少年は幸せ者になり、世界の美しさと愛の尊さに気づく。

 人生があまりにも、充実してきているため、この記事に使える時間も良い意味で限られている。よって、私は手短にまとめる。(と言ってまとめられた試しがないことは秘密に。)

 『こうして思考は現実になる』という本に出会って私の人生、いや、世界はまんまと作り替えられた。

 ※パム・クラウド[著] 桜田直美[訳]、サンマーク出版、2014年5月30日

 出会い方も運命的だった。夜遅くに古本屋で、ぼうっと棚を眺めていたときのこと。タイトルが気になり、300円くらいで購入した。

帰宅して、直ぐに読んだわけでもない。とりあえず棚に置いておいたはず。だがある日、私はページをめくり確かに衝撃を受けた。

内容が刺さった理由は、、、そう。

あのとき私は自身に、世界に、運命に、憤っていたのだ。

何をやっても上手くいかず、毎日不安や、悔しさが私を襲っていた。人生は苦しいものだと、何かを成すためには苦しまなければならないのだと思っていたのだ。

そう。思っていたのだ。

 ページをめくり、そこに書かれていたのはどうやら私が今見ている、感じている現実はどうやら私の思考がもたらしたものであること。

そして、その現実は私がその思い込みを変えるだけで、いとも簡単に変えることが出来るらしい。

「まじかよ。」

一人暮らしの部屋で、思わずこぼれた一言。

この事実を知ったとき、不思議とそれに対する疑いが一切無かった。

思い出されるのは、「やっぱりそうか」と思っている自分。

その本には、私がこれまで生きてきたものとは全く違う世界観が記されていた。

わらにもすがる思いだったのか、自分の生きる世界に嫌気がさせていたからなのか、その美しく、とっても優しい、愛に溢れた世界に私は惹かれた。

そして同時に、「俺はそっち側やな。」と、妙に納得した感じで気づいた。

 そこからは、お察しの通りである。

自分が幸せになること。自分が愛されること。なりたい自分になること。

もう自分の人生に、苦しみがなくても良いのだと言うこと。

私は、かつてないほど多くのことを、自分に許した。私の思考は、比べものにならない程自由になった。

私は、自分が望む世界を思い描き、夢を持つようになった。


今、私が生きる現実は、

愛に溢れ

自信に満ちあふれ

美しさや素敵に溢れている。

こんなに素敵な世界があっただなんて、そう。

思いもしなかったのだ。

このことに気づかせてくれたパム・クラウド様に感謝を。

訳をしてくださった、桜田直美様にも感謝を。

そして、純粋にそう思えているその自分自身にも感謝を。

どうか、世界が、愛と幸せで溢れますように。




#読書の秋2021

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