時間がかかる「文字起こし」を自動化したい…!(Google Cloud Speech APIを使った方法)
ライターをやっていると、どうしてもつきまとう「文字起こし」
技術を使ってどうにか出来ないものか!!!
と考え始めて。
だけど、Googleさんの公式ドキュメントを読み解くの、私には難しすぎる…😭
(参考:Cloud Speech-to-Text ドキュメント | Google Cloud)
ということで、参考になりそうな記事を探しました👀
すごく分かりやすい記事を発見できたので、シェアします。順番に従って、この通りやれば、どんな人も出来るはず! やってみたい方は、以下ご参考になさってください。
手順に取り掛かる前に、あなたが欲しい文字起こしを本当にGoogle Cloud Speech APIが叶えてくれそうなのか?
簡単に、メリットとデメリットをまとめます。「そんなのいいから試してみたいぜ!」って方は、すっ飛ばして、【参考記事】Google Cloud Speech APIの導入にあたって からどうぞ💁♀️
Google Cloud Speech APIの文字起こしって?
🍎メリット
・変換時間としては、音源の長さの半分くらい
┗21分の長さの音源を6分半で変換してくれました
=>文字起こしにかかっていた時間を、執筆にあてられる+文字起こしで疲れなくてすむ。
・語り口調の綺麗な音源(ものにもよりますが)だと、精度が高い
┗たとえば、YouTubeに上がっているこの動画を実際に変換してみると、こんな感じで返ってきます。冒頭だけ載せます。(※表示の都合上、私が手作業で改行を加えています。実際の出力は、改行がないもの)
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0.98472136
=>びっくりする良精度◎
🍏デメリット
・句読点や・改行なしの文章になる
・月間60分までは無料枠だけど、超過分は0.024$/分で有料
引用:Cloud Speech-to-Text - 音声認識 | Google Cloud
=>とはいえ、ドル円換算すると、1分3円かからない程度。
・話者の区別は、日本語だとできない(2020.3.14時点)
┗英語のみ対応しています。
引用:音声録音内の異なる話者の分離 | Cloud Speech-to-Text ドキュメント | Google Cloud
・今回の方法(Google cloud platformを使うやり方)だと、音源は全世界に公開される
┗取り扱い注意ですが、私が調べた限り、「Google cloud platformに精通してない人が簡単に検索する方法」は出てこなかったです。
URLをまず特定しなくてはいけないし、特定できたとしてGoogle Cloud Platform の利用登録画面にまず飛ばされるのでハードルはあるかな・・というところ🤔
【参考記事】Google Speech API を使って、文字起こしを自動化するまでの手順
まず、約束して欲しいのが、今回ご紹介する順番で読んで、順序どおり、おこなってください。
オンライン上で文字起こし→1分未満の文字起こし→1分以上の文字起こし、という手順で、一個ずつ出来るように目指しましょう。
(全記事を読んで俯瞰して、「オンライン上で文字起こし」だけにする もしくは「自分ではやらず、出来る誰かに頼る」のも全然アリだと思います)
1、「お試し〜導入〜1分未満の音源の文字起こし」がわかる! 『Google Speech API の使い方 日本語音声をテキストに変換してみよう | あぱーブログ』
Google Speech API の使い方 日本語音声をテキストに変換してみよう | あぱーブログ
0から教えてくれている、すごーーーーーく丁寧な記事。
「5秒で試せる Cloud Speech API」から、どうぞ取り組んでくださいね(⚠️下を読む前に、1の記事を一通り読んでください! クドイですがw)
1の記事を踏まえた上で、注意するポイントは2点。
1-1、音声ファイルの保存形式変換
変換するために、オンライン上で完結するこのサイトを私は利用しました。
Online Audio Converter - オーディオファイルの MP3, WAV, MP4, M4A, OGG または iPhone 着信音への変換
アップロードして、「詳細設定」のボタンを押して、以下の設定にして「変換」ボタン。
1-2、Google Cloud Shellを使う
>JSONリクエストファイル(sync-request.json)を作成します
非エンジニアの多くの人の手が止まる。それが、たぶんここです(どこに、何を、書けばいいのか? どこに保存するのか? どこは自分用に書き換える必要があって、どこは自由に書いていいのか? が分からなくなり、詰んでしまう問題・・)
Cloud Shellにこんな感じでファイル(▲▲.json ※ファイル名はなんでもいいです。自分で決めちゃって大丈夫)を保存して、下の黒いところにコマンドを打ち込みます。
【GCP入門編・第9回】 Cloud Shell で、いつでもどこでも Google Cloud Platform (GCP) が操作可能に! | 株式会社トップゲート
(上の記事を読むと呪文が多すぎて逃げたくなる人正直多いかも。リアルの友達は補助させていただくので、私に声かけてもらえるとです!🙋♀️)
ここまでやると、1分未満の文字起こしができるようになります🌟
※「ここまででもキッツイぜ」って方は、オンライン上で完結するこのページの利用まででいいかなって思います。
Cloud Speech-to-Text - 音声認識 | Google Cloud
2、1分以上の音源も変換する! 『Google Cloud Speech API を動かしてみた! - Qiita』
Google Cloud Speech API を動かしてみた! - Qiita
1を出来た上で読むと、理解しやすい記事。同期リクエストっていうのが1分以内のもので、ここでは『非同期リクエスト>APIキーVersion』の箇所を参考にすることで、1分以上の音源を変換できるようになりました。
ちなみに、この記事で変換しているのと同じYouTube動画をダウンロードして、音源のみに加工して〜ってやり方が個人的にはおすすめです。
ニュースの語り口調で、一人の方だけが話している発話であれば、かなり高い精度で文字起こしができることが分かりました
引用:Google Cloud Speech API を動かしてみた! - Qiita
を、ぜひ味わってみてください!
この感動、みんなと分かち合いたい〜〜〜🤲
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