二日酔いについて

本日も相変わらず、日差しが強いですね。
海外ではどうなんだろうと、調べてみたら、
イギリスでは20℃以下のようでうらやましい。

本日は二日酔いについてです。

National Institute on Alcohol Abuse and Alcoholismから
Hangovers.


National Institute on Alcohol Abuse and Alcoholism(NIAAA:国立アルコール乱用・アルコール依存症研究所)は、米国国立衛生研究所(NIH)の一機関であり、アルコール依存症やアルコール関連問題の原因、結果、治療、予防に関する研究を支援・実施している機関、とのことです(wiki)。


二日酔いとは?

二日酔いとは、飲み過ぎの結果として起こる一連の症状を指します。 典型的な症状としては、疲労感、脱力感、喉の渇き、頭痛、筋肉痛、吐き気胃痛、めまい、光や音に対する感度、不安感、イライラ、発汗、血圧の上昇などが挙げられます。

最近めっきり飲めなくなったので、
二日酔いはなくなりましたが、

私の場合、特に持病の蓄膿症が悪化してました
(鼻づまり、目のまわりの痛み)。


アルコール以外の化合物で、
発酵中に生成されるものが「同族体:congeners」です。

これらの物質は、アルコール飲料の味や匂いに寄与しています。 バーボンなどの濃い色の蒸留酒は、同族体の含有量が多い傾向があり、 人によっては二日酔いの症状を悪化させる可能性があります。 亜硫酸塩は、防腐剤としてワインに添加される化合物です。 亜硫酸塩に過敏な人は、ワインを飲んだ後に頭痛を経験することがあります。

ワインは(飲み過ぎると)悪酔いする気がします。
酸化防止剤無添加のワインのほうが、翌日楽かも(気のせい?)。
飲みすぎると同じですが。


二日酔い症状の原因は?
二日酔いには、様々な要因があります。
①軽度の脱水症状。 アルコールは、バソプレシンという脳で作られるホルモンの分泌を抑え、腎臓に信号を送り、水分を保持させます。 その結果、アルコールによって排尿が増え、水分が過剰に失われます。 軽い脱水症状が起こり、のどの渇き、疲労感、頭痛などの二日酔いの症状を引き起こすと考えられます。

飲み過ぎるとやたらトイレ近くなりますね。
いびきも増えて、口が乾くし、
夜中喉が渇いて目が覚めます。


②睡眠障害。
飲酒後は早く眠れるかもしれませんが、眠りが浅くなり、早く目が覚めてしまう傾向があります。 このため、疲労が蓄積し、生産性が低下します。

睡眠時無呼吸の簡易検査を飲んだ日の夜してみたら、
AHI(無呼吸低呼吸指数)が40超えたことあります(重症)。


③胃腸への刺激
アルコールは、胃の粘膜を直接刺激し、酸の分泌を増加させます。 その結果、吐き気や胃の不快感につながる可能性があります。

翌日気持ち悪いことが多かったですね。
胃薬必須です。


④体内の炎症
アルコールは、体内の炎症を増加させます。 炎症は、体調不良の際に感じる倦怠感の一因となるため、二日酔いの症状にも関与している可能性があります。

アセトアルデヒド
アルコールは主に肝臓で代謝され、毒性のあるアセトアルデヒドという化合物を生成し、 肝臓、膵臓、脳、胃腸などの臓器で炎症を引き起こす一因となります。

アセトアルデヒドは、エタノールの最初の代謝産物であり、フラッシング反応や二日酔いの原因物質。ヒトへの発癌性が疑われている。エタノールは主として肝臓で酸化されてアセトアルデヒドになり、さらに酢酸へと代謝されます。アセトアルデヒドの分解が遅い体質の人は、少量の飲酒でフラッシング反応(顔が赤くなる。吐き気がする。動悸がする。眠くなる。)を起こし、比較的少ない量の飲酒で二日酔いも起こします。(eヘルスネットより)

特に消化管で高濃度のアセトアルデヒドの暴露がおこります。
発癌性もあります。飲酒量多い人は気を付けましょう。


ミニ禁断症状。
飲酒中は、気分が落ち着き、リラックスし、多幸感を感じることもありますが、 脳はバランスを保とうとするため、こうしたプラスの効果にすぐに順応してしまいます。 その結果、酔いがさめると、飲む前よりも落ち着きがなくなり、不安な気持ちになることがあります。

アルコールは、
気持ちを高揚させるドーパミンや、
ストレスを抑えるセロトニンの分泌を促します。

しかし、肝臓がアルコールを分解する時にナイアシンの消費=>トリプトファンの消費=>セロトニン不足につながります。

飲み過ぎると、
のんでるときは気持ち良いのですが、
次の日落ち込みます。

アメリカで運転免許の試験受けるときに
”Alchol is Drug"と強調されていてやや驚いたことあります。
作用的にはDrug(薬、麻薬)かも。
(適量であればリラックスできて問題ないのですが)。


二日酔いのピークはいつ?いつまで続く?

二日酔いの症状は、
体内の血中アルコール濃度がほぼゼロに戻ったときがピークです。
この症状は24時間以上続くこともあります。

体感は半日程度ですが、人によっては1日以上苦しむこともあります。


二日酔いは危険なの?それとも辛いだけ?

二日酔いには、痛みと危険の両方があります。 二日酔いの間は、注意力、判断力、筋肉の協調性がすべて損なわれます。 また、運転、機械の操作、他人の世話など、重要な仕事をする能力にも悪影響が出る可能性があります。 

二日酔いの状態で、運転や機械作業すると危険です。


二日酔いに関するよくある迷信

迷信:コーヒーを飲む、シャワーを浴びるなどの行為は二日酔いを防いだり治したりすることができる。

事実:二日酔いを完全に避けるには、アルコールをまったく飲まないか、 アルコール摂取量を最小限に抑えるしかない。二日酔いを治す方法は、時間以外にありません。

二日酔い予防にコーヒーがぶ飲みして、
余計気持ち悪くなってた記憶があります。

二日酔い予防は、飲まない(飲みすぎない)以外はないようです


俗説: 飲む順番が二日酔いに影響する。

事実:一般的に、飲む量が多ければ多いほど、二日酔いはひどくなります。 これは、ビール、ワイン、蒸留酒、あるいはこれらの組み合わせのどれを飲んでも同じです。

ちゃんぽんは駄目といわれますが、
単に飲み過ぎるからでしょう。


俗説:お酒を飲んだ翌朝にお酒を飲むと、二日酔いにならない。

事実: 一時的に症状を軽くすることはできますが、二日酔いの倦怠感やその他の症状を助長し、長引かせる可能性があります。

むかえ酒ですね、アル中一直線です。


二日酔いに効く治療法は?
二日酔いに効く薬はたくさん紹介されていますが、科学的に効果が証明されているものはありません。 二日酔いに効く特効薬はなく、時間が解決してくれます。 アルコール代謝による有害な副産物の除去、水分補給、炎症組織の回復、免疫と脳の活動が正常に戻るのを待つしかないのです。


くり返しになりますが、飲み過ぎないにつきる、とのことです。


二日酔いを最小限に抑えるために、寝る前に市販の鎮痛剤(多くはアセトアミノフェン)を服用する人もいます。

アルコールとアセトアミノフェンの組み合わせは、肝臓に毒性があることを認識することが重要です。 アルコールと同様に、アスピリンやイブプロフェンなどの市販の鎮痛剤も、酸の分泌を増やし、胃の粘膜を刺激することがあります。 アルコールを摂取する前や後にこれらの薬を使用する場合は、注意してください。

気持ち悪いときは胃薬を愛用しております。
鎮痛剤は胃にわるいので使いません。


二日酔いの症状を和らげるために、電解質を多く含むスポーツドリンクなどを利用したり、飲酒による排尿の増加や水分損失による電解質の不均衡を治療するために点滴治療を行ったりする人もいます。
電解質の乱れの程度と二日酔いの重症度との相関関係や、電解質の添加が二日酔いの重症度に与える影響については、研究によって明らかにされていません。 ほとんどの場合、アルコールの影響がなくなれば、体は電解質バランスをすぐに回復します。

救急車で来るような人には、呼吸状態に問題なければ、点滴ぐらいはしてましたかね。他に治療と言っても、やることも無いですし。

結局のところ、二日酔いに対する唯一の確実な対策は、
節度ある飲酒や、飲まないという選択しかないようです。

でも、職場のストレスが多いとのんじゃうんですよね。
あまりひどければ転職してストレス減らすのも重要かもしれません。

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