本日は朝から雨です。
関東甲信は、昼頃にかけては、局地的に激しい雨が降り、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうなどにも注意が必要とのことです。
「激しい雨」って、どれくらい?と思っていたのですが、
基準があるようで、
1時間当たり降水量80mm以上で「猛烈な雨」、
50mm以上80mm未満で「非常に激しい雨」、
30mm以上50未満で「激しい雨」となっているようです。
(tenki.jp)
ところで、連休明けて、
またコロナがはやり始めたようです。
お気を付けください。
(気をつけようがないですけどね。)
今回は、B型肝炎です。
一度は耳にしたことがあるかと思われますが、ウイルス性肝炎です。
A型、B型、C型、D型、E型等などいろいろありますが、今回はBです。
Mayo Clinicより
Hepatitis B
日本では、約130~150万人(およそ100人に1人)が、
感染していると推定されてるそうです。
年間約10,000人の新規感染者がいると言われています。
・B型肝炎ウイルスに感染した方のうち、
20〜30%の方が急性肝炎を発症し上記の症状がでます。
残りの70〜80%はウイルスが自然に除去され、症状は出現しません。
・急性肝炎を発症した方のうちの1~2%の方は、
劇症肝炎を発症する危険性があります。
70-80%の死亡率と言われる重症です。
・急性肝炎から慢性肝炎になるのは10%以下だそうです。
血液等を介して感染します。
母子感染、家庭内感染、医療行為(針刺し事故)、性交渉などがあります。
日本では、輸血、麻薬関連は少ないでしょう。
6歳未満でB型肝炎ウイルスに感染した小児で、
最も感染が慢性化しやすいようです。
1歳以下で感染した乳児の80%から90%で感染が慢性化し、
6歳未満で感染した小児の30%から50%で感染が慢性化するそうです。
現状、日本で普通に暮らしていれば、
感染のリスクはそれほど気にするものではないでしょう。
1年あたり、
B型慢性肝炎から0.5~1%、
B型肝硬変から3%の方が、
肝臓がんになるそうです。
乳幼児期に3回の接種を行った場合、
ほぼすべての人が、
B型肝炎に対する免疫(HBs抗体)を獲得することができるそうです。
少なくとも15年間は免疫が持続することが確認されています。
効果は年齢と共に低下し、
40歳を過ぎてからのワクチン接種により、
免疫を獲得できるのは約80%となるそうです。
職場でも、
ワクチンを何回うっても免疫つかない人はいましたね。