新型コロナウイルスの変異株の状況。

一昨日は関東では気温が26度を超え、
14年ぶりに11月の夏日だったようです。
沖縄は、本日最高気温29度の予報のようです。
服装に困ります。

もう、すっかり忘れかけてましたが、
新型コロナウイルスの変異状況についてです。

東京都健康安全研究センターより
新型コロナウイルス変異株流行状況(9/20-10/20)

残念ながら、XBB.1.5は全く流行ってません。
世界的にもEG.5.1が多いようですけど、
①アメリカやカナダでは、HV.1が主系統になっています。
 EG.5.1(俗称エリス)の系統のようです。
②ヨーロッパの一部ではJN系統がでてきました。
 BA.2.86(俗称ピロラ)の系統のようです。

もう少しググってみます。
Every Day Healthより、
HV.1 Is Now the Top COVID-19 Variant as Emerging JN.1 Raises Concern.
2023/11/3.

秋が深まり、冬が間近に迫っている今、公衆衛生当局はインフルエンザやRSVとともにCOVID-19の症例が増加すると予想している。
現在注意深く監視されているCOVID-19の亜種はHV.1とJN.1である。
米国疾病対策予防センター(CDC)によると、10月28日に終わる1週間で、HV.1がCOVID-19の全症例の4分の1強を占め、主流となった。2週間前まで優勢だったEG.5は2位に転落し、現在の感染者の約22%を占めている。

ここ2週間ほどで、
EG.5はHV.1に首位の座を明け渡したようですね。
変異の速度が速いです。
これをワクチンで制御するのは無理じゃない?

RSVも小さなお子さんがいる家庭では気になるところです。

COVID-19ウイルスが急速に変異を続ける中、CDCは、2023年9月に米国で初めて検出され、他の11カ国で確認されているJN.1亜種も注視している。
スクリプス・リサーチ・トランスレーショナル・インスティテュートの創設者兼所長であるエリック・トポル医学博士は、X(旧ツイッター)で、JN.1は伝染力が強化された可能性があり、「他系統と異なる」と述べている。しかし彼は、JN.1が感染者の大幅な増加につながるかどうか、あるいは事前の感染やワクチン接種がどの程度の免疫防御をもたらすかについては、数週間はわからないとサブスタックのニュースレター『Ground Truths』に書いている。「分かっているのは、これらの変異体はどちらも感染力が強いが、重症化の原因にはならないということだ。」テネシー州ナッシュビルにあるヴァンダービルト大学メディカルセンターの感染症内科教授、ウィリアム・シャフナー医学博士は言う。

JN.1も伝染力が強く、
今後急速に流行するかもとのことです。
いつものことですけど、
現段階ではその性質についてよくわかってません。


JN.1が注目される理由
10月末現在、JN.1が検出されることは非常にまれであり、米国におけるCOVID感染の0.1%以下である、とCDCは指摘している。
しかし、この変異型は8月末にルクセンブルグで初めて確認されて以来、世界の他の地域で非常に速い成長率を示している。
ボルティモアにあるジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ公衆衛生大学院の世界疾病疫学・管理部門の助教授であるショーン・トゥルーラブ博士は、アイスランドを例に挙げた。トゥルーラブ博士によれば、アイスランドではJN.1が急速に広がり、COVID-19感染者の約70%を占めているという。さらに博士は、JN.1には独特の変異があり、それが以前の株に比べて免疫をうまく回避している可能性があると指摘する。
「ウイルスは常に進化しており、われわれが持っているどんな免疫からも逃れようとしています」とトゥルーラブ博士は言う。

アイスランドで流行っているんですね。
日本にも、いつ来るかわかりません。

新しい変異株がでるたびに、
「以前の株と比べて免疫回避能が上がった」って
言ってる気がしますけど。(ボージョレ・ヌーヴォーか)

近年の変異株と同じく、
健康な方にはそれほどは脅威ではないかと予想されます。
5類になったからPCR不要でしょうし、
そんなに大騒ぎにならないと思います(希望)。


感染対策といっても、
いつも通りの
手洗い、うがい、マスク(加湿)、
休養、ストレスを貯めないこと、
くらいでしょうかね。


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