無番和の作り方(フローチャートもあるよ)
中国麻雀、やっていますか?私も最近始めたばかりで、暇つぶしにやっています。
中国麻雀は役が80+1種類もあり、なかなか全部を覚えるのは難しいです。
あ、+1は抜きドラのことです。
最近はなんとなく覚えてきて、あがり率も高くなってきています。
三色三歩高や五門斉に役牌を合わせたり、全不靠ではない組合竜ができた時はかなり嬉しいです。ただ小三元の点数高すぎな。
そんなことを思いながら役を覚えて来ているのですが、僕はある一つの大きな大きな壁にぶち当たりました。
それは……
無番和という役が全く理解できません。
無番和とは
どういう役かというと、
「他の役が一切ない、4面子1雀頭の形」
であがれということです。
先程にも書きましたが、中国麻雀には無番和を含め80+1種類の役があるのです。(+1は抜きドラのこと)
つまり「他の79種類を含んではならない」という条件があります。
「他の役」が8点以上あったらそれはそれでいいものの、
自摸(ツモアガリ) ……1点
幺九刻(幺九牌の刻子) ……1点
坎張(カンチャン待ち) ……1点
など、ちょっとしたことで役ができてしまいます。例えば
この形は無番和です。ちなみに5萬が出ると三色三歩高で6点が入るのであがれません。
無番和の条件(簡易版)
8点役があるかどうか
無番和は8点役ができなさそうな時に狙ってください。
雀頭は字牌でなくてはならず、字牌は面子にできない
字牌が刻子だと幺九刻(1点)、逆に字牌が一つもないと無字(1点)になるので、
字牌を雀頭にする必要があります。つまり面子は全て数牌でなくてはなりません。
筒子、萬子、索子の三色を全て使っている
1つが欠けると缺一門(1点)になります。
両面待ちか、シャンポン待ちのどちらかである
それ以外の待ち、つまりペンチャン待ち、カンチャン待ち、単騎待ちはそれぞれ辺張(1点)、坎張(1点)、単釣将(1点)になってしまいます。一応裸単騎は単釣将が付きませんが、代わりに全求人(6点)がつきます。
メンゼンあがりをしてはいけない
メンゼンあがりは門前清(2点)および不求人(4点)に値します。ただ中国麻雀はフリテンも喰い替えもないのでここはなんとかなります。
カンをしてはいけない
明槓(1点)、暗槓(2点)の役があるからです。
中間
前述の通り、形の4面子1雀頭は筒子、萬子、索子、(任意の数牌)の4面子と、字牌の雀頭になっています。
これからはその数牌の面子の組み合わせで更に条件分けをします。
同じ色の数牌2面子について
一盃口(1点)、連六(1点)、老少副(1点)、四帰一(2点)、が引っかかる可能性があります。
違う色の数牌2面子について
喜相逢(1点)、双同刻(2点)、三色三歩高(6点)が引っかかる可能性があります。
全体について
双暗刻(2点)、和絶張(4点)が引っかかる可能性があります。
双暗刻とは、二つの暗刻のことです。明刻1つと暗刻1つの場合はOKです。
和絶張は、あがり牌が場に既に(捨牌や副露によって)3枚ある場合の、4枚目であがるともらえます。
完成!
ちなみに、全帯幺(チャンタ)は無番和の形だと上の2面子の老少副、一盃口、幺九刻のどれかと複合するので、新たに条件をつける必要はありません。
中国麻雀の平和は「雀頭は数牌」という条件があるので、新たに条件をつける必要はありません。
フローチャート
作りました。参考にしてみてください。
終わりに
みなさんも良い無番和ライフをお送りください!
それでは!