「アメリカでは、今期のワクチン接種率が低迷している」という記事。

土曜日が休日だったので、
思い切って、
成田山新勝寺までいってきました。
ちょうど、七五三?だったのか、にぎわっていました。
アジア系?の外国人の方が多く来ていました。

薄着でいったので、すこし寒かったです。
紅葉を通り越して、落ち葉がちらほらめだっておりました。
帰宅後夜から、
風邪をひいたのか(熱はないんですが)、全身倦怠感が酷いです。
「好転反応?」と信じて乗り切ります。

11月に入ってからは、
インフルエンザワクチン接種者が若干増えた気がしないでもないですけど、
例年より少ないかなーと思っていました。
ググっても、リアルタイムで国内の摂取状況は分からないのですが。

CDCから、
今年のワクチン接種率が低いという話題がありました。

Flu, COVID Vaccination Rates Remain Low as Winter Nears.
The Health Day. 2024年11月22日

パンデミック時代のワクチン過剰に疲れ果てた多くのアメリカ人が、インフルエンザやCOVID-19の予防接種を受けるよう求める保健当局の要請を無視していることが新たなデータで明らかになった。
11月9日時点の米国疾病対策センターの予防接種データによると、米国の成人のうちインフルエンザワクチンを接種したと答えたのは約3分の1(34.7%)に過ぎず、最新のCOVID-19の追加接種を受けたと答えたのはわずか17.9%だった。
しかし、このデータはまだ少し早すぎるかもしれない。CDCの報告書によると、成人の最大41%が、2回のワクチン接種を受けるかどうかまだ決めかねている、または「必ずまたはおそらく」受けると答えている。

インフルエンザワクチンは、
不活化型なら、
接種してもいいとは思うんですけど。

mRNAワクチンに関しては、
ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏が保健福祉省長官になるようですし、
なんらかの総括はこれからされるのでしょうかね。


CDCは、3つ目のRSウイルス(RSV)ワクチンは高齢者にとって特に重要であると指摘した。11月9日時点で、75歳以上の人の約40%がRSウイルスワクチンを接種したことがあるという。報告書の著者らは、RSウイルス感染症の予防を強化するには教育が鍵となるかもしれないと述べた。
「CDCの別の調査データによると、RSウイルスワクチン接種に前向きな成人の大部分が、RSウイルスとRSウイルスワクチンに関する知識不足、およびワクチン接種に関する医療提供者の推奨不足について懸念を表明している」と研究者らは指摘した。

RSウイルス感染症は、
2歳までにほとんどの子どもがかかる感染症です。
乳幼児における肺炎の約50%、
細気管支炎の50〜90%を占め、
入院事例のピークは2〜5カ月齢。
基礎疾患がない場合、致死率1~3%程度とのことです(米国)。

平成24年の人口動態統計によると、
わが国のRSウイルス感染症による死亡数は、
2008~2012年の5年間で、
年平均31.4人(28~36人)と報告されています。
(RSウイルス感染症とは。国立感染症研究所)

死亡数年間30人だと、
ほとんど基礎疾患ありの患者さんなのでしょうか。

高齢者に関しては、
特に慢性呼吸器疾患, 例えば慢性閉塞性肺疾患(COPD)、喘息,
さらに慢性心疾患などが重症化の危険因子として示唆されている。
健常高齢者では入院例はなかったという。
インフルエンザ等の呼吸器ウイルス感染と、
COPDは互いの病態を 「増悪」 させることが知られており,
RSV感染も例外ではない。
COPDの急性増悪の68%程度にRSVが関わっているとの推定もある。
(高齢者のRSウイルス感染症。国立感染症研究所)

高齢者で、
心肺疾患をお持ちの方は接種考慮してもよいのでは。


ワクチンとして、以下のものがあります(不活化ワクチン)。

①「アブリスボ」:妊娠24〜36週の妊婦と60歳以上の成人が対象。
②「アレックスビー」:60歳以上の成人が対象でありRSウイルス感染症の重症化予防を目的

自費となり、①3万くらい②2.5万くらいのことが多いみたいです。

その他、モノクローナル抗体があります。
「ベイフォータス」、「シナジス」:
早産児や基礎疾患をもつ乳幼児が対象です。

CDCの研究者らが発表した2番目の報告書によると、非常に脆弱なグループである老人ホームの入居者の間ではワクチン接種率は向上しているものの、依然として非常に低いことがわかった。
報告書によると、11月10日時点で、介護施設の入居者のうち今シーズンに新型コロナウイルスワクチンを接種した人は30%弱だった。インフルエンザワクチンの接種率は58.4%と、さらに高かった。
報告書によると、アメリカの老人ホームに入所している人のうち、RSウイルス感染症の予防接種を受けた人は18%未満だった。
研究者らによると、ワクチンの有効性と安全性に関する「誤った情報と疑念」が、ワクチンの恩恵を受けるはずの多くの人々が依然として予防接種を躊躇する原因となっているという。
職員や家族は、躊躇している介護施設の入居者に、インフルエンザ、COVID-19、RSウイルスの予防接種を受けることが彼らにとって最善であると説得するために多くのことをすることができます。

「誤った情報と疑念」・・・。

「お前は間違っている!」って頭ごなしに言っても、
緊急事態宣言でもなければ、
言うことを聞かせられませんよね。


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