今日は朝から雨でした。
週末暑かったので、涼しくなっていいんですが、
週明け月曜+雨だと通勤電車の混雑が激しい・・。
例年、5月下旬は雨や曇りの日が多くなり、
「梅雨のはしり」となるようです。
今回は、新型コロナウイルス関連です。
もう食傷ぎみですが、
広くて浅い医療系ブログとしては、
触れておかないと(旬があるから)。
What to Know About COVID FLiRT Variants.
Johns Hopkins Bloomberg school of public health
May 13, 2024
亜種の命名に関し、
最初はオミクロンとかギリシャ文字から名付けていた気がします。
オミクロン株は現在更に多くの子孫系統に分枝し、
Pango系統の命名規則に従って、XBBとかになりました。
今度は、遺伝子変異に関する用語から,
FLiRTになったとのこと。
混乱します。
収斂進化(convergent evolution):
異なる系統の生物が,
環境要因などで同様の選択圧に曝されることにより,
似かよった形態へとそれぞれ進化を遂げるような現象.
環境要因、同様の選択圧といえば、
”あれ”ですかねえ?
スパイク蛋白に対する中和抗体が結合する場所を、
FLiRT変異によって無くした結果、
細胞に侵入する能力も弱まっているそうです。
そこで、さらに変化してより強固に細胞に結合し、
感染が成立するようになっているとのこと。
JN.1とそれほど変異の程度が変わらないので、
今のうちにJN.1にかかっておけば免疫ができそうです。
夏休みに遊びにいけますね。
そういえば、
ゴールデンウイーク明けから、
風邪症状の人多い気がするんですけど。
自然感染であれば、
JN.1以前の亜種だと感染防御期待できないと、
前の段落に記載がありました。
XBB対応ワクチンも同様じゃないのかなあ。
アメリカでは高リスク集団でも、
追加摂取は摂取率が低いようです。
「あんまり流行らなければ追加摂取もいらないかも」ってどういうこと。
去年はXBB対応ワクチンが出て間もなく、
JN1が主流になりました。
今年も同様でしょう。
FDAは秋のワクチンを決定する会議を延長したそうですが、
いくら延長しても、また新しい変異種がでそうな気が。
症状や経過に関しては、
おそらく以前の亜種と同様とのこと。
「感染で免疫が強くなったから」とかいいだすと、
ワクチンって何?
もう、突っ込むのも疲れたので、
ここらへんで終わります。
「収斂進化」という用語は、
覚えました。