自分の時間を作るコツ5つ&時間の使い方
自分の時間を作れていますか?
いつも「時間がない」「暇になったらやる」と言い、本当にやりたいことを後回しにしていませんか?
私も先月までアプリゲームに熱中していました。しかし、『このゲームがサービス終了になったら費やした時間は何にもならない』という考えがよぎり、自分の時間を大切にしようと決意して生活を改善しました。
今回は私が実践している自分の時間を作るためのコツ5つと実践的な時間の使い方をご紹介します。
自分の時間を作るコツ
1.スマホやタブレットの通知を切る
スマホやタブレットからピコン! と通知が鳴ると条件反射で端末を手に取っている人は多いと思います。音が鳴る方へ意識が向くのは人として当然です。しかし、通知が鳴るたびに作業の集中力を途切れさせられるのでは困ります。
そこで、対処法としてスマホやタブレットの通知を切ることをおすすめします。メールやSNSなど、緊急性のない通知でいちいち反応をしないようにしましょう。
2.メールやSNSはチェックする時間を決める
メールやSNSなどの通知は切っておき、チェックする時間を決めておきます。1日1回チェックをして、まとめて返信をするくらいでちょうど良いです。何度もメッセージが届いていないかを確認する必要はありません。
また、SNSやYouTubeなどは【無限の泉】とも言われています。次から次に新しい投稿、おすすめの動画が表示され、意識が向いてしまいます。
文章や画像投稿であればすぐに目を通せますが、YouTube動画の場合は時間がかかりますよね。その場で気になった動画を見始めて1時間以上経っていたということもありませんか?
その対処法として、YouTubeの『後で見る』機能を使いましょう。動画タイトルの右側にある縦の三点リーダーを押すと保存することができます。メニューの『ライブラリ』→『後で見る』で確認できます。
また、自分だけの再生リストを作り、項目ごとにまとめておくのもおすすめです。私の場合は【見るもの】【聞くもの】【イラスト系】【料理系】の再生リストを作り、気になった動画を振り分けて保存しています。【見るもの】は食事の間だけ見る。【聞くもの】は食事作りや片付けの間だけ聞く。などと決めています。それ以外の時間では開かないので、ダラダラと動画を見続けることは無くなりました。
3.アプリゲームは時間を決める
ゲームに費やした時間は将来の役に立ちませんが、好きなキャラクターが登場するイベントは遊んでいます。好きなものは自分の活力になるので、1日1時間だけ遊ぶと時間を決めています。
無料で遊べるアプリゲームが大量にあるので時間の許す限り遊びたい気持ちはわかりますが、自分の生産性にはつながりません。娯楽として割り切り、適切な距離感で遊ぶようにしましょう。時間を決めておくことで、ゲームタイトルの優先順位が定まるはずです。
4.目的なくテレビをつけない
起床時や帰宅時に何となくテレビをつけて過ごしていませんか?
ニュースを見るためにつけているという方もいるでしょう。しかし、毎日のニュースを確認しなければならない要人でなければ、ニュースの情報はあまり必要ありません。むしろ、事件や事故など悪いニュースを聞くほうがメンタルに悪影響を及ぼします。天気予報はスマホで簡単に確認ができるので、テレビをつけなくても問題はないですよね。テレビの雑音で集中できる方もいるかもしれませんが、雑音が必要ならYouTubeの作業用BGMを流すのもおすすめです。
以前はクイズ番組が好きでよく見ていましたが、知識のインプットだけを増やしても仕方がないと気付いてから見るのを止めました。インプットよりも自分のアウトプットの時間を増やして自己成長に繋げていきましょう。
5.サーカディアンリズムを意識した生活をする
「休日だからゆっくりと寝よう」「長時間寝ないと休んだ気がしない」と昼まで寝ていませんか?
夜や夜中の方が集中できるという人もいますし、私も夜型なので夕方からの方が気分が乗ります。しかし、朝から活動をした方が1日の時間を有効に使えるので、遅い時間に起きる習慣で昼夜逆転をしている方は少しずつ起きる時間を早くしていきましょう。
こちらの記事で詳しく説明しています↓↓
昼夜逆転を治す方法ランキング6
朝型・夜型は4種類ある! タイプに合わせたタイムスケジュールで効率UP
実践的な時間の使い方
時間が確保できたら、次は時間の使い方です。
人の生活は「インプット」「アウトプット」「チャージ」「チューニング」で成り立っています。
「インプット」→知識を得る
「アウトプット」→得た知識で生産・発信する
「チャージ」→食事や睡眠、運動など
「チューニング」→時間の使い方を改善する
今回は「アウトプット」に焦点を当てて説明します。
やらなければならないこと、やりたいことがたくさんあるときには、どれから手をつけたらいいのか分からずに思考停止をしてしまうことはありませんか?
1日24時間全てアウトプットに使うことはできません。そのため、作業の優先順位をつける必要があります。
作業に優先順位をつける
1.やらなければならないこと、やりたいことを全て書き出す
2.1つのプロジェクトを細分化しておく=「タスクブレイクダウン」
→(例)ブログを書く
①テーマに沿った見出しを考える
②考えた10個の見出しを○個ずつ書く
③ブログに添付する画像を探す
④誤字脱字などの確認
3.納期の近いものからセットにして取り組む
→勉強でも仕事でも複数の作業が同時に入ってきます。1つの作業が終わるまで他のものに手をつけないのは効率が良くありません。また、同じ作業ばかりでは脳の疲労が溜まるので、違うジャンルの作業を交互に取り組むようにしましょう。
1つの作業にかかる時間を把握しておく
作業にかかる時間を知ることでスケジュールを立てやすくなります。いつも同じパフォーマンスで出来るとは限りませんが、おおよその時間を知っておきましょう。タイマーで測る習慣をつけておくと、前回よりも早く終わらせようという意識向上にも繋がります。
朝に1日のタスクスケジュールを全て書き出しておく
人の脳は省エネを好み、楽なことを選ぶ傾向があるとわかっています。試験勉強をしなければならないのに部屋の掃除を始める人も、脳が楽なことを選ばせているからです。
その対処法として、1日の始めにその日のタスクスケジュールを書き出しておきましょう。
有名な話ですが、箱の中になるべく多くのものを入れたい場合、岩→石→砂の順番で入れ、最後に水を入れるというように大きなものから埋めていくことが推奨されています。小さなものから入れてしまった場合、岩を入れるスペースがなくなってしまうからです。
スケジュールを入れるときにも大きなものから入れるべきだと言われています。しかし、大きなものを入れて他のことに手がつけられないのは非効率的です。なるべく作業の細分化をして、すぐ終わるタスクとセットでスケジュールに入れましょう。
時間は財産と同じ
時間は生まれた時に与えられる財産だと最近になって気付きました。
数字でわかるお金と違い、「目に見えない財産」という時間。それを毎日切り崩して生きていると考えると、もっと日々を大切にして生きようと考えさせられます。
人生に無駄なことはないというのは自分自身を振り返って改善するということですが、疲れてしまったりゆっくり過ごしたい日に無理矢理スケジュールを詰め込む必要はありません。心と体のバランスを取りながら時間を大切に過ごしていきましょう。