見出し画像

76本目:a flood of circle presents "GIFT ROCKS LIVE"

note始めた途端、ライブの予定がない。

ということで、本日は過去のライブメモを公開。


2021年8月26日(木)
都内は35度。真夏の暑さが急に戻ってきたのは、このあとの熱すぎるアクトを予告しているかのよう。なんて、思いながら新木場へ。

この日はフラッドの結成15周年アニバーサリー・アルバム「GIFT ROCKS」に参加した盟友たちが集結する夢のようなライブ。

豪華すぎる対バンなので今日は前半戦を。

a flood of circle presents GIFT ROCKS LIVE
開催日:2021年8月26日(木)
会場:新木場USEN STUDIO COAST
出演:a flood of circle, Rei, SIX LOUNGE, THE BACK HORN, the pillows, UNISON SQUARE GARDEN

トップバッターとして登場したのは、SIX LOUNGE。

「まずはフロアを温める」なんて温和なステージではなく、1曲目の「ナイトタイマー」からロックンロール全開でフロアを熱狂させると、MCで『これだけイベントがなくなってる中、今日という日がきてよかったです。a flood of circle…本当にありがとうございます!』と主催のフラッドに感謝を告げる。

『待ちに待った日!』と叫んで喜びを解放してからの「トゥ!トゥ!トゥ!」。『のんびりいこう……そんなわけねえだろ!!』と言い放ち会場を沸かせた「スピード」。どの曲からもほとばしるロックンロールスピリットを感じて、ゾクゾクする。

『このアルバム(「GIFT ROCKS」)は俺にとっても宝物になりました。ホントに愛してますa flood of circle…愛を込めて歌います』そういって披露された「メリールー」は本当に素敵で。

サビの"抱きしめてやる"が先輩に対しては使わない言葉だけど、この日ばかりはフラッド愛にしか聞こえなかったな。

1. ナイトタイマー
2. DO DO IN THE BOOM BOOM
3. トゥ!トゥ!トゥ!
4. Under The Cloud
5. スピード
6. トラッシュ
7. メリールー
8. いつか照らしてくれるだろう
9. 僕を撃て


続いて、2番手で登場したのはRei。TAIHEI(Suchmos)など盤石のバンドメンバーを揃えてのアクト。

1曲目「My Name is Rei」から20代のソロシンガーと思えないパフォーマンス。突き刺さるようなハイトーンボイスと、日本語と英語が入り混じるリズミカルなボーカルに一気に引き付けられるのです。

「ORIGINALS」では曲の最初と最後に、拡声器を持って英語を喋るのだけど、これが痺れるほどかっこいい。もはや海外アーティストを見ているような感覚。

『こんばんはReiです。今日はGIFT ROCKSということで。a flood of circle、15周年おめでとうございます!亮介君とは同じ音楽が好きでよくライブハウスでも話してて。こういうときだからこそ、アーティスト同士の繋がりを感じられるものに参加できて嬉しい』

そうか「亮介君」って呼んでいるんだな。新鮮。

その直後、演奏されたのは「あざとくて何が悪いの?」でもオンエアされているSOIL&”PIMP”SESSIONSとのコラボ曲「Lonely Dance Club」。

ブルースやジャズの要素が入り、なんだかミュージカルでも見ているよう。日本人離れした堂々とした演奏、サングラスをかけて小さい身体でV字ギターをかき鳴らす姿は今でも目に焼き付いている。

1. My Name is Rei
2. ORIGINALS
3. COCOA
4. Lonely Dance Club
5. New Days
6. BLACK BANANA
7. What Do You Want?


3番手はUNISON SQUARE GARDEN。フラッドがカバーした「WINDOW開ける」を本家が演奏するかたちでライブスタート。

続く「世界はファンシー」はライブで初めて観たけど、なぜ噛まずに歌えるのかわからない高速リリックが炸裂。演奏も歌も凄すぎて、思わず爆笑。大丈夫、マスクしてるから大笑いしながらライブ見てるとは思われていない。

サビの"かくある話!"に合わせて拳を突き上げるのが楽しい。Ba.田淵もステージを左右に走り回り通常営業。

「Phantom Joke」でフロアを湧かせてMC。
『あちーーライブハウス最高。今日は全力で徹底的にa flood of circleをお祝いしに来ました!』

こんな圧倒的なライブを見せられて、声を出せないのが本当に残念でならない。けど、みんな全力で腕を振ってその場でぴょんぴょんと跳ねて、盛り上がる。

アルバム「CIDER ROAD」のリバイバルツアーを終えたばかりのこの日。ツアーで披露していた人気曲「シャンデリア・ワルツ」もしっかり披露。

最後のMCで斎藤さんは『a flood of circle、15周年続けてくれてありがとう』と祝福の言葉を贈る。

「おめでとう」じゃなくて、「ありがとう」なのが2組の関係値を感じさせてくれてジーンときた。

『ラスト!!』そう叫び、披露されたのはフラッドがユニゾンのトリビュートでカバーした「フルカラープログラム」。彼らのフラッド愛が存分に表現されたセトリがたまらないアクトだった。

1. WINDOW開ける
2. 世界はファンシー
3. Phantom Joke
4. 夏影テールライト
5. 君の瞳に恋してない
6. シャンデリア・ワルツ
7. フルカラープログラム

THE BACK HORN、the pillows、そしてa flood of circleのライブメモは後日。

いいなと思ったら応援しよう!