4キロにも満たない小さなメグ。腫瘍と一緒にお腹の筋肉の一部を切り取る大手!3か所にメスが入りましたが成功し、今は元気に生きています!
私は自宅近くの保護犬カフェで、お腹に複数の腫瘤があって瀕死の保護犬の里親になり、メグと名付けました。そのカフェでは保護犬の受け入れ時には簡単な検査しかしていませんでした。「高額になる精密検査は里親にしてもらう」という決まりがあったからです。私は1カ月半触れあって、情が移っていたメグを助けたい一心で里親になり、命をつなぐために手術をしようとしました。しかし、ろくに食事も与えられていなかったメグは栄養状態がかなり悪く、最初に受診した動物病院の院長先生に、体力的に体重が4キロになるまで手術はできないと断られました。しかし、私はあきらめきれず、友人知人のすべてにコンタクトを取り、手術をしてくださる獣医さんを探しました。そんなある日、母の友人から電話があり、とても素晴らしい獣医さんを紹介して頂きました。先生は、「肺に転移していなければ手術するメリットはあります」とおっしゃいました。獣医さんを信じ、全てを任せて手術をしていただきました。お腹に3か所のメスが入りましたが、ようやくメグは自力で生きていける様になりました。
メグが私の家族になった時にとりあえず保険に入りました。色々と疾患のあったメグは怪我ぐらいしか適用はなかったのですが、譲渡の条件の一つが、そのカフェが代理店契約している保険会社の保険に入ることでした。
怪我くらいしか適用が無いにしても、保険に入るメリットはありました。ネットで随時獣医さんに相談ができることや健康診断、新しいフードの情報、ペットと一緒に泊まれるホテルの情報等、保険会社がいろいろと提供しているからです。
ある時、友人から完全にその病気が治った場合、免責事項に書かれていた病名が消えるということを教えてもらいました。
私は努力すればもしかしたらメグを完全な健康体にできるかも知れない、そう思ってそれまで以上にめぐの健康管理に気を配ろうと思いました。
私が行った健康管理は、栄養バランスと運動です。そしてヒーリングのマッサージとタッピング、それを毎日朝夕10分ずつ繰り返しました。
驚いたことに入院手術の半年後、メグの両足のパテラ(膝蓋骨脱臼)は治っていました。私がマッサージしながら、「このあんよで一生歩こうね」、「いつかお母さんと一緒に公園を走ろうね」、そう言いながらマッサージしたのが効いたのだと思います。
保険に入ってから2年、病気が未だに続いているかどうかを判断する検査を受けました。驚いたことにめぐの身体は完全に健康体になっていました。メグは他の子と同じように健康になれた、そう思うと私はとても嬉しかったです。
後日送られてきた動物保険証の特記事項には免責事項としての病名が一つも記入されていませんでした。嬉しくて、嬉しくて、涙が止まりませんでした...よく頑張ったねメグちゃん。いつまでもお母さんのそばにいてね。
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愛犬メグは保護犬です。メグの里親になってから劣悪な環境下にいる保護犬・保護猫の存在を知りました。そして、その子達を助けようと寝食を忘れてお世話しておられる方々の存在も知りました。私は少しでも小さな命とそれを守ろうとしておられる方々のお力になれるような活動をしたいと思っております。