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俺の酒が飲めねえのか!

こんばんは!
こんな野蛮なタイトルですが、パワハラの話ではありません笑
ちゃんとビールの話です。

自分の今働いている山ノ内町には志賀高現ビールを造る玉村本店さんがあるのですが、そこはIPAのようなホップ全開!という香り高い苦味のあるビールがフラッグシップになってます。ですがその他にも樽で熟成させたバレルエイジのビールや、野生酵母を使ったビールなど、日本のビール業界の中でもまだまだ未開のスタイルに積極的に挑戦しているブルワリーでもあります。
今回自分が飲んだのは、
OXBOW x 志賀高原 / 木樽熟成山伏 ore no sake ga nome ne ka


自家栽培の大麦・小麦・蕎麦をつかい、主発酵からイチローズモルトの樽で行い、およそ7-8ヶ月の熟成後、さらにワイン樽で1年の熟成。その後、瓶内発酵とさらに1年の熟成をさせたダークサワーエール。以下玉村本店さんの説明です。

たぶん、いままでのぼくらのビールの中では一番酸味が強いと思います。

野生酵母・微生物由来の香りと、ウイスキーとワインの樽の影響による複雑な味わい。

しっかりしたボディがキレイな酸とバランス。

9%と、高めの度数ですが、飲み口は極めてドライです。

もはや、ビールって感じの味わいではありません。

ワイングラス等で、お食事と一緒にゆっくり楽しんでいただきたいと思ってます。

繊細な赤ワイン的な雰囲気かな。

以上ゆるぶるより抜粋
(http://slowbrewing.blog104.fc2.com/blog-category-35.html)

飲んだ感想としては、説明にもあった通り、かなり強烈な酸味。
その後来る焙煎したモルトの香ばしい香りと甘み。
この二つが美味く合わさっているんですが、本当綺麗に消えていきます。ドライな飲み口はさすが玉村さんといったところで、数ある山伏シリーズでも大好きな一本になりました。
気になる名前の由来ですが、OXBOWのブルワーさんと飲み会の際に、お酌合戦になって「俺の酒が飲めねえのか」と言い合い、飲み続けたので、この名前になったそう。うーん、相変わらずですが名前の付け方にはブルワーの個性といいますか、会社の考えが垣間見えていいですね。さらに好きになりました。

今後はさらにこの山伏シリーズから目が離せません。
ぜひ見かけたらトライしてみてくださいね。
ビールの自由な感じが感じられる素敵な1本になると思います。

それでは。

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