く。
ビオレは1つとは限らない。2つ入れることもあったり、3つ入れることもあったり、ノースポールも、ビオレの邪魔にならないほど盛り付ける。
そこに雑草たちを配置していく。この点でゴージャスにするのは、野生のシノブである。これだ。
う“。思ったより画像がでかいような気がする(-.-;)
見よ、この幾何学的構図!!
これをビオレやノースポールの下に配置。シノブのアールに気をつけて。そして、さらにいいところをカットして配置する。
生花で言うヤシの葉とかの役割だ。
これがフラワーアレンジメントみたいで、映える(=´∀`)
もう私は、フラワーコーディネーターになったような気持ちになる。このシノブがあれば素晴らしいアレンジができる。
あまりにも可愛いので、作っては友達にあげた。みんな喜んでくれた。そりゃそうだろw
しか〜しだが、皮肉にも1番べっぴんさんが1番に色あせた。次にノースポールも茶色に。
これにはがっかりした。
それから10年経って、ある友達の家に行ったら、まだその押し花が飾ってあった。
案の定、ビオレやノースポールは面影がない(*´Д`*)
でも、よーく見てみると雑草はいい感じに色褪せてて、形もくっきりしていてそのシルエットは維持されていた。
「ん?」
これは面白い。
この時からもうベランダのビオレなどは植えないことにした。きっぱり冷めてしまったのだ。つまり、やめた。
メインが負けて、脇役だった雑草が長生きしていた。これには驚いた。
私の目線は、広がって行く。
つづく