祖母のお葬式が終わって、笑って、楽しんで、寂しくなって、カビ取りを勧めたい
先週月曜日のお昼、祖母が亡くなった。
元々施設に入っていたし、5年前にも危ないといわれていたのでLINEをもらった時は「とうとう来たか」くらいの感覚だったのに。
その後すぐ上司に「祖母が亡くなったので忌引きをもらうと思います」と言った瞬間に急に現実味を帯びて、もう会えなくなるんだと思って一気に寂しくなって、少し目が潤んだ。
でもそんな中でもお腹は空くし、洗濯物は回さないと溜まっていくし、生活は続くわけで。お通夜もお葬式もスケジュールはすぐ決まるわけではないので仕事もして、実感ないなあと思いながら新幹線で葬儀会場に向かったのが木曜日の午後。
葬儀場についていたのは綺麗に湯灌されたおばあちゃん。そのあと綺麗にお化粧してもらって、そんなに綺麗にリップ塗ったおばあちゃんなんて初めて見たよと思ったり。
お通夜・お葬式はつつがなく進んで、途中メソメソ泣いたりして、でも私何年もコロナだから会えないしなあを理由に新幹線に乗ったら数時間の距離を行かなかった不孝者で、そんな泣く権利なんてあるのかなと思いつつも止まらない涙。
そういえばおばあちゃん、すごく私のこと可愛かってくれたし、私が生まれる時に死にかけていた時にすごくお祈りしてくれたとか、そんな話を聞いたりして、また泣いて。当然だけどわたしが今ここにいるのもおばあちゃん始めいろんな人のおかげなんだよなあと思ったらまたメソメソして。
葬儀場の人が「笑顔で楽しく生きてくれるのが故人にとって1番の供養」と言っていたのを胸に刻んで生きていこう、そして両親・叔母への孝行を少しでもしたいなと思ったお葬式。
そんなお葬式も終わって土曜日。正直やることない。だって役所も開いてないし。というわけで朝からモーニングに行って、美味しいトーストを食べて本を読んで、帰って叔母・母を誘ってドライブで淡路島に行ってきて、帰りは神戸に寄って豚まん食べて戻ってきた。
まー笑えるくらい快晴で、暑すぎて溶けそうだったけど、ああ、お婆ちゃん家に遊びにきてた時こんなだったな〜って童心に帰ったりして、とても楽しい土曜日を過ごした。
次の日の日曜日もまたモーニングに行って、美味しいレーズンバタートーストを食べ、叔母の家を掃除したくなったのでカビ取り洗剤を買って帰って叔母孝行をさせてもらった。お風呂のカビ取りの達成感の凄さよ!!今日の仕事中も綺麗になったお風呂の床を見てニヤニヤした。ペットの写真とかじゃなくお風呂のカビ。カビ取りまたしたい。趣味にできる。バイト代いらないからカビ取りさせて欲しい。(カビダッシュという洗剤がおすすめです)
木金土日と久々に人と長くいたし、普段東京にいる私にとって関西圏に行くのは旅行みたいなもので、最近ずっと出不精だったけど出れば楽しめるんだなみたいな自信をもらって帰ってきた。そしてnoteを始めてみた、というのが先週のわたしの行動。
そして今日からまた日常が始まって、仕事、なんだか辛いなあなんて思いつつ、なんか急にメソメソしだしたなと思ったら「寂しい」んだなと気がついた。祖母がいない寂しさもあるだろうけど、叔母・母と遊んでもらったのがとても楽しくて、急にさみしーーーー!!!となったのにびっくりした。
叔母・母はいつまで元気でいてくれるんだろうかとか、ちっちゃい頃はお母さんに抱っこしてもらってたなぁとか、なんというか今できることと今したいことはなんだろうななんてことを考えたりしてる。お母さんとお布団並べて寝たいなあ。お母さんにハグしてヨシヨシして欲しいなあ。甘えたいみたいだ。
昔読んだドラえもんの話で、お父さんがおばあちゃんに甘える話があったんだけど、そんな気持ち。母が生きているうちに甘えさせてもらおう、そして逆に甘えてもらおうと思った。
ので、実家のお風呂のカビ取りマンをしに行きます。カビ取りはいいですよ、本当に。親世代にとっては重労働なのでやるだけで喜ばれます。とってもおすすめ。
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