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やる気はあるのに動けないを解決する方法ステップ3!

寝起きに布団から出られず時間を浪費していたり、食後に目的なくダラダラとスマホを触っていたりしませんか? 
自分の作業をしようと思っていても、やる気が出ずに動けない。作業効率の方法を知っていても、そこに至るまでの一歩を踏み出せない。むしろ、何をするのも面倒くさい……

今回はそんな方に向けて、私が実践している行動に移せる方法をご紹介します。考えるだけで終わらせず、行動に移して目標を実現できる参考になれば幸いです!

ダラダラしたいのは当たり前

脳はエネルギーの消費量が激しい低燃費の器官です。
頭を使う作業をすると、いつも以上にお腹が空いたり疲れやすかったりしますよね。頭を使う作業、つまり脳を使ってフル回転の思考をしているため、エネルギーの消費量が増えているのです。
脳はそのことをわかっているので、なるべくエネルギーを温存するために人の活動量を減らす省エネモードになっています。

このことから、ダラダラとして次の行動に移せない、体が怠くて動けないというのはエネルギー温存の体の仕組みです。
それでもやりたいタスクや行動スケジュールのために動かないわけにはいかないので、しっかりと睡眠と食事を摂ってエネルギーを補充しておきましょう。

モチベーションがなくても行動出来る方法

モチベーションがないと行動出来ないのではなく、行動することでモチベーションが湧いてきます。一度行動に移すことが出来れば意外とそのまま作業が続けられるので、是非試してみてください。

1.行動の細分化

一つのタスクを行うだけでも面倒くさいですよね。そんなときはタスクの細分化が最適です。
「外出する」というタスクがあった場合、私の場合は「着替える」「メイク」「髪をセットする」「持ち物を確認する」「靴を履いて出発」に分解しています。

勉強や仕事でも「次のテストではいい点をとる」「次の依頼〆切は○日」と大雑把なタスクを抱えていて期日ギリギリに慌てていませんか? 
その原因は、何をすれば良いのか明確になっていないことで先延ばしになっているからです。

期日があるものなら、そのタスクに必要な工程を考えます。
その次に、期日から逆算して小さく分解した工程を「○日で取り組む」とスケジュールに割り振ります。何日かかるかわからない場合でも、「○日あればできそう」と仮定して入れてみてください。
やり終えた段階で○日かかった。もしくは○日でできた。と、把握することができます。次回以降同じタスクを組むときに活用できるので、かかった日数を忘れないようにスケジュール帳にメモしておきましょう。

タスクの細分化をすることで気持ちも楽になります。今やろうとしていること、やりたいことがあるのに動けない場合、それにかかる工程を考えて紙やスマホに書き出してみてください。大雑把なものが分解されると動きやすくなるはずです!

2.小さな楽しみを目の前に置く

自分の作業をしたいけれど、本も読みたいしスマホゲームもやりたい。それらのやりたいことが積み上がり、逆に動けなくなることもあると思います。
このプロジェクトが終わったら旅行に行こう。欲しかったものを買おう。という大きな楽しみも大事ですが、達成する前に疲れて挫折しがちです。
そんなときは、細分化した作業の合間に小さな楽しみを挟むのがおすすめです。

作業効率で推奨される25分作業して5分休憩の「ポモドーロテクニック」も試してみましたが、25分間の集中タイムに集中しすぎてタイマーが鳴っても気付かなかったり無視することが多く、逆に集中力がない状態でダラダラと画面や紙面を見ていても時間が経つので個人的に効率状態に懸念がありました。

そのため、現在は細分化した作業を達成するごとに小さな楽しみを挟んでいます。
漫画制作をしているときであれば、
このコマの下書きを描いたらストレッチをする、このコマの線画を描いたらコーヒーを飲む、このページのベタトーンを終わらせたらリストに入れているYouTube動画を一つ観る……
小さな積み重ねですが、○○をしたら●●をするという方法は目の前に楽しみがあるぶん、作業のスピードが上がります。

起き上がるのが難しい場合は、起きたら●●を食べよう。顔を洗ってから漫画を1話よもう。というような楽しみが有効だと思います。
是非日常生活に小さな楽しみを組み込んでみてください!

3.次の行動を声に出す

1の「行動の細分化」と2の「小さな楽しみを目の前に置く」を試しても、動けないときは動けません。そんなときは次にしたいことを声に出す方法が最適です。
自分で発した声を脳がキャッチして、次の行動に向かうように体を動かしてくれます。
一種の自己暗示ですね。
このときに次の行動やポジティブな言葉を言うようにするのがおすすめです。
ネガティブな言葉を発するとますます動けなくなってしまうので、言葉には気をつけてください。

1つの行動で運命が変わる!

心理学者・哲学者のウィリアム・ジェイムズさんの格言
『心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる』
のように、行動は運命を左右するものです。
やりたいこと・やってみたいことがあるのなら、できるできないに関わらず、行動に移すことが大事だと思います。初めは上手くできなくて当たり前。失敗から学んだことを次に活かし続けて成功を形作っていくことが大切です。

行動すればモチベーションはあとから付いてきます。
そのための第一歩として行動に移す方法をご紹介しました。
経験則に基づいた自己流ですが、やる気を行動に移せていない方の助力になれば嬉しいです!

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