九州地方では大雨で大変なようですが、
関東では猛暑日の予定となっております。
なんだか1か月ほど気候が前倒しされているような・・・
今回は、感染した後の長引く咳についてです。
verywellhealthから、
What’s Causing Your Lingering Cough and How to Treat It.
です。
Verywellhealthは、医療専門家による健康情報を提供するウェブサイトです。120人の健康専門家によって作成され、認定された医師によってレビューされています。毎月1700万人の米国人が使用しています (wiki)。
とのことです。
風邪引いた後、熱などの症状が治まっても、
しばらく咳が続くことありますね。
昨今では、コロナ感染後でよくみられる症状でしょうか。
しばらくすると治りますが、
私も(かなり昔ですが)当直中に止まらなくなって困ったことありました。
基本的にウイルス感染なので、
抗生剤は要らないのですが、
副鼻腔炎では細菌感染を起こすことがあり、注意が必要ですね。
痰が多かったり、長引く風邪は、感冒後咳嗽の可能性が高まります。
風邪症状が治まった後、
胸部X線写真で異常が無く、
乾いた咳以外の症状に乏しい場合、
感染後咳嗽が疑わしい、
ということになります。
若くて普段健康な方では問題ないでしょうけど、
ご高齢の方では、肺がんや心不全、結核も稀にありますので、
胸部X線写真くらいチェックしたほうがいいですね。
喫煙はだめです。咳と痰はなおりません。
第一世代と呼ばれる抗アレルギー薬で眠くなります。
仕事中(特に、運転中や機械操作中)はのめないですね。
眠気が少ないものとして、
アレグラ、クラリチン、ジルテックなどがあります (第二世代)。
上記の中では、吸入ステロイドが効果的です。
もともと喘息持ちで吸入薬を使用中のかたが、
増悪した場合は少々大変です。
鎮咳薬(咳止め)も最初は効くんですが、
だんだん効果がおちるイメージがあります。
アレルギー薬は眠くならないものならのんでも、
さほど害が無いかと思われます。
子供の頃、たいへん御世話になった記憶があります。
ヴイックス ヴェポラッブ。
効いてたのかよく分かりませんが。
(いや効いてたんでしょう。)
機会があったら、今度のんでみます。
ブラックコーヒーは毎日のんでますが。
アーユルヴェーダ(インドの伝統医学)では、
鼻うがいというのもあるそうですけど(よく知らない)、
普通に口うがいでもいいみたいですね。