
国民年金手帳がなくなります
令和4年4月以降に新たに国民年金第1~3号被保険者となった者(20歳到達者、20歳前に厚生年金被保険者となった者等)に対する資格取得のお知らせとして、国民年金手帳の交付から基礎年金番号通知書の送付に切り替える。
国民年金手帳は、
①保険料納付の領収の証明
②基礎年金番号の本人通知という機能
を果たしていましたが、被保険者情報が既にシステムで管理がなされていること及び個人番号の導入によって、手帳という形式で果たす必要性がなくなっています。
こうした環境の変化を踏まえ、事業者の業務の簡素化及び効率化等のため、国民年金手帳について、手帳という形式を見直す。
新制度に移行する際の経過措置として、年金手帳の再交付申請は廃止されます。
但し今までに送付された年金手帳については引き続き基礎年金番号を明らかにすることができる書類として利用できます。
<事務コスト削減>
年金手帳発行 153万件、年金手帳再発行 74.5万件 ⇒ 2.7億円(2016(平成28)年度実績)
<新たな「基礎年金番号通知書」のイメージ>
㋐ 年金手帳の代替として年金制度の象徴となるようなシンボリックなもの(色つきの上質紙など)とすること
㋑ 手元に丁重に保管してもらうため、名称を「基礎年金番号通知書」とし、大臣印の印影を入れること
㋒ 現在、共済年金加入者に送付している「基礎年金番号通知書」との統一を行うこと
を検討中。
マイナンバー導入で不要 + 事務コスト削減したいのならになったというなら、マイナンバーに紐づけてくれたら全て1枚で完結して楽なのに・・・。
色付き上質紙で作成する立派な通知書を作るのも結構なコストがかかる気がします Σ( ̄ロ ̄lll)
いつものことではありますが、こんな大事なお知らせが厚生労働省のホームページに載っているだけ……厚生労働省サイトのファンでもなきゃ知り得ないかもしれない状況……何とか改善したいものです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます♡
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