なんだかすっきりしない天気が続きます。
加えて、蒸し暑い。
水分補給はしっかりして、熱中症に気を付けましょう。
睡眠時無呼吸症候群の2回目です。
前回に引き続きMayo Clinicのサイトからです。
簡易PSGなら、自宅でも検査可能です。
(詳しい診断基準などは割愛します。)
国土交通省によると、「日本の男性トラック運転者の約 7-10%、女性の約3%が中等度以 上の睡眠呼吸障害注である」ことが示されています。
全日本トラック協会などでは、SASスクリーニング検査の助成事業をしているみたいです。
私も一時使ってました。初めて使ったら、目覚めが爽快で驚いた記憶があります。しばらくつかってましたが、仕事やめたり、飲酒しなくなったら然程、必要性がなくなりやめました。
スリープスプリントというのもあります。
下顎を少し前方に出させるように工夫したマウスピースを口に入れて眠ります。歯科で作成してもらいます。
その他、nastentというのもあります。鼻からいれるチューブみたいなもんです。ICUとかで経鼻エアウエイとして使っているものと同じです。
昔、デパート(そごうとか)でも売ってるのみて驚いた記憶があります。やっぱり、鼻から飲み込んでしまった人がいたみたいで今は、病院から指示書ないと買えません。
口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP:ピコ太郎は関係ない)は、口蓋垂、口蓋扁桃、軟口蓋、いわゆる“のどちんこ”の一部、気流を邪魔している部分を切除して気道を広げる手術です。
ほかにもいろいろあるようですが、基本はCPAPで対応可能な症例が多いかと思います。個々の手技に関しては割愛させていただきます。
ググってみると、あおむけ防止に
「ヨコムキベルト」なんて機械がありました。
国土交通省の資料によると、
「10%の体重増加があった者では体重の増加がない者と比較して、SASを発症する 危険性が 6.0 倍であることが示されています。また、BMI30 以上の肥満者 では、78%がSASスクリーニング検査において精密検査の対象となっている調査結果もあります」とのことです。
とにもかくにも、肥満は万病のもとのようです(飲酒喫煙も)。