発達障害グレーに合った子育ては今までやってきた事の真逆だった!?
こんにちは、やつ子です。
発達障害グレーゾーンの子どもを育てる時は
一般的な子育てでは逆効果だと思った話。
今回は育て直しを振り返ります。
息子が小6で不登校になったのをきっかけに
13歳を0歳だと思って育て直しをしてきました。
今は16歳。
3年半の不登校を経て
通信制高校に通っています。
逆効果だと書いた一般的な子育てとは
世間的に常識だと思われているような
いわゆる育児書の通りにする事です。
例えば、
後で困らないように今を正そうとする
将来に必要な事を今させる
年齢に応じた事をさせる
周り(多数派)に合わせて苦手を克服させる
こんな感じです。
みんな普通にやってる事ですよね?
“そんな事では将来困るから叱る”
“今やっておけば将来が楽だから習い事させる”
“○歳だから出来て当然”
“みんなやってるから…”
“普通はこうするでしょ!”
“○○だから” っていう理由の部分は
「大事なことだから叱ってるんだけど…」
「本人がやりたいと言ったから習わせてる…」
「子どものためを思ってやってるだけ…」
こういう理由ももちろんあると思います。
これらがダメだと言ってるんじゃなくて
むしろそれでもやっていける子なら
周りに合わせてこなせるなら何も問題はなく、
当時の私からは羨ましいほどです。
今回は発達障害グレーゾーンの話です。
みんながそうだとは言いませんが、
発達障害グレーゾーンの子は
周りから見て “困った子” と
思われてしまう事があります。
私の息子もそういう時があったと思います。
親としては冷ややかな目で見られると
“どうにかしないと…”
という気持ちになってしまう事も
多いのではないでしょうか。
私は完全にそうでした。
親戚、ママ友、先生、周りからは
無責任にいろんな事を言われます。
この子の将来のために
困り行動をどうしたらいいのか、
悩んで悩んで思いついた事は
先に例に出した “一般的な子育て” を
強化する方法でした。
私のこういった発想で息子は生きづらく…
追い込まれていったのだと思います。
まさか真逆が良いなんて
当時の私は思いもしなかったです。
○歳だから
将来の事を考えて
普通は…
これらの発想は
発達障害グレーゾーン子育てには合いません。
子どもがやる困った事は
『その発想じゃない方がボクとお母さんには
合ってるんだよ』
っていう
子どもからのメッセージだったんだ…と
今はそのように思っています。
周りに合わせる…
年齢に合わせる…
未来の世界に合わせる…
そうではなくて
“今” の子どもに合わせる!
これが育て直しをしてきた私の感想です。
子どもに合わせてたら
成長しないんじゃない?
と不安に思いますよね。
だって子どもって
楽したい…怠ける…ズルをする…
そういう生き物でしょ?
私は何故かそう思ってました。
でも全然そんな事なかった。
親が、大人が、
この子は成長したがっている
色んな事に挑戦したいと思っている
人が大好きで信じたいと思っている
自分の人生を進めていける
そう信じていると
本当にそうなって行きます。
その成長のペースや成長する順序が
一般的なわかりやすい基準とは違うだけ、です。
今の子どもに合わせるからといって
ずっと成長が止まるという事でもなく、
子どもの “今” はドンドン変化していきます。
点と点が繋がった時、
親が置いていかれるぐらいの早さで
成長するんだなと息子を見ていて実感しています。
という事で今日は
【発達障害グレーゾーンの子どもを育てる時は
一般的な子育てでは逆効果だと思った話】
というテーマで書いてみました。
またいつか “育て直し” で気付いた事を
振り返ります。
それではまた(^-^)/