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息子11歳の誕生日を迎えて想う、命あるという今。

11年前、この世に重症新生児仮死で生まれた息子。
そのエピソードを深く語ることは、これまで無かったけれど、今の気持ちを残しておきたいと思いこの文章に書いている。

私が残したいのは、息子が生まれた時の絶望ではない。
今、11歳の息子が元気に生きているという事実とともに、重症新生児仮死の状態で生まれた赤ちゃんのご家族に生命力を信じて祈りと希望をもって欲しいという思いを込めて、この文章を残したい。

昨年10歳の誕生月には▼この投稿を記した。

10歳を過ごした息子のチャレンジ・・書き出すと色々とあった。
・初めての海外で、台湾経由のベトナム・ホーチミンへ
・学校にいかない選択から再登校し活発に学校生活を送る
・父子で車中泊しながら九州→関東へマイカーで北上する旅
・料理が上達
・フィリピン・セブ島へ母子でおやこ留学

本当にこの命があるから、できること。
今、元気でいることそれだけで誰かを励ませる力を持っているんだと信じて、息子が生まれた命を大事に生きてくれたら幸いである。


生まれた時に、泣き声がしなかった赤ちゃんを懸命な治療で救ってくれた大学病院の先生方や、生まれてから約1ヶ月の入院中にお世話して下さったNICU・GCUの看護師の皆さまには、感謝しきれない想いです。

これからも息子の選択を応援していきたいし、私もチャレンジする背中を見せていきたい。



※息子が誕生した時の様子などは、夫婦で少しこのブログに残しています。

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